P「じゃ、俺がプロやるから」
- 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/31(木) 20:27:19.48 ID:wRgVTB9B0
律子「私がデューサーをやるんですね」
P「よろしくな」
律子「任せてください」
春香「!?」- 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:29:04.08 ID:wRgVTB9B0
春香「…………」
千早「あら、春香どうかしたの? 難しい顔してるけど」
美希「あふぅ。いつにも増して変な顔になってるよ」
春香「なんか酷い事言われた気がするけど今は置いとこう……実はさっきね」カクカクシカジカ
春香「……って会話を聞いたんだけど」
千早「意味が分からないわ」
美希「意味が分からないの」
春香「だよねー」
- 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:30:10.45 ID:wRgVTB9B0
千早「言葉そのままを受け取るとプロデューサーという言葉を二つに分けたんだと思うけど」
美希「それだと意味が通じないの」
春香「そうだね」
千早「一体何をどうしてそんな会話になったのかしら」
春香「確かに、そこも気になるポイントだね」
美希「でも一番気になるのはやっぱり内容だって思うな」
千早「もしかして」
美希「千早さん、何か心当たりがあるの?」
千早「最近暑いから……」
春香「まさか、二人とも頭が……?」
- 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:32:10.57 ID:wRgVTB9B0
バタン
真「あれ。三人揃って何か悩み事?」
美希「あ、真クン!」
雪歩「お茶を飲んで落ち着いたらどうかな?」
春香「雪歩も……うん、頂くね」
千早「ズズズ……ふぅ。毎度の事ながら萩原さんの淹れるお茶は素晴らしいわね」
真「それで三人は何をしてたのさ?」
春香「実はね」カクカクシカジカ
真「何を言ってるか全然分からないよ」
雪歩「私も。プロデューサーじゃなくて、プロとデューサーなんだよね?」
美希「そうなの」
- 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:33:31.95 ID:wRgVTB9B0
千早「二人は何か心当たりとかはない?」
雪歩「全然」
真「まったく」
春香「そりゃそうだよね」
真「……あのさ、春香の聞き間違えって事はないかな?」
千早「聞き間違え?」
美希「それは大いに有り得るの」
春香「えぇー。否定はできないけど、でもあれを聞き間違えるかなぁ?」
雪歩「じゃぁ実際に聞いてみようよ」
真「そうだね。プロデューサーたち、向こうにいるんでしょ」
千早「それじゃみんなで行きましょう」
- 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:34:52.27 ID:wRgVTB9B0
律子「……一応確認しますが、私がプロでもいいんですよ?」
P「俺がデューサーか? うーん、それはなぁ」
律子「問題があるでしょうか?」
P「普通に考えればデューサーは律子が適任だろ」
律子「そうですけど」
五人「…………」
- 7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:37:01.43 ID:wRgVTB9B0
雪歩「間違ってなかったね」
真「うん。春香、疑ったりしてごめん」
春香「それはいいんだけどね。疑問は何も解けなかったね」
美希「ねぇ、見に行くだけじゃなくて直接訊けば良かったんじゃないの?」
春香「じゃ美希が訊いてきてよ。何か真剣な雰囲気だから話しかけにくいんだよね」
美希「無理なの」
真「あと、何となく訊いたら負けな感じもするよね」
雪歩「そ、そうかなぁ?」
千早「いえ。真の気持ち、私も分かるわ」
春香「決まりだね。もうちょっと考えてみようよ」
- 9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:39:07.10 ID:wRgVTB9B0
バタン
やよい「うっうー! みんな集まって何してるんですかー?」
千早「あら、高槻さんに水瀬さん」
伊織「揃いも揃って朝から顔が暗いわよ。何かあったの?」
春香「いやぁ、暗いっていうかちょっとした疑問があるだけなんだけどね」
美希「ミキたちはかなりの難問に直面しちゃったの」
伊織「難問? どうせくだらない事でしょ」
春香「実はね……」カクカクシカジカ
- 10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:40:56.85 ID:wRgVTB9B0
やよい「プロデューサーがプロで……」
伊織「律子がデューサー? なに、五人揃って寝ぼけてるの?」
真「いやいや、ホントなんだって!」
雪歩「確かにこの耳で聞いたよ」
やよい「伊織ちゃん、どういうことだと思う?」
