空港が提供している無線LANサービスで、通信内容が外部に漏れていることが
わかりました。
画像:【空港の無線LAN(成田国際空港の例)】
http://www.narita-airport.jp/jp/guide/service/list/explanation/33_mlan_iphone.html
26日、神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)が7月下旬にに行った実地調査を発表したもの。
成田、関西、神戸の3つの空港が提供する無料の公衆無線LANサービスで、パソコン2台と無料で入手
できるネットワーク解析ソフトを使用して実験したところ、同空港の無線でインターネットを利用した場合、
メールのあて先や内容、閲覧したウェブサイトなどの情報が外部から”丸見え”の状態だったとのこと。
成田国際空港は
「お客さまが簡単に利用できるよう事前設定の必要な暗号化は使用していません。
お客さまには同意の上、自身の責任で利用してもらっています。
重要な通信は暗号化された無線LANをご利用ください」
と説明しています。
森井教授は
「利用者はリスクがあることを理解し、クレジットカード番号など大事な情報のやりとりは避けるべきだ」
と注意を呼びかけています。
あまり詳細が明かされていないのでイマイチ内容を把握しづらいですが、通信内容も暗号化していないの
でしょうか・・
とりあえず空港の無料無線LANはネットの閲覧程度にとどめて、メールやパスワードを利用した通信は
避けておいた方が無難なようです。