「黒子のバスケ脅迫事件」(※)で逮捕・起訴された元派遣社員・渡邊博史(わたなべ

ひろし 36才)被告からのメッセージ挑発的だと話題になっています。

画像:【渡邊博史被告】
渡邊博史被告

黒子のバスケ脅迫事件
2012年10月に発生した漫画『黒子のバスケ』(集英社)の作者・藤巻忠俊や作品の関係先各所を標的とする一連の脅迫事件。

黒子のバスケ

作者の出身高校・大学、放送局、イベント会場、レンタルビデオ店、コンビニや報道機関に脅迫文や白い液体などが送られた。
2013年12月15日、上智大学に脅迫文と硫化水素が発生した容器を置いたとして、威力業務妨害の疑いで渡邊被告は逮捕され、同様の容疑で計5つの罪で起訴されている。

21日に行われた同事件の判決公判。

渡邊被告には求刑通りの懲役4年6ヶ月の実刑判決が下されました。

渡邊博史被告(2)

白いワイシャツに黒いズボンで出廷した渡邊被告は「判決を受けての所感」を次のように語りました。

画像:【渡邊被告の自筆のメッセージ】
渡邊被告の自筆のメッセージ

判決を受けての所感

「黒子のバスケ」脅迫事件犯人の渡邊博史です。
実刑は逮捕前からの想定通りですから、このことについて特別な感慨はありません。
ただ正直に申し上げますと、もう娑婆に出たいという気持ちがほとんどありませんから、刑務所に4年以上も住まわせて頂けることが決定した今回の判決に自分は喜んでおります。

「こんなクズを社会で面倒を見ないといけないのかよ。本当に腹が立つ」と自分についてコメントしていた某ミクシーの住人さんには、

「努力教の自明性に溺れたお前らが納めた税金で、自分はプリズンニート生活を満喫させてもらうわ。ざまあwwww」

と申し上げておきます。

自分は論告求刑で検事が「法律で可能な限り最も長い期間、矯正教育を受けさせる必要がある」と述べたのを聞いて「法律で可能な限り最も長い期間、この被告を公的に保護してやらないといけない」と仰ってくれていると理解しました。

ただ検察に対してこちらから申し上げたいこともあります。

論告求刑で「一般予防の見地から厳罰が必要だ」というフレーズが出て来ました。
はっきり申し上げまして、たった4年6ヶ月の求刑で一般予防の効果があると検察が本気で考えているのなら、それはお笑い草です。
「一般予防」とは、つまり見せしめにするという意味です。
検察は自分を見せしめにすべきパブリックエネミーと断じているのです。

それならどうして自分にグリコ法なり法技術的に無理筋でも強引に殺人未遂を適用しなかったのかと申し上げたいのです。自分は計画していた書店への放火用に液体燃料を民家から盗んで入手していたことも自供しました。これも検察がその気になれば放火予備と窃盗で立件できたはずです。見せしめでしたら最低でも二桁懲役を求刑しないと効果はないと思います。
最低でもグリコ法の懲役10年と複数件の威力業務妨害の懲役4年6ヶ月の併合罪で、懲役14年6ヶ月の求刑は絶対に必要だったと思います。このことは検察も本当は分かっているはずです。自分に懲役4年6ヶ月を求刑したモノマネ芸人のノブ&フッキーの太っている方に似た検事の顔には「コイツにこれしか求刑できないのは、どう考えてもおかしい」と書いてありましたから(笑)。

自分は少しだけ申し訳ないと思っている相手がいます。それは断じて「黒子のバスケ」の作者氏や被害企業や作品のファンではありません。「傲慢な犯罪を起こしたことを悔い改めて頂きたい」と供述した集英社のお偉いさんが検察側証人として出廷したら、

「出版社なんて世論誘導を生業にしているてめえらの方がずっと傲慢だろうがクソ野郎!」

と野次ってやるつもりでしたし、グリコ森永事件当時にグリコの社員だったという体験に基づいて徹底した厳罰論を捜査員に展開したバンダイのお偉いさんが検察側証人として出廷したら、

「こっちは2013年1月から怪人801面相と名乗っていたんだぜ。グリ森事件を体験してんなら、どうして『黒子のバスケ』のお菓子を作るのは危ないって思わなかったんだよ。こっちを責める暇があんなら、まずてめえの危機察知能力の欠如ぶりを自己批判しろよボケ!」

と面罵してやるつもりでした。

自分が申し訳ないと思っている相手とは、逮捕直前の頃におふざけで「藤巻×怪人801面相」というカップリングで妄想していた腐女子たちです。
Twitterで《藤巻「801!お前は俺がマンガ家になるのを応援してくれていたじゃないか。それをどうして……」801「悪いことだとは分かっていたさ。でもどうしても藤巻さんに振り向いて欲しくて……」藤巻「801!」801「藤巻さん!」二人はしかと抱き合った》なんてネタを見つけた時には本当に大爆笑しました。自分の逮捕によってその妄想を木っ端微塵に粉砕してしまったであろうことが申し訳なくて仕方がないのです。怪人801面相の正体がこんな小汚いツラのおっさんで本当に残念でしたね(笑)。しかし「コイツのツラをどうしても見てえから早く捕まれ」という意見もありましたので、そういう向きの期待に応えられる程度には、自分のツラはキモかったと思います。

斯様に無反省な人間が逮捕されて「ごめんなさい」と言うと思いますか?
以前にも申し上げましたが、自分が逮捕時に「ごめんなさい。負けました」と言ったという話が、マスコミによる虚報だということが分かると思います。
この「ごめんなさい」捏造につきましては、自分は本当に心外で心外で仕方ない
のです。

今夜は自弁で事前に購入したお菓子でささやかな実刑判決のお祝いをします。
宴の会場はとても快適なホテル東拘インA棟11階の独居房です。

それでは最後に「祝!喪服実刑!」などとツイートして下さってくれているであろうTwitterの黒バスクラスタの皆様たちに申し上げます。

「自分と一緒に喜んでくれて本当にありがとう!」

2014年8月21日喪服の死神こと渡邊博史


(引用元:http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140821-00038455/)

なお、3月31日に開かれた初公判では、

「この事件に関して、私は厳罰を科されるべきだと考えている」
「(作者の藤巻と)人生があまりに違いすぎることから、事件を『人生格差犯罪』と命名していた」
「日本社会は『無敵の人(人間関係も社会的な地位もなく、失うものが何もないから罪を犯すことに心理的抵抗のない人間)』にどう向き合うべきかを真剣に考えるべき」
「こんなクソみたいな人生、やってられないから、とっとと死なせろっ」

とも語っていました。

非常に挑発的な渡邊博史被告ですが、実生活ではこれまでエアコンのある部屋で暮らしたことがなく、

年収も200万円未満だったとも伝えられています。