れんげ「お母さん…お醤油とって」
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1：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 22:55:42.71 ID:xxtZ6YM10
れんげ「…」
れんげ「…ねぇお母さん」
母「そうそう…町役場にお勤めのね？ホントにいい方なのよお一度お会いしなさいよ♪」
一穂「…ハハハ」
れんげ「…お父さん…お醤油とって」
父「…今朝ひかげの学校から成績表が届いて見たんだがなかなか優秀なようだよ」
れんげ「…姉姉ぇ…お醤油とってなのん…」
母「ホントよく頑張ってるみたいねぇ」
母「れんげ…あんたもお姉さん達みたいに頑張りなさいよわかった？」
れんげ「…」
れんげ「…うん」もぐもぐ…
7：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 22:57:10.20 ID:xxtZ6YM10
～次の日
母「どう？考えてくれた？あなたにぴったりの男性だと思うの」
れんげ「…」
一穂「…いやぁハハハ…」
れんげ「…お父さん…ウチの消しゴムもぅ無くなりそうなん…新しいの買うからお小遣いほしいのん…」
父「ひかげのことなんだが○○大学にもしいくことになるなら工面しないとなぁ」
母「ほんと大変そうよねぇでもあの子の為ですもんねぇ」
一穂「ひかげはあぁ見えて頑張る子だからねぇ」
れんげ「…お父さん…」
れんげ「…」ｳﾙｳﾙ…
10：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 22:57:56.87 ID:xxtZ6YM10
夏海「れんちょーんおはよ」
れんげ「…」
夏海「…れんちょん？どしたの？」
れんげ「…あ」
れんげ「…にゃ…おはよなのん…」
夏海「…ん?」
れんげ「…なっつん…」
夏海「ん？…なんかあったの？」
れんげ「…」
れんげ「…なんでもないのん…」
夏海「そう…？」
れんげ「…バス…来たのん…」
11：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 22:59:19.59 ID:xxtZ6YM10
～自習中
一穂「…zzz」ｽﾋﾟ～…
れんげ「…」ｺﾞｼｺﾞｼ…
夏海「えっとー…これどうやるんだっけかなぁ」
ｺﾞｼｺﾞｼ…
夏海「…ん？…れんちょん…それ…パン？」
れんげ「…」ｺｸﾝ…
蛍「パンで文字を消してるの？画家みたい」
れんげ「…」ｺｸﾝ…
小鞠「消しゴムないの？私2個持ってるよ♪ハイこれ」
れんげ「ありがとなのん…」
夏海「れんちょん」…
14：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:00:27.34 ID:I3fHENdB0
～放課後
小鞠「よぉし帰ろっかぁ♪」
蛍「あっ…待ってくださいよセンパイ」
れんげ「…」
夏海「…れんちょん？帰ろーよ」
れんげ「…う…うん…そうするのん…」
夏海「…今日なんか変だよ？…れんちょん」
れんげ「そ、そんなことないん…」
夏海「…そう」
17：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:01:46.27 ID:CXxHomY20
夏海「…元気ないじゃん」
小鞠「おうちでなんかあったの?」
れんげ「なんでもないのん！」
蛍「れんちゃん…」
れんげ「…ごめん…ウチ…(帰りたくないのん…)」
れんげ「…ウチ」ｳﾙｳﾙ…
れんげ「…っ！」ｯﾀﾞｯ
小鞠「あっ！れんげ待って！」
夏海「…れんちょん」
19：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:02:59.29 ID:FqWLRVeT0
れんげ「…ご馳走さまなのん」
一穂「あれ？もう食べないの？」
母「あんた好き嫌いしないで食べなさい」
れんげ「…ゴメンなさい…あんまり食欲がないのん…」,
一穂「…？珍しいね」
れんげ「ウチは…」
母「…？どうしたの？」
れんげ「…」
母「ちゃんと言わないとわからないでしょ」
れんげ「ウチは…もぅ…寝ますん…」
れんげ「…(ウチはいる必要なんてないのん…)」
22：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:04:04.17 ID:z2NsTTmN0
～翌朝
れんげ「…お母さん」
母「…あら早いわねぇ」
れんげ「…ウチ…おなかいたいん…」
母「…あら…熱は？…熱は無いようね」
れんげ「…ウチ…今日は学校やすみたいのん…」
母「？熱はないから頑張って行きなさい」
れんげ「でも…ウチ…」
母「ほんとに具合が悪くなったら一穂に言いなさいよわかった？」
れんげ「ウチ…くるしいのん…」
母「わかったの？」
36：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:26:18.02 ID:fQfeLOjI0
れんげ「…はぁ」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…
子鞠「あ！れんげ」
夏海「やほーれんちょん♪」
れんげ「…こまちゃん…なっつんおはよ」
夏海「…れんちょん…何かあったのかわかんないけどなんでもウチらに言いなよ」
れんげ「う…うん…」
れんげ「…ありがとなのん…(ウチは…ウチは消えた方が…)」ﾌﾗﾌﾗ…
38：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:29:13.47 ID:fQfeLOjI0
れんげ「…(大きくなったら…姉姉やひか姉みたいになれるのかなぁ…)
れんげ「…(ウチ…でもがんばれないのん…)
れんげ「…(ウチががんばっても…)」
