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黒子「私がお姉さまを尊敬する理由?」


モバP「早苗さんセクハラしてもいいですか!」早苗「いいけど」
【バブル到来】俺の月収が400万超えたんだけど何か質問ある?
上か下かあてるだけの簡単な投資ですwwww
時代はリアルタイムオンライン合コン!!
女の子とエッチするにはパズルを解けばいい!!
このアプリにハマッた結果wwwww
あれ?俺の通帳こんなに残高あったっけ?
キモオタよ!エッチがしたいか!ここならできるぞ!!




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:38:03.56 ID:idgOOSxxO


佐天「うん。いくらなんでも過剰かなとか思ったりするんです」

黒子「過剰だなんて佐天さん。お姉さまとは死地を潜り抜けたこその愛があるんですの」

初春「死地…ですか?」

黒子「確かあれは二年前…私が暗殺を得意としていた頃まで遡りますわ」

初春「暗殺って私たちジャッジメントですよ!!!」

黒子「初春には知らない世界がありますの」

初春「……」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:41:39.42 ID:idgOOSxxO


佐天「そうだよ初春!知らないほうがいいこともあるって!!それになんだか面白そうじゃん」

黒子「当時私は11歳。まだ小学生でジャッジメントの仕事にそれなりになれた頃にある任務を与えられたんですの」

黒子「……その時の相方がお姉さまでした」

どこか遠くを見つめるように黒子は語りだした

―――――――――


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:45:44.74 ID:idgOOSxxO


― 二年前 ― とある平原

私とお姉さまは目的地からだいぶ離れた場所にヘリで降ろされ潜入していたんですの

御坂「放射線が多いわね。回り道しましょ」

御坂「ついて来て。低く構えるのよ」

黒子は戦場の上司である御坂に黙ってついていく


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:49:06.09 ID:idgOOSxxO


御坂「気をつけて…この辺は放射物質が多いわ。汚染されすぎると死ぬわよ」

黒子「はいですの」

御坂「スタンバイ」

左手をあげ私を止めさせる

御坂「接触。敵の警備が目前」

前方に二人の敵が警備をしていた


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:55:22.83 ID:idgOOSxxO


敵は基本的にはレベル0だが時々高いレベルもいる

スキルアウトとさほど変わらないが全員が銃を装備している

スキルアウトをDQNとするなら奴らはテロリスト

単発ならまだしも連射されたら私でも逃げれる自信はない。それだけ危険な存在だ

御坂「屈んだ状態でゆっくり動いて。常盤台の制服じゃ絶対に見つからないから」

当時は小学生でしたが同年代より早く常盤台中学の制服を着ていましたの

御坂「奴が見てないうちにもう一人をやるのよ」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:02:01.05 ID:idgOOSxxO


奥のほうであくびをしている敵に狙いを定める

鉄矢を転移させ、心臓に突き刺す

テロリスト「ぐえっ」

御坂「倒れたわ」

ビリッ!!

すぐに御坂がもう一人のテロリストに電撃を飛ばす

プシュゥゥゥ

御坂「おやすみ」

御坂「動くわよ」

ホフク状態から起き上がり、ずんずん進みだす


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:06:44.62 ID:idgOOSxxO


御坂に追従し進んだ先には小さな小屋があった

御坂「待って」

御坂「回り込めば避難場所があるわ」

小屋の影に移動し窓から中の様子を伺う

御坂「中に4人の敵がいるわ」

小屋内の情報を教えてくれる

御坂「考えるだけ無駄よ」

壁沿いに移動し角からまた様子を伺う


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:13:47.91 ID:idgOOSxxO


ザッ…ザッ…ザッ

御坂「そこで待って。車のそばに敵」

先ほどの小屋から出てきた敵が廃車の回りを巡回していた

御坂「静かにやるか。通過するかにして。黒子に任せるわ」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:22:11.60 ID:idgOOSxxO


黒子(始末しますの)

テロリスト「ふあぁぁぁ」(あくび)

黒子(隙あり!ですの!!)

