理化学研究所(埼玉県和光市)の笹井芳樹(ささいよしき 52才)副センター長が「自殺」
で死亡したことがわかりました。
画像:【笹井芳樹副センター長】
http://www.mst.or.jp/prize/japanese/winners/bio/bio2012.html
5日午後9時ごろ、
「先端医療センター(兵庫県神戸市)の関連施設内で男性が首を吊っている」
との連絡が警察に寄せられました。
神戸水上署の警察官が駆けつけたところ、男性は理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副
センター長と判明。
画像:【理化学研究所(埼玉県和光市)】
http://www.tsukuba-network.jp/pamphlet/detail.php?ID=1231
すぐに病院に運ばれ、救命措置が取られましたが、午前11時3分、死亡が確認されました。
警察によると、笹井副センター長は5階の踊り場でヒモ状のものを使い、首を吊っていたとのことです。
また秘書の机の上に「遺書」らしきものも見つかっています。
笹井副センター長は京都大学医学部および同大学院医学科を修了後、カリフォルニア大ロサンゼルス
客員研究員などを経て、36才の若さで京都大学教授に就任。
2000年から理研に在籍し、2013年4月から現職でした。
また理研では「STAP細胞」のさまざまな疑惑で追及を受けている小保方晴子(おぼかたはるこ 31才)
氏の上司でもあり、
画像:【小保方晴子氏】
http://www.bbc.com/news/science-environment-25967136
論文の執筆指導などにもあたっていました。
優秀な科学者が一体何を悲観した末の行動だったのでしょうか・・
自殺は悲しいことではありますが、「STAP細胞」に関する真相の究明が待たれます。