『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン! ~マジンガーZの章~」の第5話
マジンガーのストーリーを想像する激。しかしアニメはまだ本決まりになったわけではない。それどころか連載する雑誌もまだ決まったわけでないのだ。何しろ少年週刊誌に同時に4本連載している現状で、新たに連載など絶対に無理。何かを終らせなければマジンガーは始められない…
そう考えた中でハレンチ学園の終了を考えます。編集の意向で第2部・第3部と続けてるけれど、自分の中では"ハレンチ戦争"で終了している。オレ自身が既に飽きているので何としても止めたいと、マネージャーに伝えます。
これが通ってハレンチ学園は72年の41号で終了。翌42号からマジンガーは始まることになるのでした。
東映動画の有馬氏から困ったことが起きたと連絡が。主人公がバイクに乗るのは絶対にダメだと東映本社から圧力がかかったというのだ。バイクはマジンガーの操縦席にもなる重要な鍵だというのにどうしてダメなのかというと…
仮面ライダーの影響でダメなんだと! ライダーは前年の71年から始まった特撮番組。14話から変身ポーズをとるだけで変身できるようになったことにより「変身!」の掛け声は当時の子供たちの流行語となりました。私ももちろんその一人でしたけどね! 同時期に始まった「帰ってきたウルトラマン」の影響もあってこの72年は第二次特撮ブームの真っ只中の状況だったんですよ。
そんな状態でライダーと同じくバイクに乗る主人公は東映テレビ部の本部長が許しませんでした。実際、ポストライダーな立場で4月から始まった「超人バロム・1」はバイクには乗らずマッハロッドという車に乗ってます。ともかくバイクはダメなので代替案で考えたのが…アレでした。
新しい案など簡単に浮かばないと思ったらけっこう簡単に浮かんだようです。これが一ヶ月に何百ページと描ける漫画家のイマジネーションなんですかね。マジンガーの頭にドッキングするホバーパイルダーはこのような出来事から作られたのですね。
そして舞台は漫画の中へ。地震に心配した甲児が家に戻ってみたら庭が陥没。そこで見たのは地下の秘密の実験場でした。中を探っているうちに巨大ロボットを発見。それこそクロガネの城・マジンガーZだったのです。
鉄骨の下敷きになっていた祖父の十蔵博士は息も絶え絶えに告げる。両親を実験で死なせてしまった罪ほろぼしにこのロボットをやろう。神となり人類を救うことも! 悪魔となり世界を滅ぼすことも可能じゃ!
上が連載時、下が今回のもの。十蔵博士の狂気じみた迫力が段違いにアップしました。孫に巨大ロボを一方的に押し付ける格好で他界してしまうとは、マッドサイエンティストそのものと言えるかもしれません。
こうしてマジンガーを手にすることになった甲児の運命は──次回は一ヵ月半後の9月12日発売号から隔週連載として再スタートだそうだ。デビルマンの章でも後半はそうなったので予想はしてましたよ。個人的に「極!!男塾」と同じ号にならずに交互に掲載して欲しいなーっと。 つづく
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この流れでね?名無しHUNTER×HUNTER No.348 内通者は誰? ダウジングチェーンが示した者再来週西尾維新さんの読み切り2本掲載されるよ!!名無し艦隊これくしょん いつか静かな海で 演習を重ねる神通の真意とは時津風はセリフだけなら言及されてましたね。
今度のイベント次第では来月は時津風が出てくるかもしれませんね
その時は今月号の話も単行本では時津風が追加されてたりし名無し男塾外伝 伊達臣人 月光の妙技が炸裂! 殺万罹獄兇制覇が始まる大人って敬称じゃなくて個人名なのか名無しHUNTER×HUNTER No.348 内通者は誰? ダウジングチェーンが示した者クラピカがミザイのことを信用しきっているのが、フラグ立てているみたいで逆に嫌な予感がしますねえ・・・
ミザイは内通者というよりは、記憶改変されていて嘘をついて名無しHUNTER×HUNTER No.348 内通者は誰? ダウジングチェーンが示した者ここの管理人は読解力ないから、この人の考察とか感想は期待しないほうがいいよ
ネタバレのためだけに見に来たほうがいい名無し