中国から輸入していたチキンに問題があった件で、日本マクドナルドは中国産チキンを
使った商品の販売を中止すると発表しました。
画像:【チキンナゲット】
2002年から提携して、輸入・仕入れしていた中国・上海の食品加工会社「上海福喜食品」のチキン。
現地のメディアにより、加工会社の工場では使用期限が切れた肉を混ぜたり、床に落ちた肉をそのまま拾っ
て使用、腐って変色した肉を使うなど、不衛生な環境で作られていたことが発覚したこの問題。
当局の指導により、工場は閉鎖させられ、幹部ら5人が事情聴取を受ける事態となっています。
25日、日本マクドナルドは中国のほかの2つの仕入先からもチキンの取引を止め、販売中(販売予定の品
を含む)である
チキンエッグマフィン
チキンクリスプマフィン
チキンフィレオ
チキンフィレオハバネロトマト
シャカチキ
チキンマックナゲット
チキンタツタ
の8種類の商品のうち、中国産チキンを使用していたものを販売中止にすると発表。
これらの商品のうち、約40%は中国、約60%はタイから輸入して使用していたことも明かされました。
今後、これらの商品では調達の関係から品切れが発生する恐れがあるとしています。
同社のサラ・カサノバ社長兼CEO(最高経営責任者)は
「利用客の間で中国産の鶏肉を使った商品への懸念が高まっているのを受けて、この決定をしました。
お客様に提供する食事、またブランドに対する信頼が何よりも大切で、今後ともお客様の信頼に応えるべく努力して参ります」
とコメントしています。
なお、問題のあった上海の工場からチキンを仕入れていたのは日本ではマクドナルドとファミリーマートで、
ファミリーマートは「ガーリックナゲット」と「ポップコーンチキン」の2種類の商品に使用していたと発表。
画像:【ファミリーマート】
https://www.flickr.com/photos/rail02000/14105608377/
ファミリーマートは同商品を購入したレシートがあれば、返金に応じるとしていますが、マクドナルドは
「返金に応じる予定はない」
としています。
マクドナルドではチキンを使った商品が約4割と半分近くが「中国産」だったようですね・・
消費されてしまった商品の数が多すぎるので返金対応には応じないようですが、結局、損をさせられたのは
知らずに食べていたお客ですね。