戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2014/08/12/football-manager/?ncid=rss_truncated


サッカーゲームFootball Managerが現実の選手分析会社と提携。ゲーム内データを獲得に活用 - Engadget Japanese


サッカークラブ運営シミュレーションゲームFootball Manager (FM)で知られるSports Interactive (SI) が、サッカー選手のデータ分析会社Prozone との提携を発表しました。

SI社はゲームFM の選手データをProzone に提供し、Prozone はそのデータをオンラインスカウティングシステムProzone RECRUITER に投入。Prozone と契約する各国のサッカークラブは、ゲームのデータを参考にして獲得選手を検討することになります。



Football Manager はプレイヤーがサッカークラブの監督となり、選手やスタッフの獲得、戦術や練習の設定などをおこなうシミュレーションゲーム。

実在する55万人以上の選手やコーチが登場し、それらの250項目に渡る経歴や能力値は、6大陸1300人の専門スカウトの情報を元に設定されます。



一方のProzone RECRUITER は、現実の試合における選手のパフォーマンスを分析するオンラインサービス。

選手のポジションなど基本情報から、「特定の試合における前方へのパス成功率」といった詳細な分析まで提供します。また選手のハイライト動画を観ることや、特定の条件に合う選手を検索することなども可能です。

Prozone の顧客には、イングランドのアーセナルやチェルシー、ドイツのバイエルン・ミュンヘンなど各国のトップクラブのほか、イングランドやドイツのサッカー協会も名を連ねます。

両社は今回の提携について、選手獲得に真剣に取り組むすべてのクラブにとって有益なものになると述べています。今後はFM のデータを元に発掘された選手が活躍する日が来るのかもしれません。

なおサッカーゲームの現実世界での活用例としては、2008年にイングランドのエヴァートンFC がFM の選手データベースを使用すると発表して話題になりました。

また33歳の時にFC ポルトを率いてUEFA ヨーロッパリーグで優勝し、UEFA 主催のクラブ大会における最年少優勝記録を持つアンドレ・ビラス・ボアス監督は、少年時代にFM の前身にあたるChampionship Manager に熱中していたことが知られています。
サッカーゲームFootball Managerが現実の選手分析会社と提携。ゲーム内データを獲得に活用

0 コメント