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1: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 12:27:29.60 ID:pdtPLpuE0
4: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 12:54:15.69 ID:pdtPLpuE0
スタンド使いDIOをプロデューサーに雇い、
トップへの道を歩み続ける765PROッ!
そして彼女達は念願の大型ライヴを控えていた!
時はその前日であるッ!
5: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:02:10.64 ID:pdtPLpuE0
DIO「全員集まったか」
小鳥「えーっと........全員です」
亜美「兄ちゃん、今回は何?」
真美「話があるって........もしかちて告白!?」
真「どぅえぇ!?」
雪歩「えぇ!?」
伊織「誰によ!?」
美希「どーゆーコトなのダニー!」
DIO「まだ何も言っとらんだろーが」ペシィ
真美「痛ァーッ!?」
6: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:05:00.04 ID:pdtPLpuE0
DIO「大事な話だ」
真美「やっぱ告」
DIO ブンッ!
真美 メメタァ
DIO「...............リーダーだ」
DIO「リーダーを決めようと思う」
7: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:07:15.23 ID:pdtPLpuE0
やよい「りーだーですか?」
貴音「りぃ......だぁ......?」
響「指揮官とか、代表みたいなもんさー」
貴音「なるほど、横文字とは難しいものですね」
あずさ「でもリーダーなんて、誰が......」
DIO「俺の中ではもう決めてある」
千早「誰なんですか......?」
8: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:09:32.38 ID:pdtPLpuE0
全員 ゴクリ...
DIO「リーダーは.........」
DIO「タルカス、貴様だ」
春香「えぇ!?私!?ってタルカスMUOOHHHーーー!!!!」
DIO「騒がしい奴め......。わかったか?」
春香「務まるかな......私に......」
DIO「貴様は一見、カスに見えて、人をまとめる力がある」
春香「...............」
10: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:15:12.23 ID:pdtPLpuE0
DIO「リーダーを貴様に決めても、誰も文句を言わんだろう?」
春香「!」
伊織「フン!リーダーならしっかりやりなさいよね!」
律子「そうよ!みんなを引っ張ってあげなくちゃ!」
千早「頑張って、春香」
春香「伊織......律子さん......千早ちゃん.........」
11: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:16:16.74 ID:pdtPLpuE0
真「頼りにしてるよ!タルカス!」
雪歩「私もだよタルカスちゃん!」
響「タルカスやってやるさー!」
美希「ガンバなの、タルカス」
亜美真美「「U・R・O・O・W?」」
春香「UROOWWWWWWWWWWーーッ!!!」
12: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:20:55.64 ID:pdtPLpuE0
ヤロォォォォブッコロシテヤァァァァ タルカスキレター! ムォォォォォ!
DIO「............」
DIO「.........もうひとつ、伝える事がある」
全員 ピタッ
真美「(さっきと雰囲気が違う......)」
DIO「....................」
DIO「................俺は」
DIO「....................」
13: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:22:51.21 ID:pdtPLpuE0
DIO「..........俺はこの大型ライヴが終わったら.......」
DIO「プロデューサーを.................やめる」
全員「「「えぇ!!?」」」
真「ど、どういう事ですか!?プロデューサー!」
DIO「............................」
伊織「何か言いなさいよ!」
14: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:27:16.39 ID:pdtPLpuE0
亜美「兄ちゃん......ホントなの?」
DIO「......あぁ」
あずさ「え.......」
貴音「............」
響「じ、自分.....嫌だぞ........嫌だぞ!」
美希「嘘......だよね?」
DIO「本当だ」
やよい「ふぇっ......」
律子「わ、私、そんな話......」
雪歩「そんな......」
春香「プロデューサー...さん......」
千早「いきなり......すぎるわ...」
16: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:40:02.23 ID:pdtPLpuE0
真美「ど、どーしてなのさ!!」
DIO「..........信じられんだろうが」
DIO「俺は.........このDIOは、この時代の者じゃあない」
小鳥「え......?」
DIO「信じられんだろう?別の時から来た.........異端者なのだ」
美希「............わかんない」
美希「ミキ......全然わかんないの......グスッ...」
亜美「兄ちゃんは別の人で、だからこっちは......わかんないよー!」
やよい「うぅ......グスッ......」
春香「..........」
17: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:50:17.85 ID:pdtPLpuE0
DIO「異なる時が重なるのは、決して許されん事.........」
DIO「......そうだろ?四条」
貴音「..........はい」
響「!」
響「貴音ッ!」
響「どうしてそんな素っ気ないんさ!!悲しくないのか!?」
貴音「ッ!!」
貴音 バチィ!
響「痛ッ......!な、何するさ!」
貴音「悲しくないと......悲しくないと思いますか!!」
18: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:52:39.38 ID:pdtPLpuE0
響「た、貴音......」
貴音「わたくしはっ......わたくしは、皆よりも早く気付いてしまったのですっ......!
