「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」
「崖の上のポニョ」など数々の名作アニメ映画を世に送り出して来たスタジオジブリの制作部門が、
一旦解体されることがわかりました。
画像:【鈴木敏夫プロデューサー】
http://www.ghibliworld.com/suzuki_toshio_interview.html
ジブリの株主総会で鈴木敏夫(65才)代表取締役プロデューサーが明かしたもので
「スタジオジブリの全容に大きな変更を加える。制作部門を一回解体しようかと」
「大掃除と言うんですかね、 リストラクチャー(再構築)、それをしばらくの間やろうと思ってます」「宮さん(宮崎駿監督)の引退というのは、やっぱり大きかったんですよ。
その後のジブリをどうするか、そういうことで言うと、そのまま延々作り続けることは決して不可能ではなかったんですけれど、一旦ここらへんで小休止して、これからのことを考えてみる」
とのこと。
現在公開中の「思い出のマーニー」以降、当面の間、ジブリからの新作は望めないことになります。
スタジオジブリは昭和60年に設立され、現在約300人の従業員がおり、全員が正社員となっています。
「千と千尋の神隠しは」アメリカ・アカデミー賞長編アニメ賞を受賞しています。
少し残念ですが、最近は短い間隔で新作品がリリースされていましたし、宮崎駿監督の引退にともない、
一旦組織を再編するのは悪くないと思います。
ただ一方で業界関係者からはアニメーター達が大量に解雇されるのではないかとの意見もあるようです。
ジブリの1ファンとしては、名プロデューサーの手腕に期待したいところです。