総務省の次期事務次官の大本命と言われていた櫻井翔の父・櫻井俊総務審議官。
その櫻井翔の父親が出世レースでまさかの敗北をしたことが話題になっている。
敗因は息子、櫻井翔に原因が…→ ranking
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「桜井氏が入省した77年組は“10年に1度の逸材揃い”といわれ、入省当初から将来の次官候補と目されてきた。自民党の佐田玄一郎・元規制改革担当相が高校の同級生だったり、政界にも顔がきく。今夏の人事で総務省トップになるのは既定路線のはずでした」(総務省関係者)
ところが、18日発表された人事で、実際に事務次官を拝命したのは桜井パパではなく、76年に自治省に入省した大石利雄・消防庁長官(61)。岡崎浩巳前次官(61)も76年組で消防庁長官からの横滑りである。
「今回の人事は何から何まで異例です。総務省は旧自治省と旧郵政省のたすき掛け人事で次官を出してきた。順番からいえば、今回は郵政省出身の桜井氏でした。自治省出身者の“上がりポスト”の消防庁長官が2代連続で総務次官に返り咲く人事も通常はあり得ない。しかも2人は同期です。掟破りの人事に省内には緊張感が漂っています」(関係者)
もっとも、桜井パパが敗れたのは、ほかの理由もありそうだ。
「長男の翔は日テレ系の『NEWS ZERO』でキャスターを務めています。妹も日テレの社員。“電波行政との癒着”の声が上がるのを総務省が警戒したのかもしれません。ただでさえ安倍官邸はNHKとの関係で批判を浴びている。余計な気苦労はしたくないでしょう」(前出の総務省関係者)
とはいえ、桜井パパは総務審議官ポストに残り、首の皮一枚つながった。来年も可能性は残されている。(ゲンダイネット)
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