神「世界が大変だからちょっと見に行く」
- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 21:26:34 ID:u7YRu/WY
- 神「うーん……寝てたぁ?」
神「あぁ、世界の様子見なくちゃ……あれ?魔物が増えてる」
神「てか、生き物全般が増えてるなこれ、魔物がずば抜けてるけど」
神「畜生、ふざけて無限に広がる世界なんて作るんじゃなかった」
神「と、言うわけで従者君、ちょっと出掛けてくる」
従者「あ、わかりましたぁ」 - 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 21:46:38 ID:u7YRu/WY
- 神「……さて、下界に来たよ」
神「美味しいものはどこかなぁー?」
神「おっと、こんなことしてる場合じゃあなかった、魔物を減らさないと」
「…おい、聞いたか…」「ああ、勇者様、だろ」
「まったく、王様はご乱心か?あんな子供に任せるなんて」
神「へぇ、勇者かぁ、でも評判悪いみたいだね」
神「おっ、ここの酒場なら美味しい酒と食べ物あるかな」 - 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 21:54:02 ID:u7YRu/WY
- 神「ヘイマスター、美味しいものくださいな」
マスター「はいよ、ついでにおいしい話も買ってくかい?」
神「おや?そんなのあるんかい?」
マスター「おう、ちょうど来たぜ」
勇者「あのぉ、すいません、傭兵の人を探してるんですけど……」
マスター「はいよ、宿泊してる傭兵のリストだよ」
神「これが勇者かぁ、子供じゃあないか」 - 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 21:59:56 ID:u7YRu/WY
- 勇者「え、えっと、この、魔法使いさんと戦士さんと僧侶さんにお願いしたいです」
マスター「OK、おーい、そこのパーティ!」
神(へぇ、子供の割にバランスを考えてるけど、全員女ってさぁ)
戦士「なんだい?マスターさん」
マスター「よう、あんたら、勇者様のお眼鏡に適ったぜ」
僧侶「本当ですか!?あぁ、天におわします我らが神よ、感謝いたします」
神(それ私私、天にいないから、隣にいますよ) - 5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 22:04:43 ID:u7YRu/WY
- 魔法使い「それじゃ、勇者様、準備を整えてから出発いたしましょう」
神「ふぅ、美味しかった、マスター、お代置いておくよ」
マスター「はいよ、またどうぞ」
神「さて、魔物を減らさないと他のが絶滅しちゃうか」
神「これは人間より魔族に言った方が早いかな」
神「よし、行くか」 - 6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 22:13:04 ID:u7YRu/WY
- 魔王「ふぅ、連日魔物の被害の報告か」
神「そんなあなたに特報です」
魔王「だ、誰だ!」
神「うわぁ、魔王も女かぁ、男性弱いなぁ」
魔王「族が、焼き尽くす!」
神「あ、ごめんきかない」
魔王「何!?ならば、凍てつけ!」
神「あぁ、それより聞いて、魔物をちょっと減らして欲しいんだ」
魔王「何?魔物を?」
神「あぁ、取りあえず最近の魔物はだいたい人間の欲望だけど、魔族の欲望からも結構生まれてるんだよね」
魔王「お前は、一体?」
神「ん?世界作った人」 - 7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 22:29:06 ID:u7YRu/WY
- 神「さーて、この聖剣神様ソードでばったばったと魔物を減らして……」
神「あれ?あれはさっきの勇者チーム?」
僧侶「もう、魔力が……!」
戦士「ウヘヘヘヘ、私はなにをした!」
魔法使い「……!……!?」
勇者「くっ!」
神「おう、見事にカオス」
神「じゃあ、この私が直々に倒して差し上げましょう……うーん、星でも降らしとくか」 - 8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 22:48:49 ID:u7YRu/WY
- 神「おーい、大丈夫か?」
僧侶「あ、あなたが?」
神「取りあえず、全員全快しとくよ」
戦士「……ん?あれ?」
魔法使い「や、やっと喋れたぁ」
勇者「あ、あの、ありがとうございました」
神「うん、きをつけなね、全世界の希望でしょ?勇者って」
勇者「……はい」
神「まぁ、まだ旅慣れしてないようだし、次の町までついて行こうか?」
僧侶「い、いえ、大丈夫ですよ?」
戦士「あ、あぁ、何もそこまでしなくて良いぜ」
神「そうかい?それじゃあ気をつけて」 - 9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 23:04:34 ID:u7YRu/WY
- 神「さて、次は山あいの町だな」
神「山菜料理に猪鍋、あぁ、美味しそうだ」
神「猪型の魔物と本物の猪は味が違うんだよねぇ」
「大変だぁ!魔物が町にぃ!」
神「あら大変、倒さなきゃ」
魔族少年「ぐぅ、何するんだ!」
「うるさい!魔物め、町に何のようだ!」
魔族少年「買い物しにきただけだよ!」
「嘘をつくな!」
神「ありゃりゃ、魔族じゃないか」 - 10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/08(火) 23:14:38 ID:u7YRu/WY
- 「おぉ、勇者様!」
勇者「どうかなさいましたか?」
「この魔物が町を破壊しに来たんです!」