それが........悲しくないと思いますか!......うぅっ...」
響「ごめん!貴音!自分......」
DIO「(...........)」
DIO「(.......愛されたものだな......このDIOも......)」
真「......昔から不思議な人だとは、思っていましたけど......」
雪歩「........」ポロポロ
19: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:55:03.19 ID:pdtPLpuE0
DIO「俺は能力で......この時代に来た」
DIO「何故、この時代なのかはわからん」
千早「能力........?」
DIO「あぁ、全てを破壊し、支配する.........力だ」
春香「も、もしかして........あのロードローラー爆破事件は......」
DIO「まぎれもなく、俺は爆破させた」
全員「「「ッ!!」」」
20: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 13:58:36.80 ID:pdtPLpuE0
春香「.........」
伊織「............どうして......」
伊織「......グスッ......どうしてよ....」
響「うっ.......うぅぅぅ.....」
あずさ「プロデューサーさん.......」
亜美「ライヴが終わったら、もう会えないの?」
DIO「..........だろうな」
真美「にいちゃっ.....えぐっ.....兄ちゃんっ........」
やよい「うぅぅ.....ヒック.....」
DIO「...........」
春香「..............み、みんなっ!」
21: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 14:01:11.40 ID:pdtPLpuE0
春香「な、泣いてる暇なんかないよっ!」
春香「明日はライヴだよ?そ、それに......」
春香「それに................」
全員「「「...............」」」
春香「プロデューサーさんを........笑顔で.....み、見送らなくっ.......ちゃっ.....」
春香「だ、だから......泣いて.......」
春香「......うぅ、うぅぅ.....グスッ.....何で......なんで......ヒック....]
春香「お別れが.....早すぎだよぉ.......えぐっ.......」
23: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 14:04:03.51 ID:pdtPLpuE0
春香「っ!」ダッ!
律子「春香!」
DIO「................」
真「............追いかけないんですか?」
DIO「................」
真「追いかけないんですか!プロデューサー!」
DIO「........チッ!」ダッ!!
全員「「「.............」」」
真「...........せっかく、せっかく仲良くなれたのに...........」
雪歩「.....グスッ.......グスッ......」
真美「....兄ちゃ.......」
やよい「真美...........」
響「貴音ぇ.......」ダキ
貴音「..............」
あずさ「どうしたら......いいのかしら.........」
小鳥「プロデューサーさん........」ホロリ
律子「どうして.......」
美希「......ダニー.........」
25: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:00:40.34 ID:pdtPLpuE0
......................................
...........................
..................
.........
.....
DIO「......ここにいたか」
春香「ッ!.............」
DIO「帰るぞ」
春香「..........プロデューサーさん」
DIO「何だ」
春香「私.........わからないんです........何もかも....」
26: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:02:06.06 ID:pdtPLpuE0
DIO「......そうだろうな」
DIO「もはや別次元の話と言っても過言ではないだろう」
DIO「.............話そう、このDIOの事を.........」
DIOは己の生い立ちを全て話した
自分が吸血鬼になった事、ジョースター家との因縁が続いている事
そしてスタンド........
包み隠さず、話したのである
27: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:07:14.14 ID:pdtPLpuE0
春香「...........信じられないです」
DIO「..............」
DIO「.....しかし『別れ』はわかるだろう」
DIO「『別れ』は決められていたのだ。最初からな........」
春香「............嫌です」
DIO「ワガママな奴だ」
春香「プロデューサーさんは.......今、そのスタンド......?を
使ってて、体が痛くなったりしてるんですか?」
28: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:11:56.21 ID:pdtPLpuE0
DIO「いや、ない」
春香「だったら!帰る必要なんてないと思います!」
DIO「..........だがな」
春香「“感じ”がするんですよね!?帰らなくちゃって!
“感じ”なんて、ど、どうでもいいと思います!」
DIO「...............」
春香「........こんな....こんな気持ちでライヴなんて.......」
DIO「..............LESSON4だ」
29: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:13:03.59 ID:pdtPLpuE0
春香「...........え?」
DIO「まず、最初に言っておく」
DIO「貴様はこれから、『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい」
春香「...............?」
春香「....LESSONって前に話してた......でも、もう関係ないですよ.....」
春香「こんな気持ちで.......ライヴなんて『できるわけがない』です.......」
DIO「...........今言ったか?『できるわけがない』.......と?」
30: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:18:34.71 ID:pdtPLpuE0
春香「そうですよ!たとえライヴをやっても、プロデューサーさんがいなかったら......」
春香「私、思いっきり『できるわけがない』です.........」
DIO「.......................」
春香「プロデューサーさんだって、本当は嫌なんじゃないですか......?」
DIO「............何がだ」
春香「ここを.......離れることです」
31: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:20:47.09 ID:pdtPLpuE0
DIO「.......いや、むしろせいせいした。一刻も早く貴様らのような
面倒極まりない猿共とは関わりたくなかったのだ」
春香「そんなの嘘ですっ!」
DIO「ッ」
春香「本当に嫌だったらっ.......こんなに長く一緒にいられませんよ!
