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サムスン、最上位タブレットGALAXY Tab SのWiFi版を国内販売。キャリア販売網使わずGALAXY SHOP限定 - Engadget Japanese


サムスン電子は、Androidタブレットのフラッグシップモデル Galaxy Tab S 8.4と10.5を8月1日より国内販売します。LTEなどセルラー通信には対応しないWiFiモデルですが、携帯電話会社を通さずサムスンブランドで同社のブランドショップから投入するなど、新たな販売方法を採用します。

Samsung Galaxy Tab S 8.4-inch

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24 枚


Samsung Galaxy Tab S 10.5-inch

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23 枚




6月13日に発表されたGALAXY Tab Sは、サムスン製Androidタブレットのフラッグシップモデル。8.4インチモデルと10.5インチモデルをラインナップし、いずれも解像度2560 x 1600 のSuper AMOLED ディスプレイや、8コア プロセッサExynos 5 Octa、3GB RAM、指紋センサなどを搭載します。

サイズと重さは、8.4が125.6 x 212.8 x 6.6mm、294g (WiFi)/298g (LTE)。10.5は247.3 x 177.3 x 6.6mm、465g (WiFi)/467g (LTE)。

手にした印象ではどちらか片側が重いといったこともなく、バランスがとれています。これはサムスンがバッテリーも自社開発しており、バッテリー設計も含めて重量バランスがとれるため。

Samsung Galaxy Tab S hands-on (8-inch)

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24 枚


Samsung Galaxy Tab S hands-on (10-inch)

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32 枚



製品ラインナップとしてはWiFiモデルとLTEモデルがありますが、今回国内で販売するのはWiFiモデルです。価格は8.4インチが5万円弱、10.5インチモデルは6万円弱。7月18日より先行展示を実施し、予約も同日開始します。




グローバルでのサムスンといえば、量販店や自社店舗などで精力的にメーカーブランド製品を投入する総合家電メーカーですが、こと日本においては一部の製品のみに絞っており、スマートフォンやタブレットも携帯電話会社の販売網に頼りきりです。

しかし今年4月、サムスンは家電量販店内にGALAXY SHOP を新設しました。背景には携帯3社がiPhoneを取り扱うようになりGALAXYブランドの新たなタッチポイントが必要になったこともあるでしょうし、もしかすると格安SIMの台頭を受けて、SIMロックフリースマートフォン供給への布石もあるかもしれません。



メーカー独自の携帯販売については、販売網と供給体制、サポート体制の整備といった課題があります。WiFiモデルのみではあるものの、GALAXY Tab SはGALAXY SHOPで販売し、サポートはサムスンが請け負います。GALAXY SHOP限定販売については、供給在庫の問題もあるようです。

今回、LTE版を出してこなかったところにサムスンの携帯会社への配慮を感じなくもありませんが、一方でLTE版をメーカーブランドで出せばサポートもさらに充実させる必要があります。まずは第1歩といったところかもしれません。
サムスン、最上位タブレットGALAXY Tab SのWiFi版を国内販売。キャリア販売網使わずGALAXY SHOP限定

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