「新世紀聖帝伝説 アイドルマスター イチゴ味」
- 1 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:37:12.84 ID:IUTZL2OtO
- 北斗の拳イチゴ味とアイマスのクロスSSです。
765以外の事務所(モバマスとか)も出ます。
キャラはおろか、時系列、年齢、口調などその他多くの基本設定要素がカオスです。というかキャラが本当の意味で別人だったりします。
一部強烈なキャラsageがあります
わりとイチゴ味ではなく本家北斗要素も強かったりするかもしれません
アイドル全員は出せないかもです。他事務所は特におまけ程度です
細かいことは気にしたら負けです
以上の点に耐えられない方はブラウザバックを推奨します - 2 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:38:06.28 ID:IUTZL2OtO
- 199X年、世界は核の炎に包まれた!
だが案外生命体は絶滅せず、意外と元気だったし、現代の日本の若者に心配されるバイタリティに満ち溢れていた!
人類は徐々に文明をを取り戻し、それなりに水や食糧に困らなくなり、拳士達は姿を消していった!その力に取って代わったのが人々を魅了する輝きを持つもの・アイドルだった!そう、時代はまさにアイドル乱世へと突入していくのであった!!
しかし、かつて乱世の世を支配していた拳士達は存在意義を無くし、食糧にもありつけぬ様であった!そして、それは聖帝サウザーをもってしても例外では無かった!!
サウザー「うぅ…水……」フラフラ
バタッ
高木「むっ…向こうで人が倒れている…!」ダッ
サウザー「…おうちに…帰りたい……」グスッ - 3 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:39:07.04 ID:IUTZL2OtO
- 高木「君!大丈夫か!?」ガシッ
サウザー「……うぅ…お腹すいた…」
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ーーーーーーーーー
ーーーーー
近くの飲食店
サウザー「ガツガツガツ…ハフッ、ハフッ!バクバクモグモグ!」
高木「よく食べるねぇ…このご時世でそこまで食に困るとは…一体何があったんだい?」
サウザー「フン…貴様、カレーを差し出すとはわかっているではないか!」ドヤァ
高木(人の話聞いてないし、なんで食べさせてもらっている立場でこんなに偉そうなんだ?…なんか口の周り食べカスだらけだし……) - 4 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:40:14.82 ID:IUTZL2OtO
- サウザー「フハハハ!!」ドヤァアア
高木(だがそれはそれで肝が座ってる気がするし、なんか大物に見えてきたぞ…ちょっと興味出てきた)
高木「君…名前は?」
サウザー「フッ…本来貴様のような下郎に名乗るものではないが、カレーの返しだ。いいだろう…我が名は聖帝サウザー!南斗の極星に輝く男だ!」
高木(そうか、彼があの南斗DE5MENの…!)
高木「サウザー君!私の事務所にきてくれないか!ティンと来た!君のような人材を待っていたんだ!」
サウザー「何をふざけたことを言っている!この俺に貴様ごときの下につけと言うか!」
高木「働いてくれるなら毎日カレー(レトルト)を提供しよう!」
サウザー「さっさと事務所を案内してもらおうか」キリッ - 5 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:41:23.31 ID:IUTZL2OtO
- 765プロ
高木「皆、集まってくれ!紹介したい人がいる。さあ、サウザー君」
サウザー「フハハハ!俺が今日から765のプロデューサーとなる聖帝サウザーだ!」ドヤァ
サウザー(えっ…どうしよう、まさか事務所がこんな女だらけなんて聞いてないぞ……)ダラダラ
小鳥貴音「「サウザー!!?」」
ドカッ
サウザー「!?」
亜美真美「……」
春香「ちょっと二人とも、何でいきなり足にナイフを刺してるの!?」
亜美「い…いや→」
真美「体が勝手に…」