それに......こんな生意気な小娘のために.......必死で働いてくれて.........」
春香「嫌だったら........こんなこと.....『できるわけがない』ですよ!!」
DIO「ッ!!」
DIO「........................フン」
33: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:28:30.26 ID:pdtPLpuE0
DIO「辛くないと言えば.....嘘になるが.......」
春香「................」
DIO「貴様はリーダーだ。自分でも言っていただろう、
泣いている暇はないと」
春香「言いましたけどっ、でも...でも!」
春香「今まで一緒にいた人が......いなくなるなんて.......辛くて........っ」
DIO「.................」
DIO「............このDIOには夢がある」
34: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:30:12.16 ID:pdtPLpuE0
春香「........夢」
DIO「ジョースター家の血族を途絶えさせること.......」
DIO「そして..........貴様らをトップにすることだ」
春香「っ......」
DIO「俺はここへ来て“人間”というものを改めて学んだ」
DIO「吸血鬼となった俺は、人の心など、とうに忘れていた」
DIO「......ま、最初からなかったのかもしれんがな」
春香「...............」
DIO「ホルホースに出会い、貴様らに迎えられ
共に歩み、戦い、分かち合った..........」
35: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:31:44.08 ID:pdtPLpuE0
DIO「俺はここに来て良かったと思っている」
DIO「...........変わるものだな、このDIOも...........」
春香「プロデューサーさん........」
DIO「自分で言うのもなんだが、俺は貴様らに尽くした」
DIO「『使命』や『義務』などではない」
DIO「俺自身の『想い』だ」
春香「..........はい」
DIO「貴様らの成長を見るだけで、俺は満たされる」
DIO「もうトップまで遠くはない」
DIO「この大型ライヴで、トップは確実になる」
DIO「..............................やってくれるか?」
36: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:32:54.56 ID:pdtPLpuE0
春香「.....................」
春香「.............もう」
春香「プロデューサーさんに言われたら......」
春香「『夢』だなんて言われたら.........」
春香「断るなんて.........」
春香「『できるわけがない』じゃないですかっ......グスッ...」
37: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:44:02.83 ID:pdtPLpuE0
DIO「礼を言う........リーダー」
春香「はいっ」
DIO「そうと決まれば涙を拭え」
春香「えへへ......」クイ
春香「私、みんなと話してきます!」
DIO「あぁ..........」
春香 タッタッタ......
DIO「.................」
DIO「LESSON4.........『このDIOに敬意を払え』」
38: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:48:54.44 ID:pdtPLpuE0
@765PRO
春香「みんな!」バン!
律子「春香!?」
雪歩「春香ちゃん!」
春香「ほら、みんな!泣いてる暇じゃないよ!
リハーサルしよう!」
美希「春香........なんか元気なの........」
春香「げ、元気なわけじゃないけど......」
響「でも......」
春香「あのね、プロデューサーさんと話をしたの」
あずさ「...........」
春香「プロデューサーさん、あぁ見えて......私達に会えたことに
感謝してるんだって」
真「っ!......」
39: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:51:42.74 ID:pdtPLpuE0
春香「一緒に過ごしてきて、何よりの楽しみが
私達の成長を見届けること......なん....だって......っ」ジワッ
美希「.............うぅ...」ジワァ
伊織「アイツ..............グスッ.....」
春香「だ、だからっ!トップ........アイドルになって!...........
プロデューサーさんを............プロデューサーさんを笑顔で.........見送ろうっ...!」
春香「別れるのは......っ、もう会えないのは辛いけどっ.....グスッ....
みんな..........っ!頑張ろう!」
全員「「「.................」」」
40: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:53:56.49 ID:pdtPLpuE0
千早「..............そうね。プロデューサーが応援してるなら、答えるしかないわね」
春香「千早ちゃん.........」
美希「ヤだ...けど、苦しいけど、ヒック...寂しいけど...グスッ...
ダニーが喜ぶなら...何でもするのっ!」
春香「美希っ......」
響「落ち込んでても、何も始まらないさー!」
亜美「ひびきんのいうとーり!ほら、真美も!」
真美「..........うん」
貴音「わたくし達の、ある意味最後の舞台ですね。
DIO殿をっ...快く見送りましょう」
41: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:56:44.19 ID:pdtPLpuE0
雪歩「うぅ......私、頑張る........頑張るよ!」
真「一緒にガンバろ、雪歩!」
伊織「アイツがそう言うなら..........」
あずさ「ほら伊織ちゃん、もう泣かないの」
伊織「な、泣いてないわよっ!」
やよい「寂しいですけど、頑張りますーっ!」
律子「しっかりサポートするわ!」
小鳥「私も!」」
春香「みんな............っ!」
春香「......よしっ、プロデューサーさんを笑顔で見送ろう!」
全員「「「オーー!!」」」
DIOとの別れを前に、また一歩進んだ765PRO!
