ベトナム産のシシャモに異物が混入していたことがわかりました。
画像:【異物が付着したベトナム産シシャモ】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140724/t10013251571000.html
23日、山口県は同県長門市の輸入業者「伊村産業」が輸入したベトナム産シシャモが入った容器の
中に汚物や殺鼠剤(さっそざい)とみられる異物が混入していたと発表。
「黄色い粉末」がシシャモに付着しており、検査の結果、ネズミを駆除する殺鼠剤と判明したとのこと。
殺鼠剤には血液を固まりにくくする「塩化ダイファシノン」が含まれ、口に含んだ場合、頭痛や吐き気を
引き起こし、最悪の場合、生命の危険もあるとしています。
またシシャモが入ったビニール袋とそれが詰められた段ボール箱との間の隙間にはネズミのフンと
みられる汚物も発見され、自主回収となりました。
伊村産業の伊村隆社長は
「輸入元のベトナムの工場は安全基準を満たしていたが、このような問題が起き、今後の管理体制を検討したい」
と話しています。
厚生労働省は報告を受けて、全国の検疫所に製造業者の商品を保留して確認するように指示し、ベ
トナム政府に対しても事実確認と原因究明するように伝えました。
画像:【自主回収された「ししゃも商品」のラベル】
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000051918.html
商品はすでに全国10都府県で販売されており、見つけた場合は食べないようにも呼びかけて
います。
すでに流通している商品ですので、注意です。
最近、食の安全に関する問題が目立ちます。