伊織「これ、真面目に考えなくちゃいけないの……?」
春香「うん」
- 11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:42:50.14 ID:wRgVTB9B0
伊織「はぁ……語源的に考えればプロが『前に』で、デューサーが『導く』だけど」
美希「ハニーが前で、律子……さんが導く? ますます分からなくなったの」
千早「そうね。申し訳ないけど、語源はあまり関係ないのではないかしら」
伊織「でしょうね。私も言ってみただけだから」
やよい「ねぇ、伊織ちゃん。私たちもプロデューサーたちの様子見てみない?」
春香「それがいいよ。正直まだ半信半疑なんじゃない?」
伊織「……そうね。この目で見てみれば何か分かるかも」
千早「私たちももう一回見に行きましょう」
- 12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:43:54.82 ID:wRgVTB9B0
律子「……これ、かなり難しいですね」
P「確かにデューサーは大変だな。俺は前面に出て好き勝手やるだけだから楽だが」
律子「私がそれを上手く導かないといけないんですよね。それがなかなか……」
P「基本的には、だな。ま、いざとなったら俺がフォローするから」
律子「お願いします」
七人「…………」
- 13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:44:54.73 ID:wRgVTB9B0
やよい「前も導くも関係あったね」
伊織「そ、そうね」
春香「……で、結局プロとかデューサーって何なのかな」
千早「肝心要の部分は相変わらず闇の中ね」
雪歩「何かの暗号とかなのかな」
真「会話的に暗号っぽくはなかったけど」
バタン
響「はいさーい! ……って、みんな固まって何してるんだ?」
貴音「何か困りごとでもあるのでしょうか」
美希「貴音が来た! これで勝てるの!」
- 14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:47:20.39 ID:wRgVTB9B0
響「ちょっ、自分を無視するなー!」
千早「我那覇さんにも是非協力して欲しいのだけれど」
響「そ、そうか? えへへ、自分に任せるさー」
貴音「それでこれは何の集まりなのです?」
やよい「実はですね……」カクカクシカジカ
美希「……というわけなんだけど、響はどう思うの?」
響「うがっ……そ、それは……えーっとだな……つまり……」
春香「あんまり無理しなくていいよ」
雪歩「うん。私たちも全く分からない状態だから」
響「……ごめん。自分にも何が何だか」
- 15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:48:48.59 ID:wRgVTB9B0
伊織「貴音は?」
貴音「そうですね。話を聞く限り何か役割を分担するつもりではないかと思うのですが」
真「役割分担?」
貴音「はい。呼称と内容とはあまり関係がないのではないかと」
響「そういえば、律子は竜宮小町の三人だけだけどプロデューサーは他の全員を担当してるんだよな」
やよい「律子さんって今はプロデューサーとアイドルどっちもやってるんですよね」
春香「うん。だからプロデューサーさん一人で十人担当してるんだよね」
千早「改めて口に出してみると、とんでもないわね」
- 16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:50:07.87 ID:wRgVTB9B0
貴音「皆が仰った通りです。現状、二人の負担はあまりに違いすぎます」
美希「だから今後はハニーと律子……さん二人でミキたち全員をプロデュースしていくって事?」
雪歩「すごく納得できる考えですぅ」
真「筋も通ってるし、さすが貴音だね」
伊織「プロデューサーの負担を考えれば律子が手助けを買って出るのも分かるわね……」
千早「えぇ。可能性はかなり高いと思うわ」
伊織「それを踏まえて考えると、プロって言うのは営業とかそういう場面に出る事をいうのかしら」
春香「あぁ、それっぽい。じゃ、デューサーは書類仕事とか企画立てたりするのかな?」
- 17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:51:38.54 ID:wRgVTB9B0
貴音「細かい分担は推測の域を出ませんが、大よその方向性はそうではないかと」
響「もうこれで解決したんじゃないか?」
春香「そうだね。それじゃこの話は……」
千早「待って」
美希「千早さん?」
千早「四条さんの考えを否定するわけじゃないけど、ここはもう一度二人の話を聞くべきだと思うの」
貴音「そうですね。裏付けを取るのは必要な事です」
響「じゃ、みんなでこっそり聞きにいこう!」
- 18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:53:26.55 ID:wRgVTB9B0
P「でも大変じゃないか。竜宮小町のプロデュースと両立するの」