ブスッ

敵の延髄に矢を突き刺す。敵は前のめりに倒れ廃車の影に遺体が隠れる

御坂「よし行って」

御坂は小屋の敵がこちらを見てないか確認し、走りだす

御坂「行きましょ」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:31:59.92 ID:idgOOSxxO


柵を乗り越え先々へと進む御坂。私は付いていくので精一杯だった

黒子(古い教会がありますの)ボケー

御坂「動かないで」

御坂「教会に見張りがいるみたいよ」

御坂「……北からも警備兵が来るわ」

黒子(教会にも敵がいたんですの?てっきり私は正面だけとばかり…)

御坂「前に行けば見やすくなるわ」

屈んで前に行く

御坂「見張りは狙えそう?」

御坂「塔にいるわ」

黒子(教会の鐘楼で巡回していて狙いにくいですの)


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:37:36.71 ID:idgOOSxxO


黒子(狙いにくいですが…訓練よりは簡単ですのっ!)

ズブッ!

テロリスト「うっ」バタ

御坂「見事ね」

御坂「北から目標が接近中」

御坂「静かにやるか。通過するかにして。黒子に任せるわ」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:43:55.66 ID:idgOOSxxO


黒子(歩くペースが遅いですし…静かにやってしまいますわ)シュン

敵の背後にテレポートで移動し

グキッ

黒子「首って案外簡単に折れるのですね」ホホホ

御坂「敵沈黙」

御坂「合図を待って」

御坂が教会の入口まで移動する

御坂「いいわよ」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:50:03.02 ID:idgOOSxxO


教会の扉に手をかけ静かに開ける

御坂「問題なさそうね」

狭い教会なのでクリアリングを簡単に済まし反対側の扉から外へ出る

御坂「今の音聞こえた?」

バリバリバリバリ

黒子(はて?何の音でしょうか?)

後方からでかい音が近付いてくる

御坂「敵のヘリよ!かがんで!!」

振り返ると一機のヘリがすぐそこまで迫ってきていた


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:56:58.32 ID:idgOOSxxO


御坂「影にいて!」

バレないように必死に伏せる

バリバリバリバリ

バリバリ

バリ…

黒子(ふぅ…)

音は遠くに行き脅威は去っていった

御坂「行くわよ」

付いていくと次は大きな草原があった

草も膝くらいまであるだろうか。誰の手入れもされてなく見渡しのいい草原があった

黒子(これだけ見渡しがいいと…)

御坂「今すぐかがめ!」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:04:03.29 ID:idgOOSxxO


御坂の声にすぐに反応しホフクする

正面には装甲車と大人数の…












御坂似の大軍だった

黒子(全部同じ顔ですの…しかも常盤台の制服…)

黒子(わけがわかりませんの…)

御坂「落ち着いて。…あの人数じゃ無理よ。目撃されないように気をつけて待つのよ」

御坂「奴らの行動を先読みしましょう」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:12:03.17 ID:idgOOSxxO


ジリ…ジリ… ←ホフクで移動中

御坂「動く必要があるならゆっくり、そして確かに動いて。速い動作は避けるの」

ジリ…ジリ…

黒子(常盤台の制服なんてすぐにでもバレそうなんですが…)

ミサカ「ミサカはミサカは…」

ドクンドクンと高鳴る心臓音

ザッ…ザッ…ザッ…

真横を通るミサカの足音

キュラキュラキュラ

ミサカの反対側には装甲車。轢かれても即死だ


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:14:39.21 ID:idgOOSxxO


ジリ…

ジリジリ……

ザッ…ザッ…ザッ…ザッ

ザッ…ザッ…

キュラキュラ

ザッ

足音が少しづつ遠くなっていきホッとする

黒子(まだ気は抜けませんの)

御坂「よし動きましょう。ゆっくり動こう」

ジリジリ

御坂の後に続き大軍の脅威は去った


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:20:15.45 ID:idgOOSxxO


黒子「あの先ほどのあの方たちは?」

御坂「…ついて来て」

黒子(細かい事は気にするなってことですのね)

草原を抜けると辺りは廃車置場になっていた

ザパーン

テロリスト二人組が遺体を池に投げ捨てている。
池の奥にはさらにテロリスト二人が巡回していた

御坂「買収できなかった奴らは殺してしまったようね」

黒子(倒すなら池の奥が優先ですわね)

御坂「前に行けば見やすくなるわよ」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:26:05.62 ID:idgOOSxxO


