女騎士「くっ、殺せ!」オーク「殺していいの?わかった」
- 1 :名無しさん@おーぷん 2014/08/25(月)15:17:06 ID:Wftjg10Nq
- オーク「じゃあ殺すね。鉈で首ちょんぱでいいか~」
女騎士「あっ…イヤ…」
オーク「ん?」
女騎士「…こ、殺せ」
オーク「おっけー」 - 10 :名無しさん@おーぷん 2014/08/25(月)18:02:11 ID:yaWhsIgEc
- 女騎士「ちょ、ちょっと待て」
オーク「なに?」
女騎士「ちょ、ちょっとトイレ…」
オーク「死んだら色々出てくるからいいじゃん」
女騎士「くっ…わかった、殺せ!」
オーク「じゃあ…」フッ
女騎士「やっぱり待った!」
オーク「どうしたの?」
女騎士「ガ、ガスの元栓閉め忘れてるかも…」
オーク「えー…」 - 11 :名無しさん@おーぷん 2014/08/25(月)18:12:16 ID:yaWhsIgEc
- オーク「俺あとで閉めとくよ、家知ってるから。鍵は?」
女騎士「くっ…鍵は開いてる…こ、殺せ!」
オーク「そう、じゃあ…」フッ
女騎士「あっ!」
オーク「今度は何」
女騎士「あぁあれは違うか…」
オーク「」ヤキモキ - 12 :名無しさん@おーぷん 2014/08/25(月)18:55:31 ID:sactRdNXO
- オーク「もういい?まだ何かある?」
女騎士「ええと、ええと」
オーク「いい加減腹括れよもう…」
女騎士「手紙!手紙書いてない!」
オーク「言ってくれたら伝言しといてやるよ」
女騎士「くっ…わかった…これが私の遺言だ!」
オーク「えーとメモどこやったかな…」ガタゴト
女騎士「故郷の母に伝えろ!!」
オーク「えー田舎まで行くのかよ面倒だな」カキカキ
女騎士「季節の変わり目は脚が痛むので養生して下さい。都会の暮らしは楽ではありませんが、娘は元気にしております。任務先で良い温泉が湧く保養地を知りました。落ち着いたら一緒に行きましょう。」
オーク「…親思いのいい娘さんじゃねぇか……」メガシラオサエー
女騎士「くっ……殺せ!」 - 16 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)07:26:35 ID:0kRQB0kG7
- オーク「分かった。しっかり伝えるけど一緒には温泉行けないぞ」
女騎士「くっ…つい締めの言葉に選んでしまった…!」
オーク「んじゃ、そろそろいくぞー」
女騎士「……!?………くっ…!」
オーク「この鉈は凄く斬れ味がいいんだ。痛みを感じる前に逝けるから安心しな」
女騎士「くっ……くっ……くっ……!」
オーク「田舎のカーチャンにゃ、僻地に飛ばされたって言っておくぜ。じゃあな」ナタカマエ
女騎士「くっ……くっ……くっ……くーっくっくっく!くっくっくっくっく!くーっくっくっく!!!」
オーク「うわぁ必死だよこの人」 - 20 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)08:42:47 ID:0kRQB0kG7
- オーク「お前本当は死にたくないんじゃねぇ?」
女騎士「侮辱する気か!敵に捕らえられた以上、好き勝手に蹂躙されるくらいなら私は誇り高く死を選ぶ!」
オーク「そうかい」
女騎士「分かったらさっさと殺せ!」
オーク「それじゃあアンタに質問なんだが、何で鼻垂らして泣いてるんだ?怖いんじゃねぇか?」
女騎士「無礼者が!これは鼻水が逆流して目から出ているだけだ!」
オーク「大事じゃねぇか。それにアンタ、かなり震えてるぜ?」
女騎士「馬鹿者が!これは会いたくて震えてるのだ!」
オーク「恋人も浮かばれないねぇ…」
女騎士「い、田舎に残した母に会いたくて…」
オーク「Oh………」
- 28 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)09:24:15 ID:0kRQB0kG7
- オーク「そんなにカーチャンの顔が見たいなら、一つ取り引きをしようか」
女騎士「なっ…!」
オーク「なぁに簡単な事だ。アンタの城ーー」
女騎士「破廉恥が!色情魔が!桃豚が!貴様に身体を許すくらいならその鉈で我が乳房を削ぎ落としてやる!早く貸せ!!」
