今回はその作品のいわゆる決め台詞として使われているセリフの回数を検証。
超獣機神ダンクーガには
「失われた者たちへの鎮魂歌」「GOD BLESS DANCOUGA」「白熱の終章」
といったOVAが多く存在しますが、とりあえず今回はTVシリーズに絞って数えることに。
それではいつものように該当キャラについてザックリと。
藤原 忍
声 - 矢尾一樹(次回予告ナレーションも兼任)
主人公で獣戦機隊のリーダー。イーグルファイターのパイロット。ダンクーガのメインパイロットも務める。
短気・粗暴・自己中心的・身勝手を絵に描いた性格で、命令違反に単独行動、
上官にタメ口を叩く上に自分に命令や説教する者に反論して容赦なく殴りかかるなど生意気かつ自惚れも非常に強く、
その協調性の無さ・反抗的な性格から言って、軍人であること自体が不思議なほど手のつけようがない問題児だが、
その態度と自信に比例して戦闘機の操縦技術と射撃は超一流。
野生の力は部隊の中でも一番強い。戦局を冷静に見極める判断力も持っている。
「やってやるぜ!!」が口癖。(wiki)
なんだかwikiにヒドい言われようですが、
所属する獣戦機隊自体がひとくせあるキャラクターの集団でありそのリーダーという立場上
協調性が無いといっても基本的にはまとめ役として活躍します。
そして検証対象である『やってやるぜ!』という台詞についてもなんとpixiv百科事典があったのでご紹介。
「超獣機神ダンクーガ」の主人公、藤原忍の決めゼリフ。
次回予告の締めにも使われていた。
声優・「矢尾一樹」の代名詞ともいうべき台詞で、彼の演じるキャラクターであるフランキーやゾルル兵長なども、
このセリフを叫んだことがある。
また、中の人ネタで「NG騎士ラムネ&40」のダ・サイダーも、クイーンサイダロンの変形時にこのセリフを使っていた。
総括すると、「超獣機神ダンクーガ」という作品を、「藤原忍」というキャラクターを、「ダンクーガ」というシリーズを、
「矢尾一樹」という声優を、代表する決めゼリフである。 (pixiv百科事典)
ダンクーガ本編を見ていなくてもそのパロディセリフであるダ・サイダーの
『やってやるぜ!ヤリパンサー!』
のセリフは聞いたことがある人は多い…かもしれない。
スパロボでも必殺技にシナリオにと要所要所で叫んでいるので聞いたことがある人も多い…はず!
上記に書かれているようにダンクーガの次回予告の締めとして、
エヴァの『次回もサービスサービス!』と同じ要領で忍が『やってやるぜ!』と叫ぶので、
この時点である意味もう37回は保証されているようなもんだねww
では早速数えてみよう!やってやるぜ!
第1話 『帝国の野望 Empire's Desire』
「超獣機神ダンクーガ」はいわゆる世界を征服しに来た異星人の組織である
ムゲ・ゾルバドス帝国が地球の侵攻を開始。
その圧倒的強さに地球側はあっという間に壊滅的ダメージを受けてしまうが、
この劣勢を覆すためにイゴール長官と葉月博士が野生の力に反応して大きな力を発揮するという
獣戦機というロボットを完成させたというところから物語が始まります。
主人公である藤原忍とヒロインの沙羅、そしてその恋人である
シャピロが所属していた軍基地もムゲ帝国の襲撃を受け大打撃、
そしてその襲撃の際にシャピロは地球人を見限りムゲ帝国への寝返りを画策します。
沙羅もシャピロを追いかけムゲ帝国へ行こうとしますが、戦場に出ていた忍の攻撃により撃墜され二人は離ればなれに。
地球側の抵抗虚しく結局その軍基地はムゲ帝国のメカに壊滅させられ、
生き残った忍は上官から日本に行き特別機甲部隊『獣戦機隊』に配属するように命令されるのであった。
「獣戦機かなんか知らねえが…やってやるぜ!」
ここで早くも一回目の決め台詞が!
次回予告
戦ったら負けたくねぇ!デスガイヤー!獣戦機で相手になってやる!覚悟はいいな!