御坂「他の者を知らせずに、奴らを仕留めるのは難しいと思う…」

御坂「……だが通り過ぎるのも難しい」

御坂「黒子に任せるわ」

黒子(一発で奥の敵を倒さなければいけませんの)

黒子「…ふぅ」

ザクリッ

テロリスト「!」バタリ

御坂「目標沈黙」

黒子(あと一人も)

ブシュッ

御坂「命中だ」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:30:05.88 ID:idgOOSxxO


黒子(残りは遺体を捨ててる二人…)

御坂「護衛車の近くの二人は撃つな」

先ほどと違い向き合っているから一人が倒れるとすぐに気付かれてしまう

御坂「同時に殺す必要がある」

御坂「私が位置につくまで待って」

ジリジリとホフクでポイントに向かう御坂

御坂「位置についたわ。いつ攻撃してもいいわ」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:35:35.80 ID:idgOOSxxO


黒子(ミスはできませんの)

三本の鉄矢をシュンッとテレポートさせる

ズブッグサッズズ

テロリストの脳天に突き刺す

黒子「人間サボテンですのホホホ」

もう片方のテロリスト「ハッ!t 御坂「おやすみ」

バシュウゥゥ

一瞬でまるこげにする

御坂「行くわよ」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:42:24.70 ID:idgOOSxxO


付いていくと廃車置場の次はコンテナ置場だった

御坂「影にいて」

言われた通りコンテナの影に隠れる黒子

御坂「後ろにいろ」

とりあえず後ろで待機

テロリスト「♪~~~(鼻歌)」

御坂「奴は私の。下がってて」

こっそりと敵に近付く御坂

御坂「よお、大将!」

ガシッと首根っこを掴みフルパワーの電気を流す

プシュゥゥゥゥゥ プスップスッ

御坂「今のがお手本よ。行くわよ」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:45:04.03 ID:idgOOSxxO


あんな電撃は喰らいたくないと当時は思ったものですの

御坂「待って」

また左手を上げ私を止める

御坂「ここで待ってて」

コンテナの影に隠れる

御坂「前方異常なし」

御坂「行って」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:55:21.26 ID:idgOOSxxO


御坂が先導し先へ進む

行き着いた先はコンテナの中、コンテナを少し開き辺りを観察する

御坂「とんでもない数よ私の合図で走って。私の後ろにいるのよ」

戦闘ヘリに軍用犬、歩兵が半端なかった

御坂「待って…」
飛び出すタイミングを見計らう
御坂「待て」

御坂「よし!行って」

絶好のタイミングでコンテナから飛び出す


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:03:32.80 ID:idgOOSxxO


周囲を確認さトラックの下に潜り込む

横を見ると足がチラホラ。絶対バレると思ったが案外バレないものだ

御坂「トラックが来るわよ。隠れみのとして使うわ。行くわよ」

さらに縦列駐車したトラックの下をホフクで突き進む

御坂「ここで待ってて。いなくなったらはいつくばって出ていくのよ」

御坂「辛抱するんだ。…馬鹿なことはできないわ」

御坂「ステンバーイ。ステンバーーーイ…GO!」

ゴーの合図でトラックの外に飛び出す


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:10:15.78 ID:idgOOSxxO


御坂はすぐに周囲を確認し安全を確保する

御坂「固守して」

私も辺りの確認をする

確認。異常なし

御坂「誰にも見られてないようね。行くわよ。こっち…」

このころには完全にお姉さまに惚れてましたの…大軍を二度も欺くなんて奇跡としか思えなかったんですもの

御坂「動かないで」

御坂「敵スナイパーよ。四階の非常階段。目の前」

指差した先のマンションの非常階段で敵の姿が見える


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:16:13.15 ID:idgOOSxxO


御坂「倒さないと私たちの位置がバレるわ」

黒子「お任せですのっ!」

ズブッズブ

黒子(両目を刺してみましたの)

