ロンドンに誕生するかもしれない「水の都」のデザインが決まりました
イギリス初。
イギリスのfloating village competition、いわゆる水の都コンペの優勝作が決まりましたよ。Floating Village(浮いている村)としてデザインされたこの建設プランには、住宅やホテル、レストラン、カフェやバー、アイスリンクなどが含まれている、とロンドン市長が明らかにしています。
東ロンドンのロイヤル・ヴィクトリア・ドックに建設するものとしてデザインされたこちらの水の都は、約6万700平方メートルの地区になる予定とのこと。この事業案を提出したCarillion Igloo Genesisによると、水に浮いた住宅などが普及しているネーデルラントで使われている建設テクノロジーと同じものを採用していくつもりのようです。
今後は、イギリスの歴史的な3つのロイヤルドックを高級マーケットに改造するという全体プランに組み込まれ、計画が進行していきます。
夢があっていいですよね、水の都。そしてロンドンといえば、一時は2016年のオリンピック開催地をリオデジャネイロから変更するかも、なんて噂もありました。ないとは思いますが、万が一そうなるようなことがあれば、この地区が一気に発展するものすごい起爆剤になりそうです。それはそれでちょっと見てみたかった気もします。
source: gizmag
(今野愛菜)
- LONDON CALLING Thoughts on England, the English and Englishness
- コリン・ジョイス|NHK出版