明日は待ちに待った大型ライヴ!
夢へ......踏み入れるのだったッ!
42: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 15:58:48.38 ID:pdtPLpuE0
@当日 舞台袖
響「わぁー......本当に人がびっしりだぞ......」
雪歩「き、緊張してきた......」
DIO「大丈夫だ」
【 まもなく765PRO ALLSTAR LIVEが開演いたします 】
ワァァァァァァァァァァァァァァ!!
美希「は、始まるの!」
やよい「いよいよですー!WッWRYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!」
あずさ「やよいちゃんも遂に完成形ねぇ〜」
千早「ちゃんと歌えるかしら.......」
貴音「大丈夫ですよ」
亜美「シミュレーションはバッチリだよね!真美!」
真美「う、うん!」
春香 カチコチ
43: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:00:59.54 ID:pdtPLpuE0
DIO「貴様ら」
全員「「「!」」」
DIO「やるだけの事はやってきた。何も心配することはない。
思う存分やれ」
全員「「「ハイ!」」」
DIO「..............掛け声が必要なのではないか?」
真「!」
44: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:03:40.88 ID:pdtPLpuE0
真「よ、よし!いっくよー!」
真「震えるぞー!」
全員「「「ハート!」」」
美希「燃え尽きるほどー!」
全員「「「ヒート!!」」」
春香「刻もう!765のー!」
全員「「「ビートォ!!!」」」
DIO「行ってこい」
45: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:05:48.15 ID:pdtPLpuE0
タッタッタ......
DIO「春香」
春香「!?」
DIO「リーダーは、リーダーらしく、引っ張って行け。
今も、そして.......これからもな」
春香「......うぅぅっ...えぐっ...」
DIO「オ、オイ!何故泣く!?」
春香「だって......だって.......」
春香「初めて.................名前で.........」
DIO「..............もう泣くな」クイ
春香「えへへ......」
春香「......ハイ、リーダーらしくっ、みんなを引っ張ります!」
DIO「あぁ.......頼んだぞ......」
46: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:07:32.33 ID:pdtPLpuE0
タッタッタ.....ワァァァァァァァァ!!ハルカー!ハルカチャーン!ワァァァァ!!
春香「みんなー!今日は楽しんでいってねー!」
ワァァァァァァァァァァァ!!!
美希「それじゃ、一曲目行くの!」
全員「「「 THE WORLD is all one!!」」」
キタァァァァァァァァ!!ワァァァァァァァ!!!!!
47: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:09:15.37 ID:pdtPLpuE0
全員「矢を見上げ 弓を引こう♪」
全員「スタンドが引き出される♪」
全員「少し痛い 血が出る」
全員「THE WORLD is all oneッ!」
全員「弓と矢!」
@袖
DIO「思えばこれが始まりの歌だったか......」
フッフー!
やよい「なぁ 知ってたかプッチ♪」
美希「なぁ パリのルーヴル♪」
伊織「どれだけの人が見に来るの?」
亜美「いちにち4万人♪」
雪歩「もう どうでもいいね♪」
あずさ「あの天国へ行く方法 知りたい?」
春香「カブトムシとカブトムシ♪」
真「螺旋階段 カブトムシ♪」
伊織「カブトムシ カマキリ♪」
響「もひとつオマケにカブトムシそしてコガネムシ♪」
貴音「時止める ザ・ワールド♪」
真美「メチャクチャ強いスタンド♪」
春香「憎きジョースター家♪」
雪歩「許さん THE SUN」
美希「時止める 承太郎♪」
真「そんなの聞いてませんよ♪」
伊織「ズルい セコい 敗北♪」
全員「THE WORLD is all oneッ!」
全員「弓と矢!」
49: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:22:49.42 ID:pdtPLpuE0
テテーン!
ワァァァァァァァァァァァァ!!!!アミー!ユキホー!!アズサー!
伊織「次の曲は盛り上がるんじゃない?」
真美「なんせっ!」
亜美「あの曲だもんげ!」
やよい「この曲ですー!」
全員「「「吉良メ吉良リ!!!」」」
50: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:29:22.43 ID:pdtPLpuE0
やよい「フレー!フレー!ガンヴァレさぁ行こう!フレー!フレー!頑張れ最高!」
ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!
千早「どんな物でも爆破するんです♪」マールマルドッカンカン
春香「邪魔する奴を爆破するんです♪」ハーナマルストレイキャァット
ワー ワー ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!