テロリストは悶えながら手すりから身を投げ出した

御坂「見事」

マンションの中へと入る御坂

御坂「周囲異常なし」

クリアリングも簡単にしマンション二階からゴミ捨て場に飛び降りる


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:22:05.63 ID:idgOOSxxO


御坂「油断しちゃだめよ。まだ到達してないんだから」

私たちは静かな場所を突き進んでいく

やがて二つ目のマンションが見える

御坂「止まって」

黒子(今度は何ですの?)
御坂の見ている先を覗き込む

御坂「放っておけ。野良犬よ」
黒子(人間の遺体を食べてますの…)
御坂「この犬、あまり人懐っこくないわね」

ガルルルルル

御坂「近付いちゃだめよ。目立つことは避けたいから」

食料を取られると思ったのか、姿をみた瞬間に振り向き吠える


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:29:32.93 ID:idgOOSxxO


吠えるだけで何事もなく通り抜け先ほどのマンションとは比べものにならないほど大きな建物に入る

御坂「右異常なし」

御坂「行って」

御坂「前方異常なし」

御坂「行くわよ」

と御坂は独り言のように言い先々へと突き進む


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:32:51.85 ID:idgOOSxxO


階段を上がり建物内を見渡す

御坂「信じられないわ…。この学区には5万人の学生がいた。今じゃ廃墟よ。…こんな有様は見たことがない」

黒子(子供の声?…幻聴でしょうか?」

御坂「動くわよ」

黒子「えっ…ええ」

御坂「こっちよ」

人気のない建物を抜ける

御坂「あれがホテルよ。最上階から取引を観察することができるはず。行きましょ」

―――

――――――

―――――――――


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:38:25.04 ID:idgOOSxxO


― とあるホテルの最上階 ―

あれから何時間が経っただろうか?いや何日か…

予定よりも早めの到着だった

黒子(淑女というのに…垂れ流しですの…)

御坂「黒子、奴らは会議中よ。目標エリアの中に、敵の車両が入ってきたわ」

望遠鏡を覗く

御坂「風が荒くなってる。無視もできるし、待機することも可能よ。だけど待機している間にいなくなるかもしれない。黒子の判断よ」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:43:35.14 ID:idgOOSxxO


私の能力ではあんなに遠くまでは届かない。なのでここから対象との中間点にコインをテレポートさせ、そのコインに御坂の電撃を飛ばすというものだった

黒子(私がテレポートさせる意味がないのでは)

御坂「元ネタとの都合らしいわよ」

黒子「…わかりましたの」

御坂「訓練を思い出して。湿度と風速を考慮して、弾道を予測するの。この距離じゃコリオリの力も考慮したほうがいいかもね」

対象が姿をあらわす


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:48:47.03 ID:idgOOSxxO


御坂「奴だと思う。私の合図を待って」

黒子(白い髪に赤い目…間違いなさそうですの)

御坂「目標確認…一方通行(アクセラレータ)の身元を確認できたわ」

御坂「いい…あの旗を見て。風速と方向の変化を見るの」

旗を見る。旗は左から右へとなびいている

今コインをテレポートさせれば右へコインが流れていくだろう

黒子(なかなか風が止みませんわ)


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:54:37.78 ID:idgOOSxxO


バリバリバリバリィ

御坂「ちっ!どっから来たのよ!辛抱よ…直接狙えるまで待つの」

ヘリがホテルの正面でホバリングしている

バリバリバリ

黒子(やっと去っていきましたの)

対象(アクセラレータ)をすかさず捉える

\(^o^)/ みたいな両手を上げていた


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:59:01.30 ID:idgOOSxxO


黒子(旗は…!)

黒子(無風ですの!!!)

御坂「今しないでどうする!早く!!」

チャリーン

コインをここと対象の中間にテレポートさせる

御坂「これが…超電磁砲と言われる私の力よ!!」

バッシューン!!!

黒子(すっ…凄い!!!)

空中に浮かんだコインめがけて最大出力の電撃を飛ばす

電撃はまっすぐに対象の元へ…


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:01:27.69 ID:ToY2sr8PO


御坂「命中したわ。これで致命傷になったはず」












と思ったら先ほどの最大出力の電撃がこっちに向かってきている

黒子「危ないッ!!」
シュンッ
御坂を抱き抱え横にテレポートする

黒子「間一髪ですの」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:08:10.61 ID:ToY2sr8PO


先ほど私たちがいた場所が完全に無くなり天井にも大きな穴が開いていた

バリバリバリィ

先ほどのヘリが戻ってくる

黒子(ミッション失敗…いやそれより早く脱出を!!)

