日本にコミケあれば米国にはコミコンあり、というわけで、米国最大のコミック&エンターテイメント系コンベンションであるサンディエゴ・Comic-Con は本日24日から開幕です。
企業も多数参加するなか、映画『パシフィック・リム』で知られる Legendary Pictures のブースでは、没入型ヘッドマウントディスプレイの Oculus Rift を使い、劇中の巨大ロボット イェーガー のパイロットになってカイジューと戦う公式コンバットシミュレータ『Pacific Rim: Jaeger Pilot』を体験できます。
Join the fight! 'Drift with the Rift' exclusively at the @Legendary booth (#3920) & prepare to pilot a 250ft Jaeger. http://t.co/C6CeXE7ldp
- Legendary (@Legendary) 2014, 7月 24
ヘッドマウントディスプレイ Oculus Rift と、劇中のパイロット間シンクロ操縦システムを掛けて、キャッチフレーズは Drift with The Rift ! 。ですが、劇中のイェーガーのように二人乗り(または三人乗り)ではないようです。
パシフィック・リムといえば、映画が愛されすぎたゲーム化作品にありがちな酷評と、反動的に「これはこれで」評価があったゲーム機版もありました。Oculus Rift 版は販売中のゲームとは別に、映画で実際に使われたデータから起こしたパイロット主観のデモ(『コンバットシミュレータ』)とされています。搭乗できるイェーガーは主人公格のジプシー・デンジャー、対戦相手のカイジューはナイフヘッド。
シミュレータは米国サンディエゴのコミコンで27日まで出展予定。その後のイベント出展やソフトとしてのリリースは現時点で明らかにされていませんが、Oculus Rift は近い時期の製品版発売を予告しており、2017年のパシフィック・リム2 より前には家庭でイェーガー乗りなりきりも楽しめるかもしれません。