インドネシアの小売店 erafone が、サムスンの未発表スマートフォン Galaxy Note 4 をフライング掲載しました。仕様は5.7インチ 2560 x 1440 スーパー有機ELディスプレイにSnapdragon 805 または4+4コアExynosなど。価格は949万9000インドネシア・ルピア (約8万円)。



新製品の発売を控えてストアがうっかりフライング掲載してしまうことはよくありますが、一方で暫定の資料や真偽不明の「リーク情報」を仮置きしただけの場合もあります。

サムスンは Galaxy Note の新製品を正式には発表していないものの、例年 Galaxy Note シリーズが発表されるIFAに近い9月3日には、ベルリンなど世界3都市で Samsung Unpacked 2014 Episode 2 イベントの開催を予告済みです。招待状は手書き調の「Ready? Note the date!」(感嘆符がスタイラス)や、Note シリーズの Air Command メニューなど、どうみても Galaxy Note の新製品であることは明らか。

それはさておきフライング掲載の『Galaxy Note 4』の仕様を見てみれば、型番はSM-N9105 (Snapdragon)とSM-N910C(Exynos) の2モデル。5.7インチ2560 x 1440 スーパー有機ELディスプレイ(515ppi)、Snapdragon 805 (Krait 450 クアッドコア2.5GHz)、または サムスン Exynos (ARM Cortex-A53 + A57の4+4コアbig.LITTLE)、4GB RAM、16 / 32 / 64 GB内蔵ストレージ、microSDスロット。

ほか LTEのバンドは 800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600、WiFi は 802.11ac対応デュアルバンド、背面16MPカメラ(光学手ブレ補正、デュアルLEDライト、2160p@30fps動画撮影)など。

未発表製品とあって仕様の真偽は確認できませんが、2560 x 1440 QHDスーパー有機ELにSnapdragon 805 の組み合わせは、サムスンが本国向けに6月発売した Galaxy S5 上位機種 S5 LTE-A で採用例があります。掲載したErafone は数時間でページを取り下げ済み。いずれにせよ、9月3日の Unpacked Episode 2 イベントで真相が正式に明らかになるはずです。