DIO「杜王町を皮切りに、爆発的に売れたな。爆弾だけに」
雪歩「お金も爆弾に変えるんです♪」マータマタドッカンカン
貴音「女の爆発は快感です♪」ハーナマルストレイキャァット
美希「雨が降って〜 漫画家の爆発予言♪」
亜美「心も夢も全部消し飛べ〜♪」
響「吉良くるどこくる どこにもいない」
やよい「お前の瞳だッ!バイ!ツァ!ダスト!」
全員「吉良メ吉良リ ドカンボカンと♪」
真美「手首を見たとき○ッキ♪」
全員「吉良メ吉良リ ハートアタック♪」
伊織「ホントはわたし 川尻♪」
全員「吉良メ吉良リ 東方の♪」
あずさ「追尾弾が直撃♪」
全員「吉良メ吉良リ 追い詰められ♪」
真「いいや 限界だッ!押・す・ねッ!」
やよい「フレー!フレー!ガンヴァレさぁ行こう!フレー!フレー!頑張れ最高!」
51: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:31:50.42 ID:pdtPLpuE0
ジャーン
オォォォォォ!ヤヨイー!カワイイィィィィ!ヤヨイー!ウッウリィィィィ!
美希「みんなー!楽しんでるー?」
イェェェェェェェェェェェ!!
亜美「うお!盛り上がってますな〜!」
真美「でも、まだまだ盛上がりが足りませんぞ〜!」
ウォォォォォォォワァァァァ!!!!
響「次の曲、いっくぞー!!」
全員「『I』」
52: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:33:37.21 ID:pdtPLpuE0
春香「新しい服着替えて出掛けよう〜♪」
千早「靴も鞄も買いたて下したて♪」
〜♪
DIO「(..................)」
DIO「(長かったな.......コイツらとの季節は)」
貴音「いつも忘れてた♪」
伊織「他事に気を取られ〜♪」
DIO「(..........成長したな)」
真美「みんな楽しく笑顔で舞台に立とう♪」
あずさ「歌やダンスで自分を伝えよう♪」
亜美「言葉だけでは言えない熱い気持ちを♪」
真「少しだけでも届けられたならば〜幸せ♪」
DIO「(最後に言う事もなかったが......)」
DIO「(.........フン)」
〜♪
53: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:35:26.54 ID:pdtPLpuE0
〜♪
DIO「(........色々あった...)」
DIO「(菊地.......貴様は誰よりも“女”だった。常に女としての魅力を追求し、励んだ。
今の貴様は輝いている)」
DIO「(高槻は臆病者だがしっかりしていた。確か姉だったな。
物の整理もそうだが、貴様は周りの心の整理まで知らず知らず
施していた。助かったぞ)」
54: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:41:12.04 ID:pdtPLpuE0
DIO「(亜美。何を考えているかわからん奴よ。俺が右と言えば左を向く天邪鬼な奴よ。
だが、それがいいのかもしれんな。周りを困らせるなよ)」
DIO「(真美、貴様は一見、空っぽに見えてそうじゃあない。中々考えている。
だから二人の見分けは簡単だ。亜美を......妹を引っ張ってやれ)」
DIO「(愛犬を蹴って悪かったな、我那覇。犬が嫌いなのでな。
......貴様は完璧と言いながら抜けている部分がある。
だがしかし、そこを埋めようと努力する姿は、素晴らしいものだ。
貴様は、完璧だ)」
55: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:43:47.57 ID:pdtPLpuE0
DIO「(世話の焼けると言えば貴様だ、三浦。
少し目を離すとすぐ消える。スタンドか、それは。
毎度迎えに行くこのDIOに感謝しろ。過保護?違うな。
いなくなると困るだけだ)」
DIO「(悔しい、見返してやりたい、という感情は自身を大きく
成長させる。貴様に出来ないことはないだろう。
突き進め、水瀬)」
DIO「(正直......貴様には手こずった......。このDIOの最初の悩みを
作った奴だ。萩原。しかし中々、強い精神を持っている。
それに己自身が気付けば、敵はなしだ)」
56: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:50:27.28 ID:pdtPLpuE0
DIO「(千早、貴様は今、楽しんでいるか?絶望の淵を経験した
貴様は今、楽しんでいるか?......いるだろうな。
その顔はそうだ。貴様のおかげでこのDIOの能力、謎を解明できた。
感謝するぞ)」
DIO「(四条.........一体何者なのだ?このDIOを明し、力までも.........。
不気味な奴よ。だが、おかげで戻る決心がついた。礼を言っておこう。
貴様と食べたラーメンとやらの味、忘れはせんぞ)」
DIO「(寝ているだけで無気力と思いきや、そうでない奴......美希よ。
俺が戻ると告げた後、何も言わず抱きついてくるとは.......。
あの時、泣いていたのだな。しかしそれは貴様がまた一歩進むための涙だ。
もう流してはならんぞ)」
57: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:52:14.15 ID:pdtPLpuE0
DIO「(そして........春香。いや、リーダー。
最後の最後に全員をまとめてくれたな。感謝している。
貴様はリーダーの資格は十分にある。
後はこのまま、全員を......導いてやれ)」
58: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:54:39.94 ID:pdtPLpuE0
全員「みんな楽しく笑顔で舞台に立とう
歌やダンスで自分を伝えよう
言葉だけでは言えない熱い気持ちを
少しだけでも届けられたならば幸せ」
ワァァ!!ミキー!マコトー!オォォォォォ!!
