【あわや大惨事】機内でトイレと間違えて搭乗口のドアを開けてしまった男性
■ついお酒を(ウォッカ)
もう少しで大パニック。酔っぱらい恐るべしです。というわけでアイルランドからのニュース。飛行機の機内で酔っぱらった男性がトイレのドアと出口のドアを間違えて開けようとし、大惨事になりかけるという事件がありました。
事件が起きたのは7月11日、クラクフ(ポーランド)からダブリン(アイルランド)へ向かうライアンエアーの機内でした。
その日搭乗していたトマシュ・ミュシャさん(26)という男性。彼は実は飛行機に乗るのがその日初めてで緊張していたそうです。気分を落ち着けようとCAに頼んでお酒(ビールとウォッカ)をもらっていたミュシャさんは、慣れないせいもあってか、いつもより余計酔っぱらってしまいました。
■ここがトイレか
「うーん、飲み過ぎたかな。ちょっとトイレに行くか・・・。」
ふらふらと歩いて行った先にごついドアを見つけた彼は、ここがトイレかとドアを開けようとしましたが、頑丈な作りで簡単に開きません。仕方なく力づくでハンドルを回すと、鈍くガチャリという音がしました。
「お客様!何してるんですか!おやめください!!」
その瞬間、すごい形相をした乗務員が猛ダッシュで駆けつけてきました。
「何してるんですか!危険ですよ!」
「いや、ちょっとトイレに・・・」
「トイレはあっちです!!」
■裁判所での判断
ミュシャさんは後方にあった搭乗用のドアをトイレのドアと間違えて開けてしまっていたのです。幸い気圧の差の関係でドアが開きはしなかったのですが、非常に危険な状態になっていました。乗務員に取り押さえられると彼はすまなさそうにおとなしくなり、着陸まで問題行動はしなかったそうです。
しかし、到着直後にミュシャさんは「航空機内で旅客を危険な状態に晒した」として法廷に呼び出されてしまいました。結果、ダブリン裁判所は彼に200ポンド(約3万5千円)の罰金を言い渡したのでした。
初めてのフライトで緊張していたのでお酒でリラックス・・・のはずが、逆に大事になってしまったという残念な事件でした。よく「お酒はほどほどに」なんていいますけど、どこまでが「ほどほど」なのが実際よくわかんないってのが全ての元凶のような気がしますなー
<ネタ元:‘Nervous flyer’ tried to get plane exit door open>
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