上条 「よう、ポリポリ」 御坂 「アトピー酷いのよぉ……」ポリポリ
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15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:38:56.96 ID:AavKPO5v0
美琴「うう・・・かゆい・・どうしてこんなにぽつぽつできちゃったんだろ・・」
美琴「こんなんじゃアイツに嫌われちゃう・・・」
上条「よう御坂。なにもぞもぞしてんだ?」
美琴「ひゃうっ!・・・あ、ああアンタこそ何してんのよ!!」
上条「俺か?俺はスーパーの特売の帰りで・・・ってかなんで腕かくしてんだ?」
美琴「へっ!?べ、べべつに、アンタには関係ないでしょ!!」
上条「あれ?お前足にポツポツいっぱいあるぞ。どうしたんだ?」
美琴「」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:44:58.11 ID:AavKPO5v0
上条「うわっ!お前顔にもポツポツできてんじゃん!!」
美琴「へっ!?み・・・見ないで・・」
上条「・・・お前・・ちゃんと皮膚科いってるのか?」
美琴「え・・・?行ってないけど・・・」
上条「お前そのまんま病院行かないで掻き続けたら大変なことになるぞ・・お前の綺麗な肌が台無しだ」
美琴「うん・・・・・・・・・・えっ?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:55:40.83 ID:AavKPO5v0
美琴「今なんて・・・?」
上条「ん?だから病院いかないと大変なことになるって」
美琴「その次よ!!」
上条「えーと・・・なんか言ったっけ・・・?」
美琴「あ・・・ううん、何でもない」
美琴(なんだ私の空耳か・・・)
上条「あれ?あそこに皮膚科あんじゃん。せっかくだから今行っちゃえば?」
美琴「え・・・でも一人で病院ってなんか・・・」
上条「じゃあ俺が一緒についてってやるよ」
美琴「ええっ!!?で、でもなんか悪いし・・・」
上条「いいからいいから。さっさといこーぜ」
美琴「って・・・ちょ・・ちょっとぉ!!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:05:57.13 ID:AavKPO5v0
――とある皮膚科の待合室――
ガラッ
上条「おっ!やっと終わったか。んでどうだった?」
美琴「そ・・それが・・原因不明って・・・」
上条「はぁ!?なんだそりゃ!!ったく・・・じゃああのカエル医者に診てもらうしかないのか・・」
美琴「あ・・・もういいよ・・・アンタだって忙しいんでしょ!」
上条「生憎今あのシスターさんはイギリスに帰っていて上条さんはとっても暇ですとのことよー」
美琴「えっ?あのシスター今いないの?(これはチャンスかも・・・)」
上条「じゃあさっさといくぞ!」
美琴「あ・・・うん・・・ありがと」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:22:47.56 ID:AavKPO5v0
カエル「うーん・・・これは・・」
上条「何か分かったんですか!?」
カエル「どうやらこれは普通のアトピーでは無いねぇ・・・」
上条「どういうことですか?」
カエル「とりあえず彼女の血液や皮膚の状態などを色々調べたのだがね・・・なんの問題も検出されなかったのだよ。これじゃあ薬を処方してもなんの効果も出ないし、逆に健全な部位を痛めることにもつながる」
上条「・・・どうしたら治るんですか?」
カエル「恐らく治る事はないだろうね。液体窒素治療などを試してみたが全く効果が出ないんだよ」
上条「そんな・・・」
カエル「今彼女に出来るのは、もうこれ以上掻かない事。それしかないね」
上条「・・・・分かりました」
カエル「それにしても・・・なんなんだろうねこの症状は・・・何かの超能力なのかも知れないねぇ」
上条「超能力・・・ですか・・」
上条(・・・まてよ・・・?超能力?)
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:40:20.51 ID:AavKPO5v0
ガラッ
美琴「あ、終わった?先生何て言ってた?」
上条「・・・ちょっと手、出してくれないか?」
美琴「えっ?い・・・いいけど・・・」
美琴はゆっくり左手を差し出し、上条はその手にある赤い粒に触れた
パキィン!!
美琴「ひゃいっ!!??」
上条「やっぱりな・・・」
美琴「あ・・・あれ?手のポツポツが一つ消えてる?」
上条「御坂・・・お前のそのポツポツは、能力者によるものだ」
美琴「ええっ!?てか今アンタが触った瞬間消えた気がするんだけど・・・」
上条「だから・・・俺の右手の幻想殺しで全部消しちゃえばいいじゃん!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:46:08.95 ID:AavKPO5v0
美琴(えっ!?・・・てことは、コイツの手で私の体を・・・)
上条「んじゃ、左手からいくぞー」
美琴「へっ?」
パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!
