正確には子ども向けの映画でもない観方もできるってことだけど
暇なら見てって

ちなみに>>1男、ネズミオタでもない
好きなアニメ映画は今敏作品

>>2
知ってる
夢見る機械公開まで死ねない

実はアナ雪公開の際、アメリカでは一騒動起こってる

http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/news/disneys-frozen-is-very-evil-gay-propaganda-says-christian-pastor-9189043.html

アナ雪公開が「悪魔の所行」だと保守系キリスト論者から批判されてる

日本ではほとんど報道されてなかったみたいだけど

>>6の英語記事はざっくり言うと
アナ雪が若年層に対するゲイプロパガンダ映画だと保守系が怒ってるって感じ
「若者達をゲイ(レズ)にする」って怒ってるってことだ
一見すると「なんだそれ？」って思うだろう。そこでストーリー、登場人物に触れながら説明する。
VIPはアナ雪嫌い多いしネタバレしてもいいよな

>>9
俺も観る前はそう思ってた

>>8
ブルーノ、ボラットだと一番笑えるシーンは彼らが登場してるとこだけどな

アナ雪のどこにゲイの要素があるんだ？って観た人は思うだろう。あるのだ、実は。
色々調べたり、自分で考えたゲイポイントは
エルサ、エルサの親、あとヴィランの外国の貴族

ちなみに顔はこれ

エルサ
http://i.imgur.com/aWNg1fV.jpg

エルサの親（アグナル）
http://i.imgur.com/Qo1cz8O.jpg

外国の貴族（ハンス・ウェスターガード）
http://i.imgur.com/ekwFpay.png

貴族っていったけどこいつ外国の王子だったわ

アナ雪のストーリーは簡単に言うと
エルサという王の娘が氷の力を持ってたが親がそれを隠そうとして引きこもらせる
エルサが引きこもってる内に親が死んで
女王になったら力がばれたので国から逃げ出したが
妹のアナがエルサを連れ戻しに行くって感じだ

ちなみに脳内破壊ソング「ありのままに」は逃げ出したあたりの歌だ

エルサは映画の最初では５、６歳で、
親に内緒で夜中にアナと氷の力で遊んでたら力が暴発してアナを意識不明にさせるシーンがある。
そこで親に氷の力がばれ、森のモンスターにアナを治してもらうんだが、
その後、エルサは城に閉じ込められ、アナと接触することを禁じられる。

この時の親の対応が、もろにゲイのカミングアウトされた時の親の対応の１パターンらしいんだ
氷の力をゲイというセクシャリティーに置き換えると分かりやすいが、
親はエルサの力を個性として認めず、それを人前で出すなというスタンスでエルサを扱うんだ

それから何年も過ぎて、エルサは女王になる。
戴冠式あたりのシーンでのエルサはどこかよそよそしく、立派な女王になろうとしているように見える。

アメリカにはクローゼットという、ゲイ(レズ)をカミングアウトしていない、という意味のスラングがあるんだが、
エルサは氷の力をなんとか制御し、社会に「普通の人」として適応しようと頑張っているが、
この姿が、保守系キリスト論者的には、クローゼットゲイがうまく社会に溶け込もうと頑張る姿とかぶったようだ。

エルサは戴冠式は乗り切ったもののその後のレセプションで力を使ってしまい、大勢の人に氷の力がバレる。
その事に驚き、エルサは雪の山に逃げ出す。そんで皆さん”大好き”なありのままに～♪のシーンが始まる。

これはカミングアウトして適応に失敗した時の逃避行動と同じパターンだと思うな。
お前らの中に友人に秘密にしてた事が学校・職場でバレて、ショックで家に引きこもった経験ある奴いるだろ。
まあ防衛機制の一種だ。

多分一番指摘受けたのは「ありのままに」の歌詞だ。
日本語版だとよくわからないが、原語だとわかりやすい。

ありのままに～の日本語歌詞は自分をさらけ出すって感じの内容だが、原詞は実は真逆なのである。
イイ子になろうと頑張ってたけど自分の秘密のことばれちゃった、もう葛藤も気にしない、どうにでもな～れ、って感じの自暴自棄をうたった歌なのである。
あと例えば
この部分とか
Be the good girl you always have to be
Conceal, don't feel,
この部分とか
Let it go, let it go
Turn away and slam the door

ゲイの社会適応をうたってると思える箇所が多くある。

英語できる人は日本語詞と英語詞を読み比べてみるといい。

>>21
実際のところ、脚本家からは「作品解釈についてはノーコメント」ということでわかってない
その理由として観た人に解釈をゆだねたいから、ってことだそうだ

>>26
俺もこの解釈知った時はこじつけだと思ったけどそうでもないんだな
http://www.sankeibiz.jp/express/news/140408/exf14040800180000-n1.htm

>>26
ただ前に言ったように解釈の一つであって正解ではないというのははっきりしてる。
「そういう観方もできる」って点で子ども向けでないと言ったんだ。

>>28
何にも反対してないが？
日本だとゲイはテレビの中の人ってイメージだから縁が遠いんじゃないかな
だから気がつきにくいとか

>>30
もともとクリエイティブな業界はゲイが多いってのもあるし
アメリカだとそれほど同性愛に関する問題が根が深いんだよ

>>33
なるほどねw

>>37
理解しようとする姿勢からくる寛容と無知や無理解からくる寛容は違うって
臨死江古田ちゃん読んでから思うようになった。

ゲイだからってオカマ口調じゃないし、男に誰でも色目使う訳じゃないし筋肉ムキムキでもない。
そこのあたり考えると日本は寛容でもあるし、一方で寛容でもないんだなと思うよ。

>>37
>>42
ワロタw寛容じゃなかったな

あとディズニー映画としては珍しく
ヒロインのエルサが特定の男性と最後くっつかなかったのもでかい。

映画の最後は姉妹で仲良くスケートするとこで終わるし
アナも王子様とはそんなラブラブって感じじゃなかった（これから恋人になるか？って感じ）。

ここに「人生いろいろあっていいんじゃない？」っていう多様なライフスタイルに寛容な姿勢が見え隠れしてる。

http://i.imgur.com/v0wwwsG.png

あと王子様役のクリストフの声当てした人が同性愛をカミングアウトしてて、
ディズニー映画ではそういうことは史上初だとか違うとか

という感じでみていくと色々とゲイのこといってると思える箇所があって
アナ雪＝ゲイ向けとも言えるってところで子ども向け映画でもないってことだ。

解釈の一つとしてエルサ＝LGBTっていう解釈をここで語ったが、
>>1としてはLGBT、老若男女に限らず、社会的にNGになりうる秘密を抱えてる人らに向けて作られてるように思う

単純に姉と妹の仲直りの物語としては薄っぺらすぎるし、わざわざ原作のストーリーを変えたところに意図を感じる。
ぶっちゃけアナ雪のストーリーは表面だけで言えば金返してほしくなるレベルの単純さだからな。

以上、ここからは今敏の映画スレにでもしてってくれ
見てくれたひとありがとう