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大炎上 | 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク 1巻 親子が敵味方で再会す
 

機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク 1巻 親子が敵味方で再会す

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『ガンダムエース』連載、「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」の1巻です。
PS3用ゲームソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』に収録された"新たなる一年戦争史(ミッシングリンク)"のコミカライズ。ゲームは4編から成ってますがそれをパッと一まとめにした格好です。

連邦軍の制圧基地上空に飛来したミデアから降下したのは五機の陸戦型ジム。所属を名乗らず戦車などを破壊し、たちまち基地を制圧します。反乱なのか? ある意味正しいです。けれどそれは基地の方。
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この部隊は「スレイヴ・レイス」と言い、連邦軍の高官のグレイヴという男が結成した特殊部隊。全員が罪人で、罪状を罷免する代わりに反乱分子の暗殺や粛清を任務としています。古い例えならワイルド7と同じようなものか。この基地の隊長は出世したいがためジオンとグルになり、応援部隊を全滅に追いやったから ここに舞い降りたというわけだね。

倉庫に隠れていたザク三機をたちまち撃破して任務終了~♪ 一息つくのは隊長のトラヴィス。彼はジオン国に居るだろう妻子の安否確認を取ろうとしていたら、それがスパイ活動と思われて投獄・死罪を言い渡された身分。妻子と一緒に写っている写真を見て二人の安否を気遣うのでした。

一方、ジオンのキシリア直属のマルコシアス隊には同じ写真を持つヴィンセントが居ました。つまりトラヴィスの息子です。彼も幼い頃に別れた父を思って戦い続けてました。運命のいたずらか、この二人がジャブローで会うことに…
ジャブロー防衛に来たスレイヴ・レイス及びマルコシアス隊に突如襲い掛かる謎のモビルスーツ。見た目ガンダムっぽいことから連邦軍には違いない。なのになぜスレイヴ・レイスを襲うのか?
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それは首謀者であるグレイヴの仕業。今まで裏仕事を任せてきたけど大局がほぼ決したいま、事情を知ってるスレイヴ・レイスはかえって邪魔となるので闇に葬ってしまおうというわけ。これまた例えると るろうに剣心の志々雄のような立場になってしまったわけですな。
成り行き上、トラヴィスとヴィンセント親子は協力して謎のモビルスーツ「ペイルライダー」と戦うことに。「このMSのパイロットはバケモノか?」とトラヴィスに言わせるほどスペックも操縦技術も上でしたが、機体を犠牲に何とか退けるのでした。
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二人の再会は後日。完全に裏切り者となったスレイヴ・レイスの五人は「連邦に潜入していた特殊工作部隊」と嘘をついてマルコシアス隊と接触。晴れて親子再会となりました。けれどそこに再度ペイルライダー及び連邦のジム部隊が…
数ある外伝でも絵がわかりやすい方でストーリーも難しくありません(その点、Ark Performance(アーク・パフォーマンス)氏は逆でわかりにくいのなんの)。ってか、最初の"反乱分子を処分する"設定での話を2つか3つか続けても良かったんじゃないかな。たった1エピソードだけでその設定を捨てるのはもったいない気がします。
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