美琴「ひっ・・・ひやああああああああああああああああああああああああああああ」
上条「おおおおお!!これめっちゃ気持ちいぃぃぃ!!」
パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!
上条「ストレス発散ストレス発散!!!」
美琴「ひゃっ!?ち・・ちょっと強すぎ・・・あああああああああ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:53:45.78 ID:AavKPO5v0
上条「ふう・・・これで手と足は一通り終わったかな・・・」
美琴「はぁはぁ・・・・(な・・なんか気持ちよかった・・・)」
上条「よし!次は顔かな」
美琴「えっ」
パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!
美琴「ふ・・・ふにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:04:24.55 ID:AavKPO5v0
上条「よしっと・・・これで全部終わったかな」
美琴(プシューーー・・・)
上条「あー・・・んじゃ俺帰るわ」
美琴「・・・えっ?」
美琴(ど、どどどどどうしよう・・・服の中もポツポツだからやってくださいなんて言えない・・・)
上条「じゃあな御坂」
美琴「あ・・・・・どうしよう・・・・行っちゃう・・・」
美琴「・・・ゴクリ・・・・・・ま、待って!!!」
上条「ん?どうした?まだなんかあんのか?」
美琴「そ・・・その・・・実は服の中もポツポツだったりする・・・」
上条「」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:19:31.44 ID:AavKPO5v0
上条「・・・はい?」
美琴「だ・・・だから!!服の中も・・・・その・・・治して欲しいというか・・・なんというか・・・」
上条「あのー・・み・・御坂さん?」
美琴「・・・ダメ?」
上条(つまり・・・俺に裸を見せるというこどだよな・・・お、おおお落ち着け上条当麻!!これは罠だ!!きっとこのまま突き進めばとてつもなく不幸な事がおきるにちがいなうてかまずあいてはちゅうがkいうwdっhっじぇううえdっけっwdrg)
美琴「・・・ダメ・・・だよね」
上条「あ・・・その・・・目・・・瞑ってとかなら・・・」
美琴「えっ・・・ええっ!!!??」
上条「って・・・てかここ病院じゃねぇか!!こんなとこでやるわけいかねぇだろ!!」
美琴「そ・・・そうよね・・・」
上条「・・・・・」
美琴「・・・・・」
上条「・・・・俺んちなら、今空いてるぞ」
美琴「・・・・・・・・・・・はい?・・・・」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:35:32.96 ID:AavKPO5v0
上条「たらいまー」
美琴「こ・・・ここがコイツの・・・家・・」
上条「んじゃ、さっさと済ませちゃいますか」
美琴「って・・・なにつけてるの?」
上条「アイマスク」
美琴「あっ・・・・そう・・・」
上条「・・・一応確認しとくけど、これ、お前から言い出したことだよな?」
美琴「・・・そうかも」
上条「よし。じゃあさっさと終わらせるぞ。んじゃお前も・・・その・・・脱いで」
美琴「・・・・うん」//////
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:43:02.67 ID:AavKPO5v0
美琴「準備・・・できたよ・・・」
上条「じゃあ・・・いきます。変なことは絶対しません」
パキィン!!
美琴「あっ・・・」ピクッ
パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!パキィン!!
上条「・・・・てかこれじゃどこにポツポツあるかわかんねぇな・・・適当にやるか・・・」
ムニッ
美琴「ひゃう!?」
上条「あれ?なんだこれ?消えない」
美琴「あ・・・・ん・・・んんっ・・・」////
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:48:55.29 ID:AavKPO5v0
~30分後~
上条「どうだ御坂?」
美琴「あ・・・うん。上は無くなった」
上条「よし・・・」
美琴「・・・・・」
上条「・・・・嫌なら止めてもいいんだぞ」
美琴「で・・・でも・・・痒いのやだし・・」
上条「・・・分かった。じゃあすぐに終わらせる」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:51:34.62 ID:AavKPO5v0
パキィン!!パキィン!!パキィン!!