サウザー(こいつら…かつてのターバンのガキと全く同じ場所を両側から…!) - 6 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:42:36.94 ID:IUTZL2OtO
- 春香「って、小鳥さんと貴音さんは知ってるんですか?」
小鳥「知ってるも何も男性アイドルの先駆けの南斗DE5MENのリーダーよ!…ってもう時代じゃないかしら」
真「…ん?…南斗DE5MEN……ああ!!シンのいたグループですね!ボクもファンでしたよ!」
小鳥「あら、シンのファンなの?普通女の子ならレイにいきそうなものだけど」
真「レイもかっこいいですけどやっぱりシンですよ!まるで王子様みたいですし、女性をお姫様みたいに扱いそうですよね!……でも」
小鳥「…サウザー以外のメンバーは亡くなったのよね……貴音ちゃんもファンだったの?」
貴音「…そのようなところです」
一同(話について行けない…)
貴音「少しプロデューサーと二人で話をしてもよろしいですか?」
小鳥「まあ!もしかしてサウザーのファン!?キャー!」
高木「ん?…ああ、別に構わないが…」
貴音「真、ありがとうございます。ではプロデューサー、こちらへ」
サウザー「何故貴様の指図を受けねばなら…おい、引っ張るな!力強っ!?女の力じゃないぞこれ!!?」
- 7 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:43:40.09 ID:IUTZL2OtO
- 貴音「どういうことだサウザー、こんなところで何をしているのだ!」
サウザー「むっ?このサウザーに向かって何だその口の聞き方は…というかまるで男のような口調だな」
貴音「……ああそうか、分からないのか……こんな状態では無理もないか……それに人のことを言えた立場でもないな…」
サウザー「さっきから何を言っている!?話が全く掴めん!」
貴音「私は北斗の次兄トキだ……今となっては長女になってしまったが」ズーン
サウザー「はあ!?貴様がトキだと!?なんの冗談だ!トキが女のはずがなかろう!」
貴音「……心臓をはじめ各種臓器と秘孔の位置」ボソッ
サウザー「!!?…しかし、俺の体の謎はケンシロウとの戦いでそれなりに知られたはず!」
貴音「………こむら返り」ボソッ
サウザー「………何があった、トキ」
貴音「………」グスッ - 8 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:45:19.59 ID:IUTZL2OtO
- 北斗神拳の次兄トキ!その拳才は伝承者のケンシロウや長兄ラオウをも凌ぐと言われ、当時は誰もが伝承者に選ばれるものと思っていた!だが、ケンシロウとユリアを助けるために自ら死の灰を浴び、病を負った体になってしなったために伝承者の道を諦める結果となった!だがその病は死の病ではなかった!!ある日目覚めたトキの体は2つの豊かな乳房を引き換えに鍛えられた筋肉と男のシンボルを失い、病もすっかり治っていたのだった!!
貴音「この体になってから、柔の拳が研ぎ澄まされてな…体力や筋力が著しく落ちたのを差し引いても以前より強くなっている気がする…病も治ったしな。複雑な気分だが……」
サウザー「oh…」
貴音「だが今となっては拳の力などあまり意味を持たない。医療も発達し、私の力も必要なくなった…そこで、私も一人のアイドルとして、この生を全うすることにしたのだ」
貴音「サウザー、かつては敵対した者同士だが、同じ事務所の仲間として、共に歩んで行こうではないか!」スッ…(手を差し伸べる)
サウザー「何を…俺に仲間などいらぬ!」
- 9 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:46:31.41 ID:IUTZL2OtO
- 貴音「いらないのではなくできないの間違いではないか?」
サウザー「ぐはっ」ブアッ(おでこから血が噴き出す音)
貴音「そんなことばかり言っているから南斗DE5MEN女性不人気No.1なのだ」
サウザー「ぬくくぅ~~」プルプル
貴音「お前は腐っても聖帝、そしてこの世はアイドル乱世。しかしながらこれも乱世だ…この世に覇を唱えたいのだろう?しかし今の世は一人では何もできぬ。サウザー…今こそ仲間が、愛が、ぬくもりが必要なのではないか?」
サウザー「…………か…勘違いするなよ!別に貴様と友達になりたい訳じゃないからな!」ガシッ!