れんげ「…(ウチがなにしても…)
れんげ「…(喜んでくれる人なんて…いないのん…)」
れんげ「…(くるしい…消えて無くなりたいのん…)
れんげ「…(くるしいくるしいくるしいくるしいくるしい…よ)」
39：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:32:22.54 ID:fQfeLOjI0
れんげ「…(もし…)」
れんげ「…(ウチがもっとおりこうになれたら…)
れんげ「…(お母さんもお父さんも…喜んでくれるんだろうなぁ…)
れんげ「…(ウチは…)」
れんげ「…(ウチは…)」
れんげ「…(いい子になりたいのん…)」
れんげ「…(ウチは…悪い子なのん…)」
40：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:33:35.94 ID:fQfeLOjI0
れんげ「…(いなくなりたいいなくなりたいいなくなりたい…)
夏海「ねえれんちょんってば！」
れんげ「…え？」
夏海「寝てたの？て顔色悪いよ？」
れんげ「ここ…は？」
蛍「…きょ…教室だよ…れんちゃん…」
れんげ「…あ…れ？」
小鞠「具合…悪いの？」
れんげ「…う」
夏海「かず姉！れんちょんが…」
れんげ「…ウチは！…平気なん！…」ｳﾙｳﾙ…
43：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:36:19.76 ID:fQfeLOjI0
一穂「…ん…ん」ｽﾔｽﾔ…
夏海「かず姉ってば！」
れんげ「はぁっ！…はぁ……ウチ…」
小鞠「れんげ…落ち着いて！座って…ね？…夏海！私だれか呼んでくる！」
れんげ「はぁ…うっ…はぁっ！…ウチ…は…」ｳﾙｳﾙ
蛍「れんちゃん！保健室いこっ！」
れんげ「ぅ…あぁ…ぅ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
れんげ「…っ!…うっ！?…ぅえっっ！」ﾋﾞﾁｬ…
小鞠「きゃ！れんげ！」
夏海「かず姉！」
一穂「ん…れんげ…？」
44：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:37:35.80 ID:/dBTiGyj0
あぁれんちょん可愛いよ
46：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:38:09.37 ID:51fb6pys0
れんげ「…(ごめんなさい…)」
れんげ「…(ごめんなさい…)」
れんげ「…(ごめんなさい…)」
れんげ「…(ぜんぶウチがわるいん…)」
れんげ「…(ウチが生きてるから)」
れんげ「…(ウチが生きてる…から)
れんげ「…(ウチ…生まれ変わっていい子になるのん…)」
49：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:45:15.25 ID:t77cHzqo0
～数日後
蛍「…市立病院！?」
一穂「…」
小鞠「ねぇ…退院できるの？ねぇ？」
夏海「かず姉ウチら連れてってよ！」ｳﾙｳﾙ
一穂「…ゴメンね」
一穂「れんちょんは…その…普通に話すことすらつらい状態なの…」
一穂「…たぶん行っても…あなた達までつらくなるだけよ…」
夏海「じゃ…あ…誰が…」
小鞠「…夏海」
夏海「誰がれんちょんを元気にさせるの？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
一穂「…」
51：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:49:05.70 ID:t77cHzqo0
～病室
れんげ「…」
れんげ「…またなのん」
れんげ「…またみんなにめいわくをかけてしまったのん」
れんげ…」
れんげ「ウチは…ヒドイひとなん…」
れんげ「…お母さん？…」
れんげ「…なんで泣いてるん？…」
れんげ「ウチをおこってほしいのん…」
れんげ「お母さん…」
54：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/01(火) 23:54:01.33 ID:kv7zLcc10
れんげ「…きのうは学校にいってみんなとなかよく遊んだ夢をみたのん…」
れんげ「…しあわせなの…ん」
医者「そう…よかったねれんげちゃん…」
れんげ「…」
れんげ「…よくないのん」
れんげ「…だれか…ウチを殺してほしいん…」
医者「…だめだよ…れんげちゃんは元気になって…また学校にもどるんだ…」
れんげ「…先生…ウチまた…おくすりのむん？」
医者「…夕方にまたね…」
れんげ「…姉姉にあいたいのん…」
59：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:01:48.23 ID:32Jy5DOf0
一穂「…どう？気分悪いかな？」
れんげ「…だいぶよくなったん…」
一穂「今日ね、みんな病院にきてんだよ…」
一穂「れんげに会いたいんだって…」
れんげ「…」
一穂「…会ってみない？」
れんげ「…いやなのん…みんなウチのことキライになってるん…」
一穂「…そんなことないよ」
一穂「…みんなれんげを心配してk」れんげ「くるしいのん」
一穂「…れんげ」
れんげ「…い…ゃ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
62：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:09:33.72 ID:32Jy5DOf0
～次の日
楓「…れんげ」
れんげ「…駄菓子屋…来てたん？」
楓「ねっ…寝てなくていいのか？」
れんげ「…レントゲンをとりにいくだけなん…一人でできるもん」
楓「…れんげ…わたし…その…」ｳﾙｳﾙ…
楓「…れんげが…」
れんげ「どうして泣いてるん？」