次回、超獣機神ダンクーガ「吠えろ!獣戦機」 やってやるぜ!
そしてやはり次回予告にも「やってやるぜ!」の台詞が登場。
第1話にして早くも2回の「やってやるぜ!」を聞くことになり、
この記事にももう既に9回もの「やってやるぜ!」というテキストが書かれたことになります。先が恐ろしい…。
第2話 『吠えろ! 獣戦機 Get your! JYUSENKI』
早速出向先で搭乗を命じられた獣戦機イーグルファイターを駆り戦場を駆ける忍。
その優れた操縦テクニックで日本の基地を襲ってきた敵を次々と落としていくが、
帰り道の道中で油断をした際に残っていた敵メカの一機に取り付かれ一時墜落。
「この野郎もう我慢ならねえ」と怒りに燃えつつ態勢を立て直すと、
その怒りの感情に獣戦機に搭載された電子頭脳が反応、
「やってやるぜ!」
この掛け声とともにイーグルファイターはアグレッシブビーストモードという形態になりはパワーアップ!
その翼で敵を切り裂くのであった。
この怒りの感情に反応して発動するビーストモードのバンクの決め台詞として「やってやるぜ!」の登場率は高め。
第4話 『狙われたジャミング aimed Jammingsystem』
獣戦機隊のメンバーの一人である雅人初登場回。
第3話で獣戦機隊に加入していた沙羅のランドクーガーがピンチになった際に怒りの感情でビーストモード発動。
「畜生よくも沙羅を…やってやるぜ!」
ビーストモードになったイーグルファイターで忍は次々と敵を蹴散らすが、
守る対象であった地下工場は爆破されてしまい作戦は失敗と終わるのだった。
第5話 『最後に来た男 The man came last』
獣戦機隊最後のメンバーである亮の初登場回。
今回は大量の物量で押してくるムゲ帝国のメカに苦戦している時に
不意打ちからその一機の攻撃をかすらせてしまい忍ブチギレ
「やりやがったなぁぁ…やってやるぜ!」
怒りの沸点が低い忍にとってこのモードは最適と言わざるを得ないなww
その後忍らと亮のビッグモスの活躍により防衛任務は見事成功する。
第8話 『激戦!! 思い出を囮に Trapped memories』
既に廃墟となっている獣戦機隊メンバーが昔通っていた士官学校を一人掃除する老人テッド。
彼は獣戦機隊メンバーの士官学校時代の学生寮の寮長であり、彼らにドンと呼ばれ慕われていた存在であった。
そして本来ならこの士官学校は戦略的価値はないのになぜかムゲ帝国の部隊がこの士官学校へ攻撃を開始する。
この作戦は地球を裏切りムゲ帝国の幹部となっていたシャピロが、
メンバーを精神的に追い詰めるべく発案した卑劣な作戦であった。
雅人は攻撃を受けているこの士官学校を見て身寄りのいなかったドンが
もしかしたらまだここにいるのではないかと考え上官に出動させてくれるように進言。
そして深追いをしないことを条件に獣戦機隊は出動を許されるのであった。
だが迎撃に向かった獣戦機隊は物量に物を言わせたムゲ帝国のメカの攻撃に大苦戦。
ドンは成長した獣戦機隊メンバーの戦いぶりを見届けたあと、
彼らがピンチに陥った姿を見て地下にあるエネルギータンクを使って自爆することを決意。
3分後には爆発させるから一刻も早くここから逃げろというドンからの通信を聞いて忍は
「ドン…すまねえな…やってやるぜ!」
とビーストモードを発動させる。また、同時に雅人も初のビーストモードを発動。
だがその活躍も虚しくかつての士官学校はドン、そしてその思い出と共に跡形もなく消えてしまうのであった。
第11話 『敵からの援護射撃』
冒頭に登場した固い装甲を持つ全身にトゲやビーム砲を積んだカメのような巨大メカに苦戦し一時撤退する獣戦機隊。
そして獣戦機隊は新たな力を得るためにヒューマノイドタイプなる人型兵器への変形のテストに挑むことになる。
既に10話目となっているのにまだ主人公機が人型マシンに一度もなっていないというのもなかなかスゴいww
「よぉーしやったるか!」
微妙にいつもと違った掛け声のあと各獣戦機はヒューマノイドチェンジを成功!