御坂「くそっ!見つかったわ!ヘリを破壊して!それで時間を稼げるだろうから」

ヘリがホバリングしていたのでだいたいの位置は把握できた

唯一の手榴弾を操縦席にテレポートさせる

カランッ

操縦者「んっ?」

ドカーン

御坂「やったわ黒子!行こう!奴らに見つかってしまうわ!」

御坂「移動するわよ」

御坂「近道を使うんだ!ついて来て!」

ホテルの窓に吊した緊急用のロープまで走る


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:25:18.86 ID:ToY2sr8PO


ロープを括りつけ飛び降りる

ドカーン

ヘリがホテルにミサイルを撃ったらしい

御坂「黒子、ついてきて!」

御坂「デルタ2-4、アルファ6!不幸が起きた。繰り返す、不幸が起きた。第四脱出ポイントに移動するわ!」

ビッグバード「アルファ6、こちらビッグバード、今向かう。予定は20分後に到着だ。遅れるなよ。燃料が持たないかもしれないからな。以上」

御坂「こいつらは無線よ。私たちが置いていかれる!脱出ポイントへ行くわよ!」

銃火器にこれだけ相手してたらいつか死ぬ。中には能力者も混じっている

御坂「アパートのなかに逃げ込むわ!急いで!」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:28:54.65 ID:ToY2sr8PO


ダダダダダ

銃弾の雨を走り抜ける

黒子「邪魔ですのっ!」

鉄矢を投げ両目に突き刺す

テロリスト「目があ目があぁぁ!」

激しい攻撃を受けながらアパートに到達する

窓を抜けさらに隣のアパートに


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:33:04.11 ID:ToY2sr8PO


どうやら敵は私たちを見失しなったようだ

御坂「スタンバイ…!」

御坂「急げ!前にあるドアにクレイモアを設置して!」

只<クレイモアは初めてか?

黒子(なんですの?この喋るクレイモアは)

言われた通りドアの前に設置する

只 カチッ

敵「ぎゃー」

敵が減りアパートの外へ出る


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:37:48.96 ID:ToY2sr8PO


御坂「後ろにまだいるわ!」

新手の敵がでる。テレポートを駆使し相手を翻弄させながら確実に殺す

バリバリバリバリ

御坂「ヘリ接近中!攻撃して!」

黒子「またコインを飛ばしますの!」

ピィーン

バッシューン

ヘリは爆発し墜落し始める

御坂「あばよ」

ヘリはその場で墜落とはいかず私たちのほうに向かってきた

御坂「ヤバイ。走れ!」

ヘリのローターが近づいてくる


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:41:47.96 ID:ToY2sr8PO


こける御坂

このままではローターに切り刻まれる



が一歩のとこで羽を止める

御坂「クソッ!動けなくなった!」

御坂「チクショウ!足がイカれた。動けねぇ!」

方足が完全にヘリに押し潰されていた

御坂「悪いな。担いでくれ」

黒子は御坂を担ぎあげる


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:45:42.27 ID:ToY2sr8PO


御坂「何か問題が起きたら、私が黒子を援護できるような場所を探して。そこで降ろしてくれれば援護できるから」

御坂「脱出ポイントは南西よ。急げばまだ間に合うわ」

黒子(脱出ポイントまで何事もなければいいのですが…)

御坂「敵が接近中!援護できる最適な場所につれてって欲しい」

黒子(早速敵!)

黒子は御坂を降ろし敵に集中する


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:48:00.00 ID:ToY2sr8PO


御坂「北西に敵がいる!」

黒子「はいですのっ」

ブスッ

テロリスト「ぐぇぇ」

御坂「南からも接近してくるぞ!」

御坂も電撃を飛ばしながら援護してくれる
バチィ
テロリスト「ぎゃぁああ」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:54:57.19 ID:ToY2sr8PO


御坂「どうやら問題なさそうね。そろそろ行きましょう」

また担いで歩きだす

アパートで敵を巻き、プールを越え脱出ポイントを目指す

ビッグバード「アルファ6、こちらビッグバード。そちらの合図を待つ。どうぞ」

御坂「安全な場所で我々のヘリが待機しているわ」

御坂「観覧車の裏に降ろして。そこから援護を行うから」

御坂「これで十分よ」

御坂を観覧車近くに降ろす

御坂「私のクレイモアを使って」

御坂「このエリアにも敵は入ってくると思う。だから攻撃地点を見つけるのよ」

御坂「30秒後にヘリに合図を送るわ」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:59:28.95 ID:ToY2sr8PO


黒子(とりあえず手持ちのクレイモアを設置しにいかなくては…)

只<俺は繊細なんだ。大事に扱ってくれよ

黒子(学園都市製の兵器はみんなこうですの?)