貴音(“友達”とは一言も言ってないのに…そこまで孤独だったか、サウザー…)グスッ
サウザー「ところで、プロフィールでは貴様の年が18となっているのだが…これはどういうことだ」
貴音「……とっぷしーくれっとです」
かくして、聖帝サウザー(笑)のアイドルプロデュースが幕を開けるのであった!
- 10 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:48:01.15 ID:IUTZL2OtO
- 高木「話は終わったかね」
貴音「はい」
サウザー「さて、俺も業界を退いてから細かいことは疎いのだが…765プロというのは大して有名ではないのだろう?」
伊織「ちょっと!何よその言い方!」
サウザー「事実を言ったまでだ。せいぜい名ありと呼べるのは竜宮小町程度か?」
伊織「私がその竜宮小町のスーパーアイドル水瀬伊織よ!」
サウザー「何がスーパーアイドルだ!南斗DE5MENの足元にも及ばん」ニヤァ
伊織「なんですってえ?!このホクロデコ!!」
サウザー「なにを!このツルピカデコ!!」
やよい「伊織ちゃん!けんかはだめですーっ!」
律子「プロデューサー殿も何喧嘩売ってるんですか!」 - 12 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:48:51.60 ID:IUTZL2OtO
- 伊織「…確かにあんたの言うとおりかもしれない。でも、今のところ何もしていないあんたにとやかく言われる筋合いはないわよ!」
サウザー「フン…ならば仕事をとってくればいいのだろう?」
伊織「!?…あのね、そんな簡単なもんじゃないのよ?」
サウザー「俺を誰だと思っている、聖帝サウザーだ」ドヤァ
伊織(本当に大丈夫かしらこいつ)
サウザー「そうだな…ユキホを連れて来い」
伊織「?雪歩…?分かったわ」
貴音「…どうするのだ、サウザー」
サウザー「まあ見ておけトキ。面白い事に気づいたのだ」 - 14 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:50:15.54 ID:IUTZL2OtO
- 雪歩「……あ…あの…何ですか?プロデューサー……」ガタガタ
サウザー「貴様…確かハギワラという姓だったな?」
雪歩「は…はい」ガタガタ
サウザー「今日の夜貴様の家に出向く。“聖帝サウザーが家にくる”と貴様の親父に話しておけ。それだけで方がつく」
雪歩「わ……わかりましたぁ……」ガタガタ
サウザー「行けい!」
雪歩「し…失礼しましたぁ!」スタタタ
貴音「なぜ雪歩……まさか」
サウザー「フハハハ!これもまた聖帝の豪運のなす技だな!」ドヤァ - 17 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:53:21.45 ID:IUTZL2OtO
- 雪歩宅
雪歩父「サウザー様!よくぞご無事で!」
サウザー「フハハハ!まさか貴様らが現代でも建築業をしているとはな!聖帝十字陵の建築技術が生きているということか!」
雪歩父「夜はしっかりお眠りになられてますか?野菜はしっかりと食べられていますか?」
サウザー「帝王に野菜などいらぬ!無駄な睡眠もいらぬ!」
雪歩父「サウザー様……」
雪歩「まさかプロデューサーがうちの組の長だったなんて…」
雪歩父「覚えてないのも無理もない。まだあの頃は雪歩は物心もついてなかったからな…」
サウザー「おい、今日からこの家に住ませてもらおうか。元々俺の残した金で建てたのだろう?」
雪歩父「ごもっともです。それに、サウザー様の不摂生を矯正させていたたきたいと思います」
サウザー「え~それはやだー!」 - 19 : ◆kT58B8HeGE 2014/08/16(土) 20:54:41.64 ID:IUTZL2OtO
- 雪歩父「夜遊びを覚えたてのはしゃぐ子供じゃないんですから、全く…」
雪歩「ええ!?プロデューサーが家に住むの!?」
雪歩父「そうか、男が怖いんだったな…雪歩、上着を脱げ」
雪歩「えっ…うん」パサッ
<コメント一覧
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- 2014年08月16日 23:56
- 伝説のイチゴアイドルって?
-
- 2014年08月16日 23:59
- ああ!
-
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