富野さん若い! これを若いと言わずして何としましょう。
さすが「ターンAガンダム」で主人公ロランを女装させ、あまりの可愛さに我々を仰天させた方です。
あれは1999年のこと。時代に先駆けていたんですねえ。
>第2話で過去のシリーズのモビルスーツが展示されているシーンが出てきますが、
それは「G-レコ」のモビルスーツと対比させる意味があったわけですね?
富野由悠季さんは若い。
新作「ガンダム Gのレコンギスタ」を見て、そしてお話を聞いてつくづくそう思った次第です。
富野さんいわく「明るく楽しくビビッドに」。
1979年から続くシリーズの生みの親が、新たなガンダムワールドの幕を開けます。
>そして全編(1話だけですけど)通じて印象的なのは、軽快なテンポとポップな色彩。
女性キャラがたくさん出てきて、画面に華やかなにぎわいをもたらします。
G-セルフに乗ってやってきた謎の少女ラライヤは白い髪に褐色の肌で不思議ちゃん系?
そうそう、チアリーダーですよ!
ベルリらの乗るエレベーター(正しくは軌道エレベーターを行き来する乗り物クラウン)には候補生を応援する
セントフラワー学園のチアリーダーたちが同乗していて、
装備点検の最中にワイワイ入ってきてポンポンふって美脚を上げて声援を送ってくれます。
一気に部活ノリへ突入です。学園ものか?しかも目的はおムコさん探し!
萌(も)えか? ハーレムか?
そのことを富野さんに話したら
「あのチアリーダーの中に1人、男の娘(おとこのこ)がいます」と衝撃発言。
富野さん若い! これを若いと言わずして何としましょう。
さすが「ターンAガンダム」で主人公ロランを女装させ、あまりの可愛さに我々を仰天させた方です。
あれは1999年のこと。時代に先駆けていたんですねえ。
第2話には過去のシリーズのMSも登場!アイーダの変化に注目してほしい
□「G-レコ」のメカデザインの方向性
――「G-レコ」ですが、主役のG-セルフをはじめモビルスーツが
ずいぶんスリムでシンプルな印象がありますが、
メカデザインの方向性はどのように考えられたのですか?
富野:ガンダムを使って脱ガンダムをするといっても、
主役メカに関してはガンダムのイメージを引き継がなければならないという
暗黙の絶対条件があります。
それをクリアするため、安田朗さんにG-セルフをデザインしてもらったわけで、
彼は天才ですからガンダムの系譜に沿いつつ、
違うテイストのG-セルフをつくってくれた。
でも、更に過去のガンダムに関係したデザイナーに頼んでしまうと、
それこそ「機動戦士ガンダムUC」のユニコーンガンダム以上のものは生まれないだろうと思いました。
そこで、まったく畑の違う形部一平さんに主役機以外のモビルスーツのデザインをお願いしたのです。
――形部さんにデザインを依頼した理由は何だったのでしょうか?
富野:要するにアニメや玩具業界とは無縁で、
ロボットもののメカデザインをやったことがない人だったからです。
そういう違った素養の持ち主でないと従来の人型のロボットのデザインから抜け出すことはできないと考えました。
実際に形部さんは1年かけて、シリーズ全26話に登場する主役機以外の多くのモビルスーツをデザインしてくれました。
しかし、安田さんと形部さんだけでは両端だけで中が抜けてしまう。
そこで2人の橋渡しとして、これまでガンダム系の作品に多く参加してきた山根公利さんに加わってもらって、
バックグラウンドを支える形でG-セルフと形部モビルスーツをつなぐことをしてもらいました。
そのために、山根さんが過去に描いた未使用デザインのいくつかを「G-レコ」に採用するといったこともしています。
ところで“形部さんのデザインの何がこれまでのガンダム系のモビルスーツと違うのですか?”という質問をよく受けます。
それについては単にシルエットがシンプルになったというだけではない、もっと大事な視点があります。
これは大人になってしまったガンダムファンがまったく気づかない、
というより気がついても認めたくない部分なのですが、つまり玩具化している、かわいくなっているということです。
□第2話に過去のシリーズのモビルスーツが登場する意味
――第2話で過去のシリーズのモビルスーツが展示されているシーンが出てきますが、
それは「G-レコ」のモビルスーツと対比させる意味があったわけですね?
富野:そういうふうに受け取っていただいて構わないのですが、ちょっと違います。
“まだまだこういう手があるんだ、お前ら気づけよ”という、過去のスタッフに対するちょっとした嫌がらせです。
でも、本当に根本的なことから発想を変えないと新しいものはつくれません。
形部さんという人材にたどり着くまでに3~4年かかっていますからね。
胸の厚さを考えると
この中央の子かな????
ローラ・ローラは時代を先取りしすぎていたか!
まあ監督自身が「女装して本物の女性にレズっぽく犯される」というお店の常連という噂もあるしある意味男の娘…あれ?
第2話の過去シリーズのMS登場は「展示されている」という事を考えるとZZのタイガーバウムの時みたいな感じでしょうか。
確かハマーン様がアッガイを華麗に乗りこなしていた気がするww
「楽しく明るくビビットに」というフレーズや、
>「全体の雰囲気は、おもちゃ箱をのぞいたような感じで、ポップに、軽く、カラフルに、 というのはすごく意識した。
10歳から15歳のごく普通の子に見てほしいから。
吉田健一君にキャラクターのデザインを頼んだのは、彼の線の持っている明るさがいいと思ったから。
女性キャラクターの髪にしても、モビルスーツにしても、色づかいに関しては吉田君と
(ガンダム以外のMSを主に担当したメカデザイ ンの)形部一平君のセンスに任せたところがある」
という文章を読む限りだとやっぱりかなり明るい路線であることと低年齢を意識している感じだね!
自分は朝のロボットアニメも欠かさず見て楽しんでるし対象年齢については全く問題ないな!
ここまで明るい路線である事を強調してるならよっぽどのことがない限り子供向けを謳っていながら母親の首が飛んだりはしないだろう…
多分ね!
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