ありったけのクレイモアを設置し、待ち伏せポイントを捜す

御坂「いい攻撃位置を探して。そこでうつ伏せで行動するの」

御坂「ビーコンを起動したわよ。持ちこたえてね」

ビッグバード「アルファ6、そちらの位置を確認した。待ってろ。以上ビッグバード」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:03:08.14 ID:ToY2sr8PO


先ほど通ってきたプールから敵が沸いてきた

御坂「敵目撃。もっと近寄らせるの」

御坂「応戦スタンバイ」


……
………
…………

御坂「攻撃許可」

只 カチッ

只 カチッ

次々にクレイモアが爆発していく

黒子「それでも敵は多いっ!!」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:10:04.70 ID:ToY2sr8PO


黒子「持ちこたえないと…いけませんの」

ダダダダダッ

テロリスト「生かすな!殺s…」

ブスリ

黒子「このまま押し切る!」

バリバリバリバリ

御坂「敵のヘリが接近中!」

黒子(また新手ですの)

御坂「ビッグバード!こちら数的不利にあり!どこにいるんだ!」

ビッグバード「了解だ。アルファ。今すぐ向かう。待ってろよ」

ヘリ4機から次々に降り戦力が集まる


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:14:19.07 ID:ToY2sr8PO


テロリスト「数で押せ!!」

御坂「欝陶しいわね!」

バシューン

テロリスト「相手は二人だ!激しく行けぇ!!」

黒子「お姉さまの背中は私が守りますのっ!!」

グシュ

テロリスト「くらえ!!」

黒子(お姉さま!)

黒子「RーーPーーG!!」

御坂「ありがとう黒子!」

バチバチバチィ

黒子(まだですのっ!!)


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:18:46.19 ID:ToY2sr8PO


バリバリバリバリ

黒子(見えたっ!!)

ビッグバード「アルファチーム。こちらビッグバード早く乗れ」

へり後部から救援隊が出て援護してくれる

しかし敵の猛攻でなかなか歩き出せない

ヘリまで御坂を抱えて走ってもいい的になるだけだ

黒子(せめてもう少し数を減らしませんと)

敵の遺体から手榴弾を奪い投げる

ビッグバード「こちらアルファチーム。燃料が少ない!あと30秒だ」

黒子(行くしかない)

敵はますます集まり演算に集中できない


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:22:25.19 ID:ToY2sr8PO


御坂「注意するのよ」

御坂を抱えヘリへと向かう

テロリスト「生かすなっ」ボワァ

黒子(こんな時に発火能力者!)

テロリスト「逃がすな」バチバチバチィ

黒子(電撃使いまで!)

二人ともかなりの威力だ

無防備の私たちは格好の的となる

黒子(あともう少しですのに!!)


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:25:23.82 ID:ToY2sr8PO


バシュウウウウゥ

隊員K「早く乗るんだ!長く持たない!!」

右手で火と電撃を掻き消す

特殊部隊用マスクをしているから顔はわからないものの、味方にも凄い能力者がいるもんだ

後部座席に御坂を降ろす

隊員達が次々乗り込みヘリは空へ飛び立った

――――――


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:30:30.04 ID:ToY2sr8PO


黒子「っとまぁこんな事があったんですの」

黒子「ちなみにお姉さまの怪我は学園都市の医者に治してもらいましたわ」

初春「こっ!こんな熱いドラマが!!」

佐天「最後の観覧車は感動しちゃうね」

初春「尊敬するのも納得です」

黒子「ですから尊敬含め、あれだけの愛情を注げるんですの」

佐天「愛情とセクハラは違うと思いますけど…」

いつもと変わらない日常がそこにはあった


つまらんから終われ


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 02:44:35.04 ID:gXuh/VEqO


とりあえず乙






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