DIO「(.................)」
DIO「(この客、全員、貴様らが集めたのだぞ。信じられんだろう)」
DIO「(......俺も、信じられん)」
千早「目と目が逢う〜、瞬間好きだと気付いた〜」
.............................
真美「子供扱いしないで〜♪」
.............................
美希「ねぇ消えてしまっても探してくれます〜か〜」
.............................
響「Catch up!見つけましょ!瞳の中に映る♪」
.............................
あずさ「お気に入りのリボン♪うまく結べなくて♪」
.............................
伊織「私が一番!でもあなたもそこそこかも♪」
.............................
59: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:56:41.68 ID:pdtPLpuE0
..................
..........
.....
..
美希「この歌はねっ、今のミキ達にソックリな歌なの!曲名は、えーっと......」
美希「何だっけ?」
ワハハハハハ ミキー カワイイゾー
千早「もう、忘れちゃダメよ」クスッ
真「自分?」
美希「あっ!『自分REST@RT』なの!」
60: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 16:57:58.03 ID:pdtPLpuE0
テッテッテーレ テッテッテテーレ テーッテッテッテテレーレーレ
テッテッテーレ テッテッテテーレ テーテッテッテテレーレ
美希「昨日までの生き方を否定するだけじゃなくて♪」
真「これから進む道が見えてきた♪」
雪歩「弱いだけの女より我慢とか背伸びしても♪」
春香「カッコつけた自分が好きだから♪」
真美「今すぐ心のドアちょっと開いて♪」
亜美「旅に出てみたい気分♪」
あずさ「ぼやぼやしてると大切なチャンス♪」
伊織「逃してしまいそう♪」
61: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:00:03.20 ID:pdtPLpuE0
全員「輝いたステージに立てば最高の気分を味わえる
すべてが報われる瞬間いつまでも続け
夢なら覚めないでいて
大空を飛ぶ鳥のように翼を広げて羽ばたきたい
どんなに遠くても行こう 憧れの世界
夢だけでは終わらせたくない」
ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!
やよい「(わっ)」ツル
DIO「!」
雪歩 ガシ
やよい「(雪歩さん!)」
雪歩「(がんばろ、やよいちゃん!)」
DIO「(転びそうになった高槻を掴んだか)」
DIO「(緊急事態にも対応できる身体、だな)」
62: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:02:14.39 ID:pdtPLpuE0
@客席
?「一瞬ヒヤッとしたわ」
?「それにしてもあの娘達、成長したわね」
?「............本当に私がいなくても大丈夫なのね」
?「.........少し寂しいわ」クスッ
?「それにしても......」
?「隣にいる摩訶不思議な生き物は一体何?」
カッカー!ダッゾ!クッ アラー ナノ! ポエー ヤー ウッウー モ! シジョ トカ!チー!メッ!ピィ
?「......何者なのかは知らないけど......」
?「応援しているのは、わかるわ」
63: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:03:32.77 ID:pdtPLpuE0
限りなく広いアリーナで歌声が高く遠く響く
心の傷ついた人も笑顔取り戻す
パワーを与えてみせる
海原を休むこともなく泳ぎ続ける魚みたいに
どこまで旅しても平気 疲れも知らない
止まるよりも進むのが好き
ワァァァァァァァァァ!
64: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:04:32.10 ID:pdtPLpuE0
春香「みんなー!!今日はありがとー!!」
ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!
やよい「次で最後の曲です〜!」
エェェェ!!!
美希「みんな!心して聴くの!」
オォォォォォォォ!!
