昭和のガチャガチャ本第2弾 「素晴らしきインチキガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に」
昭和52年設立→昭和63年に倒産した玩具メーカー「コスモス」の、昭和50年代のガチャガチャ本第二弾「素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に」【AA】が、アキバでは19日に発売になり、COMIC ZIN秋葉原・メロンブックス秋葉原1号店で見かけた。
玩具メーカー「コスモス」は、Wikipediaによると『自社で生産した小型の玩具をカプセル型の手動式自動販売機を通じて販売するという独自の直販方式があたり、急成長を遂げた』、『数多くのコピー商品を販売していたことでも知られる』、『最も波紋を広げたものとして、当時製菓会社のロッテの大ヒット商品であったビックリマンシールの複製品であるドッキリマンシール(ロッチとつけて販売していた)がある』という会社で、当時のカプセル玩具はこんな感じ。
今回発売になった第2弾の「素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に」【AA】が、オビ謳い文句は『ロッチのシールなど、顰蹙&苦笑もののチープな商品を乱発したガチャガチャメーカー・コスモス。前作「愛しのインチキガチャガチャ大全」はこの会社の全貌を知る序章に過ぎなかった――。前作を越える物量の写真と、門外不出の当時の社外秘資料、そして、元幹部が語る「ロッチ事件」の本当の黒幕、衝撃の、第二弾!』になってた。
収録内容は、コスモスが出していたガチャガチャ玩具の写真や解説と、「コスモス」の当時の求人広告や、本社社屋の写真、会社概況や沿革を掲載した会社案内、当時のコスモスの社報、元社員さんなどのインタビューなどを収録(もくじ)し、ZIN秋葉原店のPOPは『インチキの種明かし!?門外不出の社内資料まで掲載!!コスモスの伝説に迫る1冊!!』が付いてた。
前作「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全」にて、80年代に少年期を過ごした人々に、苦笑と郷愁、さらには畏怖すらも呼びさましたガチャガチャメーカー「コスモス」。前作に収録しきれなかったワッキー貝山氏の無尽蔵とも言えるコレクションを1000点以上掲載するのはもちろん、多くの元コスモス社員の貴重な証言により、謎多きこのメーカーの姿を再び追う!膨大な社内報やセールスマニュアル、当時の写真なども一挙掲載! アマゾン内容紹介
なお、「素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に」【AA】のカバー折り返しの著者コメントで、著者の一人でありガチャガチャのコレクターとして知られるワッキー貝山氏は『第一弾「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全」発売後、元コスモス社員の方からご連絡を頂いたり、地元仙台でコスモス展を開催できたりと、良き経験を経て、第二弾の本書は、よりコスモスの凄さと深さが伝わる本となりました。懐かしいアイテムを見て、当時の友達や近所の駄菓子屋のおばちゃんの顔、お小遣いが少なく緊張しながら回した自分自身を思い出していただけると思います』などを書かれている。
第1弾「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて―」
【関連記事】
愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて― 「本物にはない魅力が満載!」
塩ビ人形本 SDガンダムガシャポン戦士クロニクル 「カプセルに詰まった夢が蘇る!」
フォーク・つまようじなど食卓の小物を支えてくれるメイドM。ご奉仕するのが悦び
タカラトミーアーツ、「自由すぎる女神」がフリーダム。ちゃんと立ってろwww
80年代の子どもたちが興奮した"カッコいいもの80's" 「80年代スゲェ!!」
進化した最新トイ、80年代おもちゃ 「ボクらの玩具 BEST SELECTION 2013」
放課後おなにー☆タイム 「混ざっているw」「パクるならどっちかにしろwww」
【関連リンク】
双葉社
ワッキー貝山氏のホームページ / 趣味の部屋・懐かしのガチャガチャ
ワッキー貝山氏のブログ / Twitter
我ながら恐ろ凄い本を出してしまいました(汗)
ワッキー貝山 - Wikipedia
池田浩明氏のブログ「パンラボ」 / Twitter
COSMOS project / Twitter
コスモス・COSMOS自販機写真特集
コスモス (玩具メーカー) - Wikipedia
インチキ・ガチャガチャの歴史に立ち返って色々考えるのはいかがでしょう
夢のガチャ自販機「コスモス」はまだ続いているんだっ
駄菓子屋の思い出 - コスモスまとめ
デイリーポータルZ:コスモスの真っ赤な自販機を探して
赤い玩具用自動販売機「コスモス」があった時代
ロッチ、そしてコスモス製怪しいおもちゃの思い出
「ロッチ」のシールを売り出したコスモスはその後どうなったか
コスモスのガチャガチャ - 関心空間