ソフトバンクが、米国Sprint と初めて共同開発したシャープ製Android スマートフォンAQUOS CRYSTAL を日本と米国で発売します。
新開発の「狭額縁液晶パネル」と「エッジカットを施した前面パネルによる光学レンズ効果」により、液晶周囲のフレームを極限までなくした「クリスタルディスプレイ」が特徴の製品です。
SoftBank AQUOS CRYSTAL Press Images
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従来のAQUOS PHONE Xx 206SH がフロントパネルを額縁の中に収まるように搭載しているのに対し、CRYSTAL はエッジを斜めにカットしたフロントパネルを額縁の上に載せる「フレームレス構造」を採用。パネルのレンズ効果によって、「画面だけを持っているような感覚」を実現したとしています。
オーディオ機能では、米国のオーディオメーカーharman/kardon の音楽復元技術Clari-Fi を搭載。イヤフォンまたはBluetooth 機器との接続時に、圧縮されたデジタル音楽データやYouTube 動画などの失われた音情報を復元し、音質を向上させます。
またharman 独自のDSP 技術LiveStage も搭載し、「音に広がりを持たせて、よりリアルで臨場感のあるヘッドホンリスニング体験を提供」するとしています。これもイヤフォンとBluetooth 機器でのみ使用可能です。
加えて国内モデルには、標準でharman / kardon のBluetooth スピーカーONYX STUDIO が付属します。
主な仕様は、5インチ1280 x 720 液晶、MSM8926 1.2GHz クアッドコア(Snapdragon 400)、1.5GB RAM、8GB ストレージ、802.11 /b/g/n WiFi、Bluetooth 4.0、microSDXC カードスロット(最大128GB)。
カメラはメイン8MP、サブ1.2MP。最大999枚の連写が可能な「押しっぱなし連写」や、英文にカメラをかざすだけで日本語へリアルタイム翻訳する「翻訳ファインダー」、雑誌などの気になるワードを指でなぞって情報検索する「検索ファインダー」などの機能を搭載します。
また本体上部のフチをなぞるだけでスクリーンショットが撮れるClip Now 機能も搭載。ウェブページの場合は画像とともにURL も保存されるほか、マナーモード時は撮影音が出ないのが特徴です。
ほか今後ソフトウェアアップデートにて、LTE ネットワークで音声通話する
VoLTE や、高音質な通話ができるHD Voice にも対応予定。なおNFC やおサイフ、ワンセグ / フルセグ、防水、赤外線は非搭載です。
対応する通信方式は、国内がW-CDMA (900 / 2.1GHz)、FDD-LTE (900 / 1.7 / 2.1GHz)、AXGP (2.5GHz)。海外がW-CDMA (900 / 2.1GHz)、FDD-LTE (1.7 / 2.1GHz)、GSM (900 / 1800 / 1900MHz)。
バッテリー容量は2040mAh。W-CDMA 網では連続通話800分、連続待受約620時間。FDD-LTE 網での連続待受は約530時間。
OS はAndroid 4.4.2 KitKat。本体サイズと重さは、約幅67 x 高131 x 厚10mm、約140g。カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの4色。
国内では2014年8月29日(金)発売。8月19日(火)から予約受付を開始します。本体価格は税込一括5万4480円。割引を含む24回払いでの実質負担額は新規・MNP で0円。機種変更では毎月140円です。
またソフトバンクは5.5型フルHD 液晶の
AQUOS CRYSTAL X を2014年12月以降に発売するほか、8月29日からは月370円でスマホアプリが使い放題の
App Pass を提供開始します。
ソフトバンク新機種発表会記事も併せてどうぞ。
SoftBank 新製品発表会
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