そしてヒューマノイドチェンジを覚えた獣戦機隊は再度巨大メカに挑戦。
「雪辱戦だ、やってやるぜ!」
だがその後不慣れなヒューマノイドモードは苦戦を招く。
そして戦闘の途中で忍があの巨大メカは底の部分が弱点だと見抜くと、
亮のビッグモスがビーストモードの象のパワーで巨大メカをひっくり返すことで弱点を突き撃破することになるのであった。
ヒューマノイドモード…。
あとこの回は作画が独特で、キャラの顔が同じ回だと思えないほどにコロコロ変わって面白い!
なんか忍顔色悪くないかww
ロボットも一枚絵が異常にカッコいいシーンが沢山あるのに
全く安定しなかったりととても不思議な回www
第17話 『デスガイヤーの敗北 GENERAL retire』
前回の16話でついにタイトルにあるダンクーガへの合体を初めて果たします。その回では「やってやるぜ!」は発言せず。
そしてこの回はいわゆる総集編で
2話で初めてビーストモードが発動したシーンが放映されます。とりあえず一応。
第21話 『降りてきた死神 The first contact』
スイスのある村を巨大爆撃機で容赦なく攻撃するムゲ帝国。
沙羅の「さっさと片付けようぜ!」の言葉に呼応して
「言われるまでもねえ、やってやるぜ!」
次回予告と総集編を抜くと10話ぶり。
第24話 『凱旋門燃ゆ La Marseille』
ムゲ帝国はヨーロッパ連邦のベイルマン大統領を拉致。
そしてベイルマン大統領の口から強制的に和平の言葉を吐かせることでヨーロッパ連邦を降伏させようとシャピロは画策する。
そしてベイルマンが洗脳機械に屈服し声明を発表する前に、
獣戦機隊はベイルマンを救うべく捕えられた要塞に潜入することになった。
亮「おしゃべりはここまでだ、やってやるぜだ。な、忍?」
「うん…」
お約束の台詞を先に取られて微妙に不満そうな忍。あらかわいい。
そういえばダンクーガノヴァの咲哉はこのやり取りがお約束でしたね!
その後無事要塞から大統領を救出すると、要塞を破壊するべくダンクーガに合体する際に
「やってやるぜ!」
その後要塞に浮上され今まで鉄拳一筋だったダンクーガは逃げられそうになるが、
ダイガンという手持ち武器を輸送機から受け取り逃げる要塞をこれでぶち抜き撃破するのだった。
ちなみにTV版では断空剣も断空砲も存在しないので基本的にはこれがダンクーガ唯一の武器となります。
もう結構有名かな?
第26話 『黒騎士の秘密 The secret of velieves』
ウエスト35要塞にやってきた敵巨大メカを撃破するべくダンクーガに合体する際に
「やってやるぜ!」
ビーストモード発動時の決め台詞だったのがダンクーガ合体前の決め台詞に移行してきた感があります。
第27話 『妖星墜つ Gildorome's decline and fall』
度重なる戦闘で疲弊しきっていた獣戦機隊メンバー。
葉月博士はダンクーガの合体には大きな精神力を使うため彼らのためにも
24時間以内の出撃は控えてもらうようにイゴール長官に進言。
だがイゴール長官は「約束はできない」と一蹴する。
そしてレプリカーンという3機の獣型ロボが東京へ攻撃を始めた際に
獣戦機隊は放っておけないといい葉月博士の静止を振り切って出動。
だが命の危険があるとしてビーストモードの発動はするなと葉月博士は言い含めるのであった。
だがビーストモードへの変形を禁止された獣戦機隊はレプラカーン相手に苦戦。
沙羅は逃げ惑う人を追い詰めるレプリカーンを見てビーストモードを発動させてしまう。
そして忍も別のレプリカーンの攻撃を受けてしまいビーストモードが強制的に(?)発動。
「ちっくしょう…俺達の命なんてどうでもいいってことか!だったらお望み通りやってやるぜ!イゴール将軍!」
その後なんとか各レプリカーンを倒すことに成功するが、沙羅はこの戦闘で倒れてしまうのであった。
第28話 『獣戦基地総攻撃(前篇) General Attack Act.I』
ついに獣戦機隊基地の本拠地を突き止めるムゲ帝国。
ムゲ帝国の幹部であるヘルマットはその基地を大軍団の圧倒的物量で攻める作戦に出るのであった!
