中国から輸入・使用していたチキンが不衛生だった問題で、謝罪した大手ハンバーガーチェーンの
マクドナルドですが、同社が掲げたポリシーと実際の行動がかけ離れている
と報じられています。
画像:【チキンナゲット】
この問題は、日本のマクドナルドが2002年から提携していた中国・上海の食品加工会社「上海福喜食品」
の工場が
画像:【上海福喜食品】
http://the-sun.on.cc/cnt/news/20140722/00405_001.html
とっくに使用期限の切れたチキンを新鮮な肉と一緒に混ぜ合わせて使用したり、
画像:【使用期限切れの古い肉と新鮮な肉を混ぜる作業】
http://column.etnet.com.cn/top-EtnetcolA01-EtnetcolB144/34418.htm
床に落ちたひき肉やパテ(ハンバーガー用の肉)を拾って再利用したことなどが発覚したもの。
画像:【床に落ちたチキンを拾って再利用】
http://news.qq.com/a/20140722/006753.htm
マクドナルドの公式サイトに掲載されている「チキンマックナゲット」の紹介ページでは
「マクドナルドの指定農場で厳しい衛生管理と監視のもとに飼育されたチキンを使用しています」
(引用元:http://www.mcdonalds.co.jp/quality/basic_information/menu_info.php?mid=1610 )
と書かれていますが、本日放送された情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)の取材により、同社は年に1回
だけ衛生管理状況を視察していたことが判明しました。
マクドナルドとファミリーマートの2社はこの会社から、昨年だけで合わせて6000トンものチキンを仕入れ
ており、ファミリーマートでは同工場から仕入れたチキンを商品化したものをすでに約123万個販売したこ
とも明らかになっています。
年1回の工場視察で「厳しい衛生管理と監視のもとに飼育されたチキン」というのはどうなんでしょうね・・