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日本最後の天然ウナギ・太郎が死亡

Kyoko Shimbun 2024.07.29 News

日本最後の天然ウナギ・太郎が死亡これは嘘ニュースです

戻す 縮小 昨年死亡したニホンウナギの二郎

 29日未明、国の特別天然記念物で最後の日本産ニホンウナギ・太郎が死んでいるのを、静岡県うなぎ保護センターの職員が発見した。年齢は推定19歳、死因は老衰によるものとみられる。昨年死んだ二郎に続く太郎の死で日本産ニホンウナギは絶滅した。

 ニホンウナギは2014年、国際自然保護連合(IUCN)から絶滅危惧種としてレッドリストに指定、翌15年にはトキなどと同じ国の特別天然記念物に指定され、捕獲規制がかけられた。

 日本人のウナギ食にかける並々ならぬ執念から実現した完全養殖技術により、今では天然のニホンウナギを食べる習慣はなくなったが、種の保存・繁殖を目的として、20年、国内に生存するニホンウナギ238匹全てを県うなぎ保護センターに集め、人工飼育へと転換した。

 しかし翌21年夏、飼育用プールの水温が急上昇する事故が発生。50度近くに達した高温のプールでウナギはほぼ全滅し、太郎と二郎の2匹だけが生き残った。事故はプールの水温を調節する職員が、ウナギを放置したままパチンコに行っていたために起きた悲劇だった。

 その後、生き残った2匹は繁殖の機会もなく天寿を全うするのみの生活を送ることになった。

 昨年には二郎がエサのミジンコをのどに詰まらせて死亡。最後の1匹になった太郎も29日午前1時26分ごろプールに浮かんでいるところを職員が見つけ、死亡を確認した。

 太郎の死がいは解剖されたのち、剥製として展示される予定。余った肉はすり身、臓器は肝吸い、骨はうなぎパイの原料としてそれぞれ関係業者に提供される。

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