さまざまなゴキブリを駆除する商品が売り出されていますが、その効果に疑わしい
ものがあると報じられています。
画像:【ベイト剤を使ったゴキブリ駆除商品の設置例】
http://www.recipesupermart.com/get-rid-of-the-household-critters/
13日、害虫対策などを研究している「日本衛生動物学会」で報告された内容によると、毒が入ったエサ
(ベイト剤)を食べたゴキブリのフンや死骸を他の個体が食べることによるニ次的効果で「巣ごと全滅」
などと連鎖的に死滅することをうたった商品に疑問があるとのこと。
http://renovationmalaysiahq.com/pest-control/
医薬品などを手がける大手企業「ライオン」(東京都墨田区)に所属する児玉達治研究員らのグループが、
水とエサと一緒にベイト剤で死んだ個体のフンや死骸を置いて集団を観察したところ、1週間後の致死
率はわずか2.5%~10%にとどまったとのこと。
ただし、固体が食べる際に体に付着したベイト剤が床に散乱し、その場所を頻繁に通った固体の致死率
は20~45%あったとしています。
また田原雄一郎・日本ペストコントロール協会技術顧問は
「動物は基本的に食べ物を好み、自分のフンや死骸は餌に選ばない」
「ベイト剤に使う ヒドラメチルノンを食べた個体は中毒を起こし、フンをしないまま大半が死ぬ」
「家庭でベイト剤を使う場合、直接餌を食べさせることに重点を置き、少しずつ多くの場所に仕掛けるとよい」
(引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140813-00000079-mai-soci)
と話しています。
動画:【コンバット】
研究者の報告によると、ゴキブリの「巣ごと全滅」という効果は誇大広告かもしれませんね。
消費者庁はどう見るのでしょうか・・
ライオンだって似たり寄ったりの広告出してるじゃん。