ジョジョリオン #035 『第一取組』 感想
闘いは土俵上へ…。
服装、髪形、面構えからして一般人とはとても見えない常敏とのクワガタ対決が絶賛、大白熱中です。
おい、スタンドバトルしろよともチラリと思いましたが、杜王町ではよくあることでした。
悪人は生まれた時から悪人なのだろうか?
悪人の条件を胸中で思索する定助。常敏が悪人であると事はまだ分からないと考えつつも
八木山フルーツの樹木の事を知っているに違いない常敏に対して強く警戒しています。
『無邪気さ』のために悪人となる人もいるのではとも、定助は考えているようですが
無邪気さから悪人となった人物がジョジョ史上に居たかしら、私の頭の中で記憶を思いめぐらしてみたら
何故かサンダーマックイイーンが浮かんできましたが、何か違う気がします。
眉毛を剃るってのはどうだ?
ヘラクレスカブトから眉毛に賭けるものを変更した常敏アニキ。
ヘラクレスをケチってるわけでもなく、高級な賭け品に対する定助の気後れを起こさせないためでもなく
こういう下らないことに面白さを見出すオッサンのようです。実に無邪気ですね。
ですけど、悪人とは言い切れません。少なくとも善人ではないと言いきれますが。
あと、常敏のファッションだと眉毛剃っていても違和感が無いので、やっぱり定助の方が不利かも。
しかし、シャボン玉を使って毛が移植できるみたいですから、何とでもなるのかもしれません。万能です、シャボン。
超気持ちイイィーー名言だものォォォーーー
相田みつを発言をしてはツッコミ待ちをする無邪気な常敏アニキ。しかし、ツッコミを待つ際の目線が怖い。
定助はツッコミキャラではないですし、常秀はツッコミキャラっぽいのですが学が無いので、間が空いてしまっています。
こんなギスギスしたボケとツッコミは嫌です。
知能があるなら勝つのは俺だ
それっぽいことを言っておきながら、定助のとった作戦はメスのフェロモンを自身のオスパラワンに嗅がせて
興奮させるというもの。知能あんまり関係ないと言いますか、ド直球で本能に訴える作戦でした。
言っていることとやっていることが違うような気もしますが、定助の中では理屈が繋がっているのかもしれませんし
シャボン玉を使ってのメスフェロモン作戦を隠すためのブラフだったのかもしれません。
メスフェロモンの使用自体は常敏に感づかれてしまったようですが、多分シャボン玉はばれていないはずです。
♀雌の股間からだぞ…わかってるよね?
9歳なのに、やれクワガタの進化の歴史や、メスのフェロモンがどうだとの分かりすぎているつるぎ。
虫に詳しいのは常敏パパの影響で、若干、下世話っぽいは憲助グランパからの影響かしら。
グロ注意ッ! グロ注意ッ!
ツッコミはできなくても、見たまんまの実況はできる常秀。しかし少し暴走気味。
グロ注意を連呼します、確かにクワガタのクビが取れかけているというグロテスクな状況ですが、グロ注意て。
虫のスプラッタで、これだけビビっている常秀は果たして今後に起こるかもしれない人間のグロ展開に耐えられるでしょうか。
彼のスタンド、ナット・キング・コールの能力が結構グロい感じなのに本当に行く末が心配です。
しかし良く考えたらナット・キング・コールは流血とか無しで人体をバラバラに出来そうな能力なので
ある意味グロさは一切無いと言えます。本体の常秀の精神衛生上は優しい…のかも。
片眉落としを実行する常敏
まさかの自身のパラワン28号敗北に正直、驚愕ッ!しつつも決断的に無言で眉を剃り落す常敏アニキ。
表情からは口惜しさと怒りのようなものが見れますが、ちゃんと約束を守るところは硬派な感じです。
露伴ちゃんだったら、素手で眉毛をブチブチ引き抜きながら「ふざけるなクソカスがーッ!」とか言い出しかねません。
そして今回のタイトル『第一取組』であること、眉毛はもう片方あることから『第二取組』へ進むものだと思われますが
定助パラワンは瀕死です、多分。戦えるのか、それとも何か変則ルールが発動するのか。
それともひょっとして、まさかの『このままでいい』で瀕死パラワンで第二取組も押し切るのか。
気になるところで来月に続くかと思いきや、来月は休載です。ザンネン!
以上、今月の感想です。ありがとうございました。