沙羅が倒れている現状、戦力低下が否めない状態だったが、目覚めた沙羅は無理を押してランドクーガーに搭乗
そして大軍団を前にして獣戦機隊全員がダンクーガで迎え撃つ決意をする
「沙羅!やれるか!」
「私のことは気にしないで、ゆっくりおねんねして力は余ってるよ!」
「よぉし…やってやるぜ!」
なお後編である29話はダンクーガ屈指の熱い回ですが「やってやるぜ!」の台詞は登場せず。
第34話 『故郷に別れの歌を Long goodby』
今回は沙羅の実家に訪れることでその過去が分かる話。
ダンクーガの追加パーツである飛行ブースターが完成し初めて装備する回でもあります。
やはり例によって実家の島にムゲ帝国のメカが攻め込んでくるが、
葉月博士からブースター完成の報告の通信を受けると早速
「よぉし…やってやるぜ!」
そしてダンクーガに合体したあとブースターを装着。
雑魚メカ相手に無双するが、ダイガンは持ってきてないので空中を飛んでもやはり武器は鉄拳である。
ブースターについてる大砲はTV版では飾りだと諦めよう…。
第35話 『月は地獄だ!! Moon is hell』
ムゲ帝国の前線基地が設置してある月。
今回はそこについにダンクーガ側から攻撃を仕掛けることとなる。
そして29話で戦死していたイゴール長官はいつか宇宙に進出する日が来るのではないかと
予めビデオメッセージを用意しており、
ビデオの中でそれぞれのキャラに労いの言葉を掛け、
言葉を受けた獣戦機隊はイゴール長官に敬礼をすると戦地に向かうのであった。
「あとは君たち四人に全てを委ねられている。イゴール長官の、いや、君たちの偉大なる父の信頼に応えて」
「ああ…言われるまでもねえ…やってやるぜ!」
第38話 『最後の咆哮 Darkness and ruins』
TV版の最終回となる今回。前話でシャピロとの決着はつくがラスボスであるムゲは登場せず、
幹部の一人であるギルドロームとの対決が最後の戦いとなります。
ギルドロームは精神攻撃を得意とする幹部でその攻撃でダンクーガを苦しめるが忍はその攻撃を耐えしのぐ。
そして忍はムゲのいる宇宙へ飛び立つために用意していたガンドール砲のビームを、
その飛びたつ力を利用してギルドロームを貫きそのままムゲの宇宙へ向かう作戦を考案。
だがそのエネルギーは片道切符で戻るためのエネルギーはない。
「ガンドール砲のビームを発射してくれ、あいつもろともぶち抜いて、俺達はムゲの宇宙へ突っ込む!」
「しかし…」
「それっきゃないようだぜ、博士」
「ああ!やるっきゃないね!」
「そうだよ!」
「止む終えん…ガンドール砲スタンバイ!」
「…発射!!」
「やああああああああああああってやるぜっ!!!!」
「おう!!!!」
そしてギルドロームを貫き獣戦機隊はムゲの宇宙ヘ向かった。
残された葉月博士らができる事は獣戦機隊の勝利、そして帰還を祈って待つことだけであった…。
というわけで藤原忍が超獣機神ダンクーガの全38話中「やってやるぜ!」といった回数は15回でした。
といっても総集編を加えていますので実質14回かも。これに次回予告が入るので38話見て52回は聞いたことになります。
多いね!
また、今回はTV版のみでしたが、当然OVAも色々ありますし
「獣戦機SONGS」なるDVDに収録されてるのにこんなのもあったりでこれらはまた別の時に…。
とりあえずほんと単純に見て聞いて数えただけなので抜けとかあったらすみませんww
いやーそれにしてもダンクーガはカッコいいね!
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