エミー賞トロフィー作成の舞台裏へ
今年もこの季節がやってきました。
日本時間で8月26日に発表されたエミー賞は、アメリカTV界のアカデミー賞とも呼ばれ、たくさんの名優や名シリーズが表彰されました。もちろんエミー賞にもトロフィーはあり、シカゴに拠点を置くR.S.Owens(アール・エス・オーエンス)社は38年間もエミー賞のトロフィーを作り続けています。その製作の舞台裏をご紹介します。
エミー賞のトロフィーは約38cmで3kgというサイズ。なんと完全な手作りだそうです。
作業はヴァージン金属の精錬、加熱、そしてそれを鋳型に流し入れます。それが固まった後に、はみ出た余分なパーツを丁寧に取り除きます。研磨、ハンダ付け、そして象徴的な「ニュートロンボール(エミー賞のトロフィーのキャラクターが持つボール)」の取り付けなども、職人の高い技術力と80年もの歴史を誇る設備で支えられています。
亜鉛、銅、純銀で電気メッキした後、24金でコーティングして完成です。
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もちろんネームプレートは空欄のままです。誰が受賞するのかは、ステージ上で封筒が開かれるまで誰にも知らされていないのです。 こんなに美しいものを持って帰れるなんて、受賞者は最高ですね。
動画の全貌はここで!
source: Core77、 Television Academy、 Wikipedia
Jordan Kushins - Gizmodo US[原文]
(Tomo)