魔族少年「はぁ!?なに言ってんだよ!」
魔法使い「勇者様、倒しましょう」
勇者「し、しかし……」
僧侶「相手は魔物、大丈夫です、天は我らにあります!」
戦士「やらなきゃこっちがやられるんだ」
勇者「そう、だよな」
神(あぁ、ごめんね、天は君らに味方しないよ) - 11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 00:12:33 ID:0vNtuJuo
- 神(ちょちょいのちょいであの子を家に)
魔族少年「わ、わぁぁぁ!」
「き、消えた!?」
勇者「……ふぅ」
僧侶「残念でしたね、倒せなくて」
戦士「まったく、私が倒したかったのによぉ」
魔法使い「……名を……名を上げなくちゃ」
神(うわ、あの子たちの欲望……多すぎ……!?) - 12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 15:52:37 ID:0vNtuJuo
- 神「さぁて、今度こそ魔物をばったばったとなぎ倒そう」
魔族少年「くっそぉ、なんだったんだ?さっきの」
神「あれ?さっきの魔族少年じゃあないか」
魔族少年「ひっ、に、人間!?」
神「まぁ、怖がらないでおくれ、私は君に危害は加えないよ」
魔族少年「し、信用できるか!人間はいつもいつも俺達を殺すんだ!」
神「いやだって、私人間じゃあないからさ、ほれ証拠」ファサァ
魔族少年「羽?なんだ、同じ悪魔か」
神(いや、神です) - 14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 17:09:05 ID:0vNtuJuo
- 神「まぁ、取りあえずお家に帰りなさい、ここにいたら見つかったりするよ」
魔族少年「でも、薬草を取りに行かなくちゃ……お母さんが……病気で……」
神「そうか、なら、私が見てあげよう、もしかしたら治せるかもしれない」
魔族少年「本当!」
神「よし、案内してくれ」 - 15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 17:48:44 ID:0vNtuJuo
- 魔族少年「お母さん、ただいま!」
魔族母「あ、お帰りなさい……ゲホ」
魔族少年「お母さん、病気が治るかもしれないよ!」
神「おじゃましまぁす」
魔族母「ひぃ!に、人間!?」
神「いいえ、違います、あなたの病気を治しにきました」
魔族母「ほ、ほんとう、ですか?」
神(まぁ、適当に回復すれば普通に治る奴だな、何で治せないんだ?)
神「……はい、治りましたよ」
魔族母「まぁ!身体が軽いわ!」
神「それでは、私はこれで」
戦士「あぁ、案内ご苦労さん」 - 16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 18:53:48 ID:0vNtuJuo
- 神「ん?だれ?」
魔族母「あらあら、お仲間です、が……!」
魔法使い「いいえ、あなた方を倒しにきました」
僧侶「うふ、うふふ、うふふふふふっふふふ」
神「あらら、魔物が結構生まれそうな欲望だね」
魔族少年「お母さん、お母さん!」
魔族母「に、逃げ、なさ、い」
戦士「おっと、逃げれると思うなよ?」
神「うわぁ、げすいげすい」 - 17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 19:06:29 ID:0vNtuJuo
- 神「ちょっと聞くけど、君らのことを勇者は知っているのかい?」
戦士「いいや?私達は魔族の首とか若い魔族を捕らえて売りさばくハンターさ」
僧侶「勇者に近付いたのも魔族と戦う機会が増えるからですわ」
神「あぁ、そこまでしれば十分だよ」
戦士「はっはぁ!知ってるぜ、お前もまぞっ……!」
僧侶「へっ?」
魔法使い「ぐがっ」
神「魔物を減らすだけじゃあなくて、源も絶たなくちゃいけないからさぁ」 - 18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 19:22:46 ID:0vNtuJuo
- 戦士「なっ、私の体!?」
僧侶「へっ?えっ?」
魔法使い「あ、ああ……」
神「……あ、大丈夫だよ、体もそっちに送っとくから」
神「それじゃあ、三名様ごあんなーい」
ーーーーーーーー
戦士「ん、治ってる」
僧侶「神はまだ我々を見捨てていなかったのですね!」
従者「いいえぇ、神が見捨てたからここに来たんですよぉ」
魔法使い「ここ、どこ?」
従者「神の拷問部屋へようこそー、私、ここの獄卒兼神の従者でーす」
従者「永遠に終わらない苦しみを差し上げましょう」 - 19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 19:29:48 ID:0vNtuJuo
- 神「ふぅ、遊びすぎないでくれればいいけど」
魔族少年「母さん!母さん!」
神「蘇生」
魔族母「……あ、あら?」
魔族少年「生き返った!?あぁ、お母さん!」
魔族母「あ、ありがとうございます!神様」
神「うん、別にやれることやっただけだし、これからも欲を出さないで生きてね」
魔族少年「じゃあね、神様!」
神「さて、魔物もこれで少しは減るだろうね」 - 20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 19:52:28 ID:0vNtuJuo
- 神「さてさてさて、次の町は海辺の町だぁ!」
神「蟹、魚、海藻、あぁ、早く食べたい」
神「ほんともうさぁ、作った側からしてもさ、蟹って本当に食べやすい形してるよね」
神「自分で自分にグッドデザイン賞あげたいね」
「また、海賊か」「更に魔物もでるってよ」
勇者(みんな、どこに行っちゃったんだろ?)
