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ポルノ以外に使えるブラウザの三大シークレットモード : ギズモード・ジャパン

ポルノ以外に使えるブラウザの三大シークレットモード

2014.07.20 21:00
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もっと使ってみようっと。

突然ですが、ギズ読者の皆さまは、ブラウザのincognitoモード(シークレットモード)って使っておられますでしょうか? どんなウェブサイトを見ているのか、その履歴を残したくないプライヴェートなセッションで大活躍するincognitoモードではありますけど、クッキーが無効になってしまうと不便なことだってありますよね。あんなの、こっそりとエッチなポルノを見たいって人以外に、ちゃんとした使い道あるの? いえいえ、実はもっと活用しておきたい三大シーンがありますので、ちょっとご紹介していきますね……。

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1. ソーシャルネットワークのチェックに活用

いまやSNSのソーシャルメディアは、現代人のコミュニケーションに欠かせぬ存在となってきました。FacebookやGoogle+、Twitterなどなどの友だちとの交流なしには生きていけない~という人だって少なくないのでは? でも、これって別に友だちでもなんでもない人でも自分のページをチェックできてしまいますし、そもそも自分のページは他の人の目にはどのように映っているの?

そこで大いに役立つのがブラウザのincognitoモードなんです。たまにはincognitoモードからFacebookやTwitterなどの自分のページへアクセスしてみてくださいね。いつもの本人ログインプロフィールとは異なる新鮮な視点で自分を見つめなおすきっかけになれるでしょうし、2つ以上のIDを持っている人ならば、1つのIDでログインし続けながら、incognitoモードで別ウィンドウを立ち上げて、他のIDの表示ページを確認するなんて使い方にも威力を発揮しますよ。


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2. こっそりショッピングに活用

家族で同じパソコンをログオフせずに使いまわしてるのが普通……という方にお勧めなのが、オンラインショッピングオークションにはincognitoモードを活用するという利用スタイルです。Amazonや楽天などで買い物をしようものなら、まだ買ってなくても次々とチェックした商品に基づいて、さらなるレコメンド商品が表示されちゃうのが常ですから、せっかくパートナーや子どもたちに、なにかサプライズのプレゼントを選んで贈ろうなんて思って眺めていたのに、後から同じパソコンを共有して使った人には、あなたの意図がバレバレだなんてことも多々生じてしまうんですよね。

でも、incognitoモードで欲しいものを物色するようにしておけば、ブラウザ画面を閉じたとたんに、すべてのプライヴェートな閲覧履歴を消し去ってくれますから、だれにも気づかれることなく安心してオークションでもショッピングでも商品チェックが進められます。これは別に買い物をするわけではなくても、図書館や学校、インターネットカフェなどなど、公共の場所や自宅外の他のユーザーも使用するパソコンでブラウザを使うときには必ずincognitoモードの利用を習慣づけて、万が一のトラッキングを避ける防止策にしておきたい理由にもなりますよねぇ。


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3. バイアスのかからない検索に活用

もはや検索エンジン利用において、ボクらの生活とGoogleとは切っても切れない関係にありますけど、それは別の意味では、知らず知らずの慣れあいで、Googleによる支配を受け入れてしまっているということでもあったりするのかもしれません。検索結果の上位や表示される広告には、Googleによってトラッキングされた過去の閲覧ページ、Google+の交友関係、メールの内容に至るまで、すべてがすべてSEOで自分を狙い撃ちしてカスタマイズされまくった情報ばかりが表示されているのですから……。

しかしながら、検索利用時にはincognitoモードを活用してみることを習慣づけることができれば、このあらゆる自分向けのゆがめられた検索結果から逃れることが少しですが可能になります。自分という特定ターゲットの存在を消しつつ、世の中一般のユーザーに表示されている上位の検索結果や広告などを公平に眺め、バイアスのかからないインターネット利用を楽しみたい~という願いをかなえる第一歩となることでしょう。

それにしても、こうやってincognitoモードで利用してみると、YouTubeからTwitterに至るまで、もういかに世の中の一般大衆と自分の好みがかけ離れていることか! そんなギャップに驚きながら、SEOの怖さまでわかったりして、かえってincognitoモードによって新鮮な世界が味わえてよかったりもするのかもね~。


David Nield - Gizmodo FIELDGUIDE[原文
(湯木進悟)

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