春香「聴いてください!」
65: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:05:38.53 ID:pdtPLpuE0
全員「「「さよならをありがとう」」」
66: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:13:03.75 ID:pdtPLpuE0
DIO「(...........)」
DIO「(..........最後に相応しい曲だ...)」
『 あなたがいる そんな風景が 』
『 あたりまえだと思っていたの 』
『 だけど少し変わり始めた日々 』
『 最初は忙しいことも嬉しいよねって 』
『 気持ち隠してメールすれば 』
『 切ない心は凍えていくの 』
『 いつもありがとう、がんばって 胸が詰まって言えない 』
『 いつでも応援してるよと伝えたいのに 』
『 私も頑張ろう 頼ってばかりダメだね 』
『 また会うその日は笑顔を見て欲しいから 』
『 泣いちゃおう 今は 』
67: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:17:15.22 ID:pdtPLpuE0
響「会いたいなぁ、落ち込んだとき 駆けつけてくれる」
響『お仕事うまく出来なかったぞ.........』
DIO『いや、十分だ。少なくとも俺にとってはな』
雪歩「心配ばかりかけてたね、そう言ったら笑ってた」
雪歩『私、ダメな娘ですから......』
DIO『心配はかけるが、ダメではない。大丈夫だ』
雪歩『あ、ありがとうございますぅ......』
68: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:19:29.86 ID:pdtPLpuE0
千早「みんな不安抱えながら進み続けるの」
DIO『最近、困ったことはないか?』
千早『はい、特には......どうしたんですか?』
DIO『いや、理由はない。だが悩みがあったら構わず言え』
千早『......わかりました』
伊織「夢を語った日々が今 宝物だね ずっとずっと」
伊織『いつかお兄様より優れてやるんだから!』
DIO『貴様なら出来るだろう』
伊織『この伊織ちゃんが出来ないわけないじゃない!』
DIO『...........面倒な奴だ』
69: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:23:15.47 ID:pdtPLpuE0
美希「いつもありがとう 大好きよ 照れた顔が浮かんだ」
美希『ダニー!』ダキッ
DIO『離れろ!そしてダニーはやめろッ!』
真「涙で目の前が霞んでいく でも幸せ」
DIO『男らしい女など腐るほどいる。それも個性だ』
真『個性、ですか.........』
DIO『あぁ、その個性を武器にすればいい』
70: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:25:19.71 ID:pdtPLpuE0
貴音「さよなら そう言ってそっと優しく手を振る」
貴音『DIO殿、やはり.......行かれてしまうのですか?』
DIO『あぁ。やり残したことはない。貴様らの頂への道ももうすぐそこだ』
貴音『..........そうですか』
あずさ「なぜかな あなたを想うと満たされるから」
あずさ『私が道に迷っても、探してくれますか?』
DIO『当たり前だ』
あずさ『......うふふ』
やよい「頑張ろう 今を」
やよい『プロデューサーのおかげで家族を養えますー!』
DIO『そうか、だがまだ稼いでもらうぞ』
やよい『はいー!うっWRYYYY!!!!』
71: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:27:17.62 ID:pdtPLpuE0
亜美「同じ歌を歌えば 未来はつながる」
亜美『兄ちゃんは何でプロデューサーなの?』
DIO『高木に誘われ、そこで何かを感じた』
亜美『ふ〜ん、ティンと!ってこと?』
DIO『.......そうだ』
真美「メロディーが紡いでいくの 重なり合うハーモニー」
真美『兄ちゃんは何してる時が一番好き?』
DIO『仕事を探している時だ。貴様らのな』
72: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:30:37.47 ID:pdtPLpuE0
DIO「................行くか」
DIO スタスタ
律子「プ、プロデューサー............」
DIO「.......律子」
律子「..............ハイ...グスッ...」
DIO「後は..........頼んだぞ..........」ポン
律子「.......はい..........うぅ......ひぐっ.....」
DIO「ではな........」スタスタ
高木「どうしても行ってしまうのかね?」
DIO「高木.......」
小鳥「寂しいですよぉ.....ヒック...........うぅぅぅ....」
DIO「............仕方ないのだ」
DIO「今まで世話になったな」
高木「.................DIO君.......」
DIO「また逢えたら.................またな」
小鳥「うぅ......グスッ....」
73: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:33:46.80 ID:pdtPLpuE0
春香「いつもありがとう、がんばって 胸が詰まって言えない
いつでも応援してるよと伝えたいのに」
春香『プロデューサーさん......休んだ方がいいんじゃないですか?』
DIO『いや、休んでいる暇などない。休む時間に仕事が2つ取れる』
春香『あまり、無理しないでくださいね....... 』
全員「私は大丈夫そっとハミングしよう
なぜかな あなたを想うと満たされるから
頑張ろう 今を..................」
74: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:35:27.79 ID:pdtPLpuE0
ワァァァァァァァァァ......!!
春香「みんなー!これからも!」
雪歩「765を!」
全員「「「宜しくお願いします!!」」」
アッタリマエダー!ワァァァァァ!ナムコォォー!!
ワァァァァァァ......................
ワァァァ...............
..........
......
...
75: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:37:37.20 ID:pdtPLpuE0
タッタッ....
タッタッタ..........
春香「プ、プロデューサーさんは!!」
美希「どこなの!」
律子「行ってしまったわ..........」
真「そんな.......」
雪歩「さよならも..........言えなかった.......」
律子「..............」
響「うぅぅぅ......」
貴音「...............DIO殿」
亜美「やだよぉ......」
伊織「行かないでよ.....グスッ....」
春香「行かないで........行かないでっ.....!」
全員「「「行かないで!!!」」」
76: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:40:05.76 ID:pdtPLpuE0
------------------------------------------------
DIO「戻るぞ............世界」
世界「..................」
DIO「THE WORLD BITE THE DUST...........」
DIO「戻れ」
ギューン!!
DIO「......................」
DIO「絶対に忘れん...」
DIO「..................」
DIO「これが“寂しい”という感情か.....」
DIO「............そうか」
DIO「不思議なものだな、世界よ」
DIO「このDIOが............」
『 ! 』
DIO「..............何だ?」
『.........ないで.......』
『い...ないで...!』
『行かないで!』
77: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:41:55.84 ID:pdtPLpuE0
DIO「!!!」
DIO「...............ッ」
DIO「貴様らの.......声が.....」
DIO「ここまで...........響くとは.........」
DIO「....................戻るか、世界よ」
DIO「貴様らと、別れることなど.......」
DIO「『できるわけがない』」
パッ!
