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とんかつQ&A「旅人」 | ホームページ作成サービス「グーペ」のキャラクターブログ「とんかつ教室」

とんかつQ&A「旅人」

Q.


絶賛自分探し中の技術職、26歳です。最近転職が決まったのですが、次の就職までの間の期間を利用して一人旅に出ようかと思っています。最初は絶景で有名なボリビアのウユニ塩湖に行きたいとボンヤリ思ってたんですが、ネットで有名になってからウユニ塩湖に行く人がちょこちょこ増えてるみたいで、労力の割にちょっとベタな気がしてきてしまいました(笑)。ロースおじさんならまだ開拓が進んでない珍しい旅行先を教えていただけそうなので、何かヒントをいただければと思っております。



お名前:町田鎮守府さん

A


“問題は、旅人がどこへ行ったのかではない。彼がどこを見たかでもない。場所を選ぶのは難しいものだ。問題は、誰が旅人かと言うことだ。彼がどんな本物の経験をしたかが重要なのだ。”
 
 
っちゅうことを、自然主義の先駆者でもある、19世紀半ばのアメリカの思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローは言っとったで。「まだみんながあまり行ったことない見たこともない土地に行って自慢したい」っちゅうのは旅に行く動機としては全然アリやと思うんやけど、旅の本質的な部分とは関係ないとおじさん思っとるんよね。
 
  
他人に頼らない一人だけの旅を経験してみようというその意気やよしなんやから、他人の考えや世間の流行、あとあとfacebookにアップするいいね!乞食写真のことなんか気にせず、行き先も自分の頭で決めてみるのがええんやないかな。大きな会社や組織に所属しちゃうと、個としての自分の力を試せる機会はなかなか巡ってこなくなるもんやしね。国内国外問わず、1人の個人として世界を歩いてみようというだけでずいぶん素晴らしいことやないか。行き先なんてどこでもええ。ただただ自分の魂が引きつけられるままに旅立てばええんや。
 
 
ちなみにおじさんはその昔、魂が引きつけられるまま旅に出た結果、エジプトの王家の谷に辿り着いたで。「これは現代の小学4年生にあたる、10歳という年齢で王の位についたツタンカーメンの霊がおじさんを呼び寄せたんや!」と狂喜乱舞し、勢いそのままにピラミッドをよじ登って、眼下にいた考古学者の吉村作治先生に向かって、「キン肉マン 7人の悪魔超人編」のスプリングマンの必殺技で知られる「デビル・トム・ボーイ」を繰り出したんよ。結果としてはしゃがみ溜め中だった作治のサマーソルトエクスプロージョンに撃墜されたけど、刺し違えるようにして作治のトレードマークである口ひげを剃り落とすことに成功したんや。そしておじさんは持ち帰ったその口ひげを自らの鼻の下に移植した…。
 
 
 
 
そう。おじさんのこの口ひげは、吉村作治先生から奪ったものだったんよ。















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