楓「…ぅ…ふぇ…」ぐすん…
れんげ「…ウチは…大人になったでしょ？」
楓「れんげっ！」ﾀﾞｷｯ
65：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:14:16.10 ID:32Jy5DOf0
れんげ「…」
れんげ「…駄菓子屋？」
楓「っ！うわぁぁん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
れんげ「…」
楓「ふぇっ…く…ごめ…ごめんな…」
れんげ「ないちゃダメなのん…」
楓「れんげ…」
れんげ「…」
楓「…れんげは…ひとりぼっちじゃないんだよ…」
れんげ「…」
68：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:21:32.55 ID:32Jy5DOf0
楓「…れんげはみんなに…みんながれんげのことすきなんだぞ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
れんげ「…うそなのん」
楓「…え？」
れんげ「…みんな…ウチのことなんかほんとはすきじゃないのん…」
楓「…れんげ！ちがう！」
れんげ「違わないのん！！」
れんげ「っあ！…うぅ……っ…」
楓「！?れんげ！」
れんげ「はぁ！はぁっ！うっ…」
楓「れんげ大丈夫？っ！誰か！誰かはやくきてっ！」
れんげ「…み、っはあ…みんな…きらぃ…なの……ん」
76：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:29:22.16 ID:icd54KDD0
～翌日
楓「…申し訳ありませんでした」
母「…ぃぇ」
父「…大事には至らなかったわけですから」
楓「…あの、れんげは？」
母「…病室でその…寝てるわ…」
楓「…まだ悪いんですね？」
母「…」
父「…潰瘍がね…また…少し悪化していたようでね…」
楓「そんな！…わたし…」
父「…きみのせいではない…全て…私たちの責任なんだ」
81：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:39:14.33 ID:esW1Lk7L0
れんげ「…」
医者「…」
医者「…れんげちゃん…れんげちゃんの病気はね、心が苦しくなると治らない病気なんだ…」
れんげ「…ごめん…なさい」
医者「だから…ほんとは薬で治すよりれんげちゃんが明るい気分になるよう…楽になるように先生達努力するからね…れんげちゃんなにも悪くないんだよ…」
れんげ「…う…ぅ…」ｳﾙｳﾙ…
医者「…でも…それにはれんげちゃんも少しだけ…勇気をだしてね…お友達と話してみようか…」
れんげ「…ぁ…ぅ…ぅ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
83：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:49:01.37 ID:esW1Lk7L0
～病院の廊下
楓「…あ」
一穂「…」ｺｸｯ…
楓「…ぁ…あ…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
一穂「…これからさ…生徒も一緒にれんげに話してあげてくれない？」
楓「！?」
一穂「…れんげはね…みんなが必要なの…」
楓「あんた今まで何してたんだよ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
一穂「…ほんとにごめんね」
楓「れんげがどんな気持ちだったかわかんないのか！？あ？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
一穂「…れんげを助けてあげて」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
84：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:51:11.11 ID:esW1Lk7L0
～夕方
楓「…」
卓「…」
小鞠「…」
夏海「…」
蛍「…」
ｶﾞﾁｬ…
一穂「…みんな…入って」
楓「…」
86：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:55:53.72 ID:esW1Lk7L0
れんげ「…」
夏海「…れんちょん♪久しぶりだね」
小鞠「具合…どう？」
卓「…」
蛍「校庭のね…桜がね…あ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
れんげ「…きてくれて」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
れんげ「…嬉しいのん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
楓「…れんげ…れんげの病気が治ったら…見に行こうな…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
れんげ「…うん」
end
88：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:57:45.69 ID:qDTRoicji
れんちょんの闘病生活はまだまだこれからだ！
89：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/04/02(水) 00:57:52.91 ID:fXSIxwc/0
もっとドロドロでも良かったと思うのん
でも乙なのんなおやすみ
でも乙なのんなおやすみ
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●夜空「な、なぜ私の股間から男性器が･･････」
