『コンプティーク』連載、「ストライクウィッチーズ 紅の魔女たち」の第6話
パトリシア・シェイド(通称 パティ)とアンジェラ・サラス・ララサーバル(通称 アンジー)が来て9人となった504部隊。能力確認のための演習中にネウロイが現れたことから急遽実戦となりました。実弾を運んできてくれたのはフェデリカ隊長。負傷と年齢による魔力減退から戦えなくなったものの、まだ飛べることから持ってきてくれました。一緒に戦えないことにフェルはちょっと悲しげですが、激を飛ばされて気合を入れ直します。

敵は大型1機と小型機多数。戦闘隊長の醇子ちゃんはパティとアンジーを後方支援に、赤ズボン隊3人とドミニカ・ジェーン組を前衛に分けます。これは無難な分け方ですね。アンジーは中距離支援に向いており、パティは防御特性に優れているので後方からの援護が最適ですから。

そして前衛の まとめ役としてフェルが指名されました。赤ズボン隊のリーダーであり勝ち気な性格から「指揮に向いてるわ…多分ね」と、いささか不安があるようですけど！　任されたからにはその気になったフェル。ただ唯一の難点はドミニカが言うことを聞かないだろうこと。言ってる矢先からアカンベをしてきましたよ！

戦闘中は各チームの心情が描かれました。赤ズボン隊のマルチナとルチアナは、フェルが元気になって嬉しいと。久しぶりのリーダー役は彼女たちにとっても嬉しいんでしょう。ドミニカ・ジェーン組は ここ(504)は前の部隊よりはマシだそうです。ただドミニカにとってもフェルは気に入らないようだ(笑)。
パティとアンジーは来てすぐなので隊のことはまだわからないけれど、真面目すぎるが故に孤独になってしまうアンジーを パティが気遣ってることが伺えます。

小型機を倒してあとは大型のみ。さぁ全員で──って時にドミニカは案の定 離反。ジェーンと二人だけでやると言ってきたものだからフェルはプッツン！　言い争いながらの大型機攻撃となりました。トドメのコア攻撃は二人同時。ここでも私が最後に倒したと互いに引きません。

この事態に鉄拳を振るう醇子ちゃんデス！　指揮を任せたのに前面に出てどーするんだと。またドミニカ・ジェーン組に対しても釘を刺すのを怠りません。さすがのドミニカもこれには大人しく従うほかありませんでしたとさ。　つづく

504部隊フルメンバーが出揃うまで残るは二人。来月はいよいよ登場かな？