具体的には 6000万ユーロ（約83億円）程度の移籍金が提示された。しかし、レアル·マドリードは7000万ユーロ（約96億円）を希望しており、その金額には大きな開きがある。

ディ・マリアは 2012-2013シーズンでカップ戦を含む 52試合に出場し 9ゴール18アシスト、2013-2014シーズンには52試合に出場し 11ゴール26アシストを記録する素晴らしい活躍をみせた。そして今回のワールドカップでも素晴らしいパフォーマンスを見せ自身の価値を証明している。

ディ・マリアの移籍はアンチェロッティ監督にとっても良い話ではない。彼が抜けた穴をカバーできる、世界トップクラスの攻撃的ミッドフィルダーが必要になるからだ。


レアル・マドリードは、ブラジルワールドカップで6ゴールを決めて現在ワールドカップ暫定得点王、コロンビア代表を8強にまで押し上げたMFハメス・ロドリゲス（23歳·ASモナコ）の獲得を狙っている。
ハメス・ロドリゲス自身も「レアル・マドリードに行きた」いという意思をマスコミなどを通じて表明しており、様々なクラブが獲得を狙う中でレアル・マドリードが有利に交渉できるだろう。

しかしモナコは移籍金を8000万ユーロ（約110億円）に設定しており、獲得するには莫大な金額が必要になる。レアル・マドリードはディ・マリアを売った金額をハメス・ロドリゲスにそのまま投資する形だ。

ハメス・ロドリゲスがマドリードに来る場合、ディ・マリアの移籍の道も開かれる事になるだろう。いずれにせよブラジルワールドカップが間もなく終わり、市場は大きく動き始める。

参考：as