TVアニメ『スターダストクルセイダース』第18話「太陽」感想
ガチムチの四人衆がいきなり冒頭からハァハァしながら「ハメられた」だか「ハマってしまった」とか
言い放つという、とんでもないオス臭い場面から始まった第18話。
始まり方もやや変則的でしたが、原作での太陽のエピソードが短かった分
アニメオリジナルシーンも多めだった今週のジョジョアニメ感想です。よろしくお願い申し上げます。
ヘアースタイル整えるの大変なんだぜ
ジョセフに乱されて、どう見てもガイルな髪型になってしまったポルナレフの台詞。
大変なんだぜとか言いながら、結構あっさりと元に戻します。変な効果音付きで。
スト2のガイルの元ネタはポルナレフという話の逆輸入なのかもしれません。
あるいは来週または来々週にはポルナレフの頭のデッサンが狂うので、その前フリかも。
生涯に三度も飛行機で落ちた男
次回には多分、四度になってしまうジョセフおじいちゃん。
承太郎もこの時点ではただの皮肉だったと思うのですが、まさか的中することになるとは
思ってもみなかったでしょう。いや、でも、もしかしたら思っていたかもしれない。
日焼け止めになるんじゃよ
ラクダのツバを受けてもめげないジョセフ。と言いますか、今回のジョセフおじいちゃんは
全編通してやけにテンション高めです。ラバーズが脳内で暴れた後遺症か
自分で自分の頭にオーバードライブしたせいで精神が昂ぶっているのかもしれません。
ところでラクダのツバの臭さは納豆の二倍だと聞いたことがあります。大丈夫でしょうかジョセフ。
ラクダに乗るのに四苦八苦するジョセフ
かつて吸血馬すら軽い波紋で従わせていた雄姿も今は昔。
吸血鬼でもないただのラクダに波紋って効くのかどうかわかりませんが。
鼻の穴は砂が入らないように塞がるだよーん
ジョセフ有頂天。ラクダに乗れたのがよほど嬉しいのかトリビアやギャグを連発。
ちなみに承太郎達はラクダに乗る時は、自分達のスタンドで自分を持ち上げるなりなんなりして
おじいちゃんのレクチャーを完全無視した乗り方をしたのだと個人的には思っています。
100m以上離れている ザ・サン
かなりの熱量と精密度の高いレーザーみたいな攻撃を兼ね備えていながら
結構な遠距離操作も両立しているように見える強力なスタンドです。
本体が馬鹿だった事と、スタンドそのもの使いどころが結構限られそうなところが弱点でしょうか。
今回もラクダで砂漠を横断中というシチュエーションでなかったらば
本体はもっともっとあっさりと発見されたり、普通にジョセフ達が射程距離外に逃げだすこともあり得そうです。
倒れるラクダ
飛行機に限ったことではありませんが、ジョースター一行の乗る乗り物は大概、破壊されます。
今回購入した高級車も、あのまま乗り続けていれば大破していただろうことは想像に難くありません。
バイオハザードで出てくるヘリといい勝負です。ヘリと言えば、ジョジョでもこの先ヘリが登場します、当然、墜ちます。
さらに第6部でもヘリコプターは何度か出てきますが、やっぱり墜ちます。リキエル戦とC-MOON戦で。
オー! シーーーット!!
ポルナレフに対して静かにしろと言った直後に大声で叫んじゃうジョセフ。
ポルナレフも暑さでイライラしていましたが、ジョセフもかなり冷静さを欠いてしまっている場面。
この後もサノバビッチとか言いたい放題。
フフハハッハハオホハッハヒヒヒヒケケッケウホホッホホホ
とても気持ち悪い花京院君の笑い声。ジョセフが狂ったと勘違いするのも致し方ないレベル。
多分、花京院の悪ふざけ。アハ体験して、いきなりこんな風に笑い出す人いたら嫌です。
が、この後、承太郎とポルナレフも花京院の笑いに乗っかるという、視聴者も笑うしかない展開に。
特に承太郎先輩はホイールオブフォーチュン戦時に匹敵するグッドスマイルを披露。
太陽 リタイヤ
アラビアファッツは「ドギャス」の一言で退場したものの、そのスタンドが『名は体を表す』ならぬ『体は名を表わす』にも
ほどがあるスタンドだったので、誰一人として今回の敵スタンドが太陽の暗示であったことを疑いませんでした。
見た目だけで判断してたらジャスティスなんて絶対、死神の暗示だと間違えるところでしたが、太陽は太陽。
今夜はいい夢が見れそうだ
どう見ても次回へのフリの台詞です。次回は正確には「今夜」ではないのでしょうけど。
次回予告も今回、やや変則的で特別にパジャマ花京院がうなされている姿が写されていました。
そして不気味な赤ん坊の声…と非常に怪談チック。今回のやたら熱い話といい季節柄、狙っている表現なのかしら。
VS太陽における活躍度ランキング(私感)
花京院≧承太郎>ジョセフ>ポルナレフ
花京院と承太郎は正直甲乙つけがたいですが、敢えて言うならば逸早く追手の違和感を覚えた花京院を
トップに推したいところです。笑い方が気持ち悪かったのが難点ですが、個性で片づけられる範疇です。
戦闘面では全くいいところが無かったジョセフですが、高級車を買ったり、それの物々交換でラクダを手に入れたりと
移動面で大変な活躍をしています。彼がいなければここまでスムーズな旅はできなかったでしょう。
何だかんだ言って、お金って超大事です。ポルナレフは、基本的に何もしてなかったので当然、最下位です。
穴ぐらで笑い出したのも花京院、承太郎よりも遅れての3番目。実際、コイツだけ熱さで頭をやられていた疑いすら
沸いてきます。彼自身は『あ~アホらし』とも言っていたので、そうではないと信じたいのですが、それでも…。
唯一、高く評価できるのは高級車の運転を難なくこなしていたところ位でしょうか。ポケモンで言うと自転車です。
他が未成年×2、ご老体(片手が義手)なので平時においてはポルしか運転できないという事情もあるのでしょう。
以上、今週の感想です。ありがとうございました。
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