「おお、勇者殿!すまないが、頼みがある」
「最近、この海域で海賊がでるんだ、更に魔物も一緒くたになって襲ってくる」
「退治してくれ!」
勇者「え、あ、はい……」 - 22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 21:10:53 ID:0vNtuJuo
- 神「うーん、鯛でも釣れないかな」
神「塩釜焼きか、それとも刺身で食べるか」
神「あぁ、何でこんなにおいしく作ってしまったんだろう」
神「ん?なんだ?向こうから舟が」
勇者「ふぅ……ふぅ……」
神「えっ、なにしてんの?」
勇者「海賊と……魔物を……倒しに……来ました」
神「えぇー、いかだでここまで来たの?港から10キロ程離れてるけど」 - 23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/07/09(水) 21:20:27 ID:0vNtuJuo
- 神「うーん、取りあえず、こっちの船にのりなよ、沈みかけてるじゃあないか」
勇者「ありがコメント一覧
-
- 2014年07月13日 09:09
- まぁ暇つぶしにはなったよ
-
- 2014年07月13日 09:18
- 作者は中学生かな?
-
- 2014年07月13日 09:19
- 最後の言葉に笑ってしまった
こんな話の世界観に興味あるヤツなんて存在するのかと
-
- 2014年07月13日 09:22
- 雑い
-
- 2014年07月13日 09:36
- なんとなくモヤっとする。神様の姿あたりから展開が雑かもね。
-
- 2014年07月13日 09:44
- 富野御大は偉大だと再確認しましたまる
-
- 2014年07月13日 09:46
- よくわからん
-
- 2014年07月13日 10:19
- 途中で飽きちゃったのか…でも、途中まで面白かった。
-
- 2014年07月13日 10:20
- 話より何故か腹へった(゚ω゚)
-
- 2014年07月13日 10:26
- 何かこれ見いっちまった
-
- 2014年07月13日 10:36
- 読んでると段々あほらしくなってくる
-
- 2014年07月13日 10:58
- テンポとか展開の広がり方とか悪くないけどね。
話まとまってないし、展開広がった先が雑。終わりとか適当すぎ。しかもそこで終わっちゃうのか…。ってなる。
-
- 2014年07月13日 11:00
- お、おう
-
- 2014年07月13日 11:14
- お前らよくこんなの読めるな
見境なしかよ
-
- 2014年07月13日 11:46
- 着眼点は面白い感じだったんだけどなぁ…。
"起"・"承"までは良かったけど、"転"で上手く転がせず、"結"に持って行けなかった感じがする。
-
- 2014年07月13日 12:29
- こんなの書いてすまんかったな
-
- 2014年07月13日 12:59
- くそつまらん
-
- 2014年07月13日 13:01
- 雑、ただただ雑
-
- 2014年07月13日 14:20
- ゲーム感覚の神様視点って設定自体には興味あるし面白いし文自体は悪くないんだけれど、
もう少し何かドラマ用意出来ただろうに。
何の取り柄もない駄作が溢れるSS界隈ではまだマシと思うから、
※欄の一部酷評の極端さには寧ろ違和感
-
- 2014年07月13日 15:13
-
※16は作者さんか? 途中で飽きた感じに見えたけどどうなのかね?
シムシティファンタジー世界版ってとこかな
鋳物工場乱立でイライラしてリセットしたことあるからなんとなく神の気持ちが分かる
雑だけど設定や着眼点は嫌いじゃないよ
-
- 2014年07月13日 19:18
- なんか衝撃のラストがあるかと思って読んでみたがただの凡作以下だった
時間の無駄だったな
-
- 2014年07月13日 20:32
- この読みにくさはなんだ
-
- 2014年07月13日 20:49
- 読みづらくてごめんね
もう少し読みやすくしながら続きを書いてるから
良かったら元スレ見てね
-
- 2014年07月13日 22:09
- 雑すぎー!
場面の変わりとかもおかしくてテンポがずれてる。頑張りましょう。
-
- 2014年07月13日 22:56
- 米23
待て、ストップ
これ以上話を広げない方がいい
-
- 2014年07月13日 22:59
- ※15が全て
-
- 2014年07月13日 23:03
- 米23
あー遅かったか、ならせめて
これ以上話を広げようと思うなら似たような世界じゃなくて
全然別の世界を作り上げた方がいい
後、一回目はジョーク話で済んだけど二回目からはそれだけじゃマンネリだからね
ギャグ路線で開拓するのもいいし、シリアス路線で開拓するのもいいけど何かしら目標を持って書いた方がいい
-
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク