関係会社を通じて、最大2070万件の個人情報が外部に流出した可能性が
あるとされているベネッセホールディングス(岡山市)ですが、同社が提供している通信
教育サービス「進研ゼミ」の会員数が減少していると報じられています。
画像:【「進研ゼミ」小学生講座(公式サイトより)】
http://sho.benesse.co.jp/s/
現在、教育業界はIT化や塾志向が高まっており、また少子化の影響も大きく、「進研ゼミ」の会員数は
2010年度の約400万人から、今年は約365万人へと減少。
今回の不祥事をめぐり、謝罪対応に解雇した派遣社員らを充てたり、同社の原田泳幸会長が個人情報
流出へのお詫び料としては「1件500円が相場」という趣旨の発言をしたこと、個人情報は名簿業者を
通じて50社に転売されたことなどが発覚しています。
信頼を失った同社に対し、さらに会員数が落ち込むのではないかとの見方もされています。
(参考:http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014072500959)
動画:【進研ゼミ「中学講座」の中身】
「進研ゼミ」自体は通信教育として親しみやすく悪くはないと思いますが、不祥事を起こした経営陣の
対応が親御さんに納得いくものではないような気がします。