オーク「まだなんも言ってねぇよ。お前の頭の方がよっぽど桃源郷じゃねぇか」
女騎士「あっ!いや!…くっ…ころしてぇぇ……」
オーク「アンタの城にも抜け道ぐらいあるだろ?それを教えちゃくれねぇか?」
女騎士「……。知らんな」
オーク「無駄だ。アンタの胸についてる紋章、それは近衛兵の証だ。そんなアンタが知らない訳がねぇよ」
女騎士「さぁ。私は何も知らん」
オーク「そうか。じゃあ死ー」
女騎士「みみみみ南のお堀が怪しいなあいあああ」
オーク「」ニヤァ - 29 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)09:38:59 ID:0kRQB0kG7
- 女騎士(ああっ…敵の取り引きに応じてしまった……)
女騎士「おい、豚」
オーク「ぶひー」
女騎士「遊ぶな。さっさと殺せ。もう用済みだろう……」
オーク「え?死にたいの?」
女騎士「最初からそう言っているだろう……早くしろ……」
オーク「今度は捨て鉢か。忙しいねアンタも」
女騎士「………」
オーク「まだアンタには生きててもらわなきゃ困るんだよ。意味、分かるか?」
女騎士(そうか…やはり……)
オーク「おいお前ら、このめんどくさいネーチャンを縄で縛ってあっちの部屋に連れて行け。俺ら流に精一杯オモテナシしてやれよぉ…」
女騎士「………この際だ、言っておこう」
オーク「なんだよまだブツクサ言うのかよ」
女騎士「私はまだ男を知らぬ。無作法があっても文句をいうなよ」
オーク「睨むなよこえぇなぁ…。お前ら聞いたかー!優しくしてやれよー!」ゲラゲラゲラゲラ - 31 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)09:50:06 ID:0kRQB0kG7
- 女騎士「痛っ!縄がキツい!!」
子分オーク「暴れるなゴルァ!!!……あら?親分はあっち行かないんですかい?」
オーク「さっき聞いた情報を確認しに行く。知恵者1人俺によこせ」
子分オーク「へぇ。あとで親分の部屋に行くように伝えておきますぁ…てオイ、壁に頭ぶつけんな!壁が壊れる!!縄キツくしろぉー!!」バタバタ…
女騎士「くっ!…苦しい!」
オーク「あー、本当だ。この岩動きそう」
知恵オーク「どうしましょうか、親分」
オーク「兵隊連れてきてねぇしな…一旦戻ってからだ。それに子分らが無茶してねぇか気になる」
知恵オーク「あいつら気に入ったら妊娠しても構わず突っ込みますからね…母体が心配になります」
オーク「そういえばお前ん所今月か?」
知恵オーク「は。再来週辺りが予定日です」
オーク「おお、そうか。お前みたいに頭がキレる子だったらいいな」
知恵オーク「いえそんな…私としては親分のように勇猛果敢な子になって欲しいですよ」
オーク「……この岩を動かせば戦が始まる。死ぬなよ」
知恵オーク「………有り難きお言葉、感謝致します。ですが、私は親分の側で最後まで戦い抜く所存であります」
オーク「バカヤロウ……」 - 32 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)10:06:56 ID:0kRQB0kG7
- オーク「いけぇええーー!!突っ込めや兵隊どもおおお!!!」
兵隊「ヴォォォォォ!!!!!」
オーク「今まで散々やられた借りを返してやれやぁぁぁぁぁあ!!」
兵隊「ッッキャルゥアゴアアアアア!!!」
子分オーク「親分!!前に槍兵がズラリといやすぜ!!」
オーク「半分はここに留まって応戦!!もう半分は兵糧庫目指せや!!」
子分オーク「親分はどうすんですかい!」
オーク「俺は奴に借りを返しにいく!てめぇら死ぬんじゃねぇぞ!!」
子分オーク「親分も死んだら奥さん悲しむからダメですぜ!」
オーク「バカヤロウ!」
知恵オーク「親分!あの建物!あそこです!!」
オーク「おう!ありがとうよ!!」
君主「むむむ…敵の侵入を許すとは……」
軍師「裏から攻めてくるとは予想外でしたね」
君主「あの道を知る者は少ない」
軍師「ええ。あの騎士が裏切ったと考えるのが妥当でしょう…」
君主「…………」
バターーン!!!
