政府福島県30年間で3000億円交付する方針を発表しました。

画像:【札束】
札束

8日、政府は東京電力福島第一原発による汚染土を保管する「中間貯蔵施設」建設や地域の生活支援、

振興策のため、福島県と建設候補地の同県大熊町、双葉町に今後30年間で3000億円を超える交付

金を拠出する方針を固めたと発表。

早くも来年1月から施設建設に入りたい意向で、交付金の使用用途は「極めて自由度が高い」ものと し

ています。

本日の夕刻にも石原伸晃環境相と根本匠復興相が福島県を訪れ、佐藤雄平知事らと面談し、交渉に入

る予定。

画像:【福島県の佐藤雄平知事】
福島県の佐藤雄平知事
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062701000792.html

「中間貯蔵施設」は汚染度や高濃度の放射性物質を含む廃棄物を最長30年間貯蔵する施設。

貯蔵量は東京ドーム20個分にあたる最大約2550平方メートルとなっており、放射性物質セシウムの

濃度が10万ベクレル/1キロを超えるものは鉄筋コンクリートの室内でドラム缶に入れて保管し、それ以

下の濃度のものは防水処理をして埋蔵します。

30年経過後には、施設から汚染土などを県外に運び出し、最終処分するとしています。

すごい額ですが、交渉はどうなるのでしょうか・・