78: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:43:34.89 ID:pdtPLpuE0
美希「もう......いないんだね.........」
あずさ「くぅ.........うっ...............」
千早「.........」ホロ
春香「ぷろでゅーさー.....さん..........グスッ.....」
DIO「泣くなと言っただろうが」
79: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:45:35.06 ID:pdtPLpuE0
全員「「「!!!!」」」
春香「ぷ、プロデューサーさん!?」
DIO「あぁ」
美希「ダニィィィィィィ!!!」ダキッ
DIO「離れろ」グィ
真「どうして........」
DIO「やり残したことがないか、確認しに来ただけだ」
響「じゃ、じゃあ......」
DIO「あぁ........またしばらく........」
DIO「ここにいる」
全員「「「プロデューサー(さん兄ちゃんダニィィ!!!」」」ダキッ!!
DIO「は、離れろッ!!!」
80: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:48:14.73 ID:pdtPLpuE0
高木「よく戻って来てくれたね」
小鳥「うぅぅ.....ぐぅ.....」
律子「ヒック......グスッ........」
DIO「だが、『しばらく』だ。時が経てばまた、帰るだろう」
美希「もう行っちゃヤなの!」
DIO「.............」
伊織「うぇぇぇぇぇ!!」
DIO「貴様は泣くな」
DIO「とりあえず貴様ら、ライヴ、よくやったな」
全員「「「...ハイッ!!」」」
DIO「今は確実にトップだ」
DIO「だがしかし、必ず“落ち”が来る」
春香「わかってます!」
DIO「.......そうか」
81: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:50:47.26 ID:pdtPLpuE0
やよい「“落ち”ないように!また面倒見てくださいね!」
DIO「......................あぁ」
全員「「「やったー!!!」」」
ワー!ダニィィィ モウ ミキッタラ ハナレロ!ウリィィィィィィ
高木「..........音無君」
小鳥「は、はい.....」グイ
高木「人生というものは、面白いものだね」
小鳥「はいっ、そうですね」
高木「これだから人生はやめられない!」
小鳥「もう!社長ったら....」クス
高木「彼には.......礼を言わなくてはね」
小鳥「はい!弱小...いいえ、貧弱プロダクションがここまで.......あなどれませんね!」
高木「うむ!誰も怒らせることもしなかったしねぇ......」
高木「正直、ここまで彼女達が輝くとは思ってもいなかったよ」
小鳥「私は輝くって思ってましたよ?ふふっ」
高木「こりゃ失礼なことを言ったかな?はっはっは!」
高木「時は.........まだ動いているんだね」
小鳥「はい........まだ、まだです!」
DIO「離れろ貴様ら!は、離れろぉぉぉーーーッ!!!」
82: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 17:57:57.53 ID:pdtPLpuE0
ついにトップに導いた邪悪の化身DIOッ!
DIOは“愛”を知ることが出来たのだッ!
そしてDIOの残したLESSON5!
それは
『遠回りこそが近道だった』という答えだった!
765は........DIOは......共に成長していったのだ!
ご愛読ありがとうッ!本当にありがとうッ!
それしか言葉が見つからないッ!
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/20(日) 18:05:37.58 ID:tvfVy6epo
乙!
終わっちゃったか
またなんか書いてくれ
87: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 18:19:13.62 ID:pdtPLpuE0
.................................................
...............................
......................
.............
.........
....
..
承太郎「.........................ハッ!」バッ
承太郎「.............ここは.....日本か..........?」
承太郎「.............何が......何が起きてる.........」
承太郎「........DIOにトドメをさしたハズだが.......」
?「..........?あそこでうずくまってる人は......」
?「ティンときました!」
?「そこのあなた!」
承太郎「!」
承太郎「...........誰だ、テメェは」
?「(わっ、怖そうな人......)」
?「私、CGプロの千川ちひろって言います!」
承太郎「CG...........プロ.........?」
承太郎「(何だ.............新しく何かが始まりそうな予感がするぜ........)」
承太郎「とびっきり面倒なのがな.......................」
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/20(日) 18:20:59.70 ID:tvfVy6epo
ちょwwww
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/20(日) 18:32:00.60 ID:GJjzj8DP0
終わったと思ってたら始まってた
91: 5409PRO ◆9G12fmecqU 2014/07/20(日) 18:38:44.88 ID:pdtPLpuE0
読んでくれてありがとうございますね
次回も付き合ってくださいね
あとスレタイ無視と最後の誤字ごめんね
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/20(日) 18:51:47.99 ID:9SdF7hiDO
お前は次に
>>1乙!次回作楽しみにしてる
と言う!
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/20(日) 18:59:30.62 ID:1xtvPAevO
>>1乙!次回作楽しみにしてる
ハッ!?
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