上条「よし・・・あと少し・・・」
クリッ
上条「?」
美琴「ひ・・・ひゃああああああああああああああああああっ!!!バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ」
上条「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:00:03.17 ID:AavKPO5v0
上条「い・・・いてて・・・ってかお前!!なんで行きなり電撃放つんだよ!!!」
美琴「わ・・わかんないわよ!!!」ハァハァ
美琴「って・・・あ」
上条「あ 、アイマスク取れた」
美琴「あ・・・・・あ・・・・」
上条「ま・・・待て!!これは事故だ!!今すぐかけ・・・って焦げてんじゃん!!」
美琴「えっ・・・えっ」
上条「・・・・あの・・・御坂さん・・・」
美琴「は・・・はい?」
上条「もう、限界なんですが。いろんな意味で」
美琴「へっ?」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:07:10.75 ID:AavKPO5v0
上条「その・・・なんというか・・・もう上条さんの生理は崩壊しました。ていうか率直に言います。ヤらさしてください」
美琴(えっ・・・ど、どどどどどうしよう・・・こ、こ、ここ心の準備が・・・)
美琴「う・・・・うわ・・・うわ・・・」ピリピリ
上条「ああああああああああああああああああ嘘です冗談です嘘です冗談ですううう!!!」
美琴「・・・その・・あ、アンタがどうしてもしたいっていうのなら・・・・」
美琴「しても・・・しても・・いいわよ・・・・アンタと・・・なら・・・」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:18:48.41 ID:AavKPO5v0
上条「・・・・御坂」
ギュッ
美琴「えっ」
ギュッ・・・
美琴(あ・・・あ・・・抱かれてる・・・コイツに・・・)
スッ・・・
美琴(!? わわわ・・き、きす・・?)
上条「・・・・美琴・・・」
美琴「え・・・アンタ今・・美琴って・・・・」
上条「・・・・美琴」
美琴「は・・・はい」
上条「もう・・・・いいですか?」
美琴「・・・・・・うん」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:29:50.31 ID:AavKPO5v0
上条「あ」
美琴「・・・ど・・・どうしたの?」
上条「あの・・・・その・・・ゴムが・・・・・・・無い・・・・・そんな・・・上条当麻人生最大のイベント発生中だというのに・・・・不幸だ」
美琴「・・・・どうすんのよ・・・」
上条「どうするって・・・ダメに決まってるだろ」
美琴「あ・・・その・・・私は・・・そのまんまでいい・・・」
上条「・・・ダメだ」
美琴「ど・・・どうして!」
上条「・・・お前を不幸にさせることなんて出来ない」
美琴「な・・・なんで?・・・それに私は不幸なんかじゃ・・」
上条「それでもダメなんだよ!俺だってお前と一緒にやりたい。だけど・・・お前はまだ中学生だろ!」
美琴「そんなの・・・」
上条「いいか美琴。俺の話を聞け」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:49:56.72 ID:AavKPO5v0
美琴「えっ?」
上条「万が一だ。生でしてしまったらどうなると思う」
美琴「そ・・・それは・・・・妊娠とか・・」
上条「それだけじゃねぇ・・・様々な感染症にかかってしまう可能性だってある」
美琴「・・・・」
上条「俺はそんなリスクをおかしてまでお前とやりたいとは思わねぇ」
美琴「・・・私は・・・アンタと一緒にやりたいの・・・・・・・アンタは私の事はどうでもいいの!?私の気持ちをなんだと
上条「好きだから言ってるんだよ!!!!」
美琴「・・・・・・・・・・・・・え」
上条「俺はお前が大好きだから・・・俺はお前を不幸になんかさせたく無いんだよ!!!例えリスクが少なかろうが!!絶対そんな危ない道は渡らない!!」
美琴「・・・」
上条「・・・」
美琴「う・・・・・・・うわ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:10:43.04 ID:AavKPO5v0
美琴「えっ・・・・うっ・・・ひっぐ・・・グスン・・」
上条「・・・やっと泣き止んだか・・・とりあえず服着ろ」
美琴「・・・・うん」
上条(あれ?ちょっとまて?何カッコつけてんだ俺????おい??あと一歩で・・・う・・・うわ・・・うわああああああああああああ)
美琴「・・・あ・・・あのさ 」
上条「なんだ?」
美琴「アンタが私をそんな風に思ってくれてるなんて・・・」
美琴「あ・・のさ・・・私の気持ちも聞いてくれる?」
上条「・・・うん」
美琴「・・・ずっと・・・上条当麻のことが好きでした・・・その・・・・だから・・・・付き合って」
上条「・・・・・・ったく」
美琴「え・・・?」
上条「そんな事いわれて、断れるはずがねえだろうが!」
終わり
エンダアアアアアアアアアアア
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:13:25.89 ID:AavKPO5v0
美琴「という夢を見たのよ」
終わり
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