律子「そのセリフ、私含め他のアイドル全員プロデュースしてる人に言われたくないです」
P「アハハハ。お互い大変だな」
律子「全くですね」
P「……さて、じゃプロの方もしっかりやろうか」
律子「私もデューサーとして手を抜くつもりはありませんよ」
九人「…………」
- 19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:56:23.59 ID:wRgVTB9B0
響「貴音……」
貴音「どうやら違ったようですね」
やよい「あの、貴音さん、あまり気にしないほうがいいかなーって」
貴音「ふふ。ありがとうございます。私は大丈夫ですよ」
伊織「本当に何がどうなってるのよ」
春香「まるで出口の見えない迷宮に迷い込んだ気分だよ」
バタン
あずさ「あら~? みんなしてどうしたの?」
- 21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/31(木) 20:58:29.68 ID:wRgVTB9B0
美希「あ、あずさ。それに小鳥も……実は今、大変な事になってるの」
小鳥「大変な事?」
雪歩「あっ、小鳥さんなら知ってるかも!」
小鳥「え? 一体何の話?」
真「実は……」カクカクシカジカ
あずさコメント一覧
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- 2014年07月31日 22:18
- 律子と夫婦漫才?(難聴)
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- 2014年07月31日 22:19
- 俺がプロのデューサーやるから、誰かアマのデューサーやってよ。
-
- 2014年07月31日 22:23
- つまんないな
-
- 2014年07月31日 22:45
- プロデューサーって?
-
- 2014年07月31日 22:50
- ああ!
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- 2014年07月31日 22:53
- 答えは23次元方程式だ!
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- 2014年07月31日 22:58
- ほんのちょっとだけエロを期待したのは俺だけじゃ無い筈
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- 2014年07月31日 23:01
- 一緒にゲームでもやってんのかと思った
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- 2014年07月31日 23:02
- 何でデュエリストが沸いてるんですかねぇ…
-
- 2014年07月31日 23:11
- 前のプロのデューサーは面白かったけどこれは
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- 2014年07月31日 23:17
- 僕だ!
-
- 2014年07月31日 23:17
- いずれわかるさ…いずれな…
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- 2014年07月31日 23:18
- 未来のあなた自身なのです…
-
- 2014年07月31日 23:18
- 夫婦漫才ですねわかります
-
- 2014年07月31日 23:27
- イヤッホオォォォオウ!
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- 2014年07月31日 23:28
- アァクセルシンクロォォォォ!
-
- 2014年07月31日 23:32
- 常識知らずのデュエル馬鹿!
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- 2014年07月31日 23:34
- てっきりゲームか何かだと思ったが。
商店街のイベントってことは近所のおばちゃんとかに仲良いわねとかもしかしてご夫婦?とか言われて照れるりっちゃんが見れるかもしれないのか。
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- 2014年07月31日 23:41
- Pのここ、空いてますよ(ボロン
-
- 2014年07月31日 23:45
- 鳥さんは相変わらずどうしようもなかったね
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- 2014年07月31日 23:45
- ※19
あいてるならそのまま閉めてやろう
-
- 2014年07月31日 23:49
- 許してくださいってかぁ?
許してやるよォ!!!
-
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