オーク「いよぉー!てめぇら!!覚悟しやがれよォ!!」
- 33 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)10:29:20 ID:0kRQB0kG7
- 軍師「だまらっしゃい!!私の術中にはまっているとも知らず!!」
オーク「あぁ?ここまで迫られて術中もクソもあるかボケ」
軍師「出てこい!お前ら!!」
武将「お前を斬る奴はここにいるぞぉッッ!!」
オーク「うぉ!伏兵かよ!!おい!例のもの出せ!!」
知恵オーク「は。お前ら!これを見ろ!!」
君主「女騎士…!?」
女騎士「あ…うぅ……縄がキツい……」
軍師「酷く疲労しているようですが……」
オーク「おら、取り引きだ!今からこの女をそちらに戻す。煮るなり焼くなり好きにしろ。だが、俺らの森からさっさと出て行け!!」
軍師「あなたは馬鹿者ですか。和平交渉なら戦を起こす前にしなさい」
オーク「ここまで来たのはお前に6回負けている借りを返しにきただけだ!」
軍師「その為に仲間の命を犠牲にするのですか…?」
知恵オーク「伊達に貴方と何度も戦っていません。兵隊共は逃げますよ、早めに。そして貴方がたはいつも追撃をしてこない」
君主「……捕らえよ」
武将「うおおお!!」
オーク「くっそがぁ!俺らがなにしたって言うんだよ!!」
知恵オーク「くっ…!」
軍師「流石蛮族。二の矢も準備していないとは…」
オーク「くそったれぇぇ!!女!こっちにこい!」
女騎士(くっ…ここで死ぬのか…!) - 34 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)10:29:29 ID:0kRQB0kG7
- ブチッ
女騎士「…縄が!?」
オーク「お前だけでも逃げろやぁ!!このまま帰ったら殺されるぞ!!」
武将「させるか!!」
知恵オーク「させません!」カキィン
オーク「窓の下に兵隊が待ってる!飛び降りて逃げろ!」
女騎士「なっ…………くっ、仕方ないっ!!」バリーン
オーク「……良かったなぁ死にたくなかったようだしな…ぐあっ!!」
知恵オーク「ぐっ…代わりに私たちが捕まってしまいましたな……」
軍師「七度目、ですね」
オーク「……くそったれ。完敗だ」
軍師「武将、逃げた騎士を追いなさい」
武将「はっ!」
君主「止すのだ!」
軍師「……!?」
君主「……あやつは余が>>2で斬っておる……もう死んでいるのだ。好きにさせてやれ」 - 38 :名無しさん@おーぷん 2014/08/26(火)20:23:36 ID:ltsklpFGv
- 女騎士「うぅわぁぁぁ~~~高っ!!想像以上に高いぞここわぁ~~~!!」
兵隊ら「おまえらーーネーチャンがくるぞぉーーー」
どすーん
女騎士「」
兵隊ら「失敗だー!!手と足が変な方向に曲がってるぞー!!」
子分オーク「ちっちぇこたぁ気にすんな!指示通り担いでずらかるぞーー!!」
子分オーク(親分……無事でいてくだせぇ…!)
劉備「オークよ、そなたの主張はしかと余が聞いたぞ」
オーク「お、それじゃあ」
孔明「この地は我らの領土となりますが、貴方がたの自治を認めます。平時は今まで通りとなんら変わりありません」
オーク「あ?じゃあ何でワザワザここ制圧したんだよ」
知恵オーク「…大方、北へ乗り出すのでしょう。背後から襲われないように、ここを平定しておく必要があった」
孔明「……」
知恵オーク「同盟では不服か。強欲な文明人共」
孔明「……」
知恵オーク「肥沃なこの大地があれば北伐の兵站に余裕ができる。はっきり言ったらどうだ」
劉備「……」
孔コメント一覧
-
- 2014年08月27日 20:28
- このオーク猛獲だろ
-
- 2014年08月27日 20:47
- なんやねんこれぇ
-
- 2014年08月27日 20:58
- この豚鬼、南蛮人じゃね?
-
- 2014年08月27日 21:07
- 読解力落ちてんのかな
話が分かり難かったわ
-
- 2014年08月27日 21:13
- こんなムチャクチャでも演義の南蛮討伐のくだりより遥かに現実寄りな件
-
- 2014年08月27日 21:14
- >>2とか使いだしたので諦めた
-
- 2014年08月27日 21:15
- 結局、女騎士とオークが手を組むとどうなるの?
説明ないよね?
-
- 2014年08月27日 21:18
- 祝融こあいからしゃーない
-
- 2014年08月27日 21:26
- 続きは逆襲のブーメランかあちゃんとか?
-
- 2014年08月27日 21:32
- このオーク猛獲だな
-
- 2014年08月27日 21:35
- ※7
オークと女騎士が家で一緒に野球を見たりする話に人気が出て三国志が進まなくなる
-
- 2014年08月27日 21:58
- 相変わらず、人格破綻なピンク脳みそ女騎士とか面白くない
-
- 2014年08月27日 22:15
- >>2 ってなんやねん。
-
- 2014年08月27日 22:17
- 急に劉備出てきてワロタw
-
- 2014年08月27日 22:37
- 始まりとオチだけ決めてつっ走った感というか
伏線回収以前に伏線が機能してないというか
何と言うか、良い話風に書ききったつもりなんだろが色んな意味でとんでて残念過ぎる
-
- 2014年08月27日 22:43
- 途中で三国志演義になってワロタ
-
- 2014年08月27日 22:47
- オークと女騎士の話でなんで途中から孔明や劉備がでてくるんだよ
-
- 2014年08月27日 23:06
- 打ち合わせ無しで3人くらいで書いた感じ
-
- 2014年08月27日 23:29
- 結局姫騎士の立場がわからなかった
国葬するほどの英雄扱いってなに?
-
- 2014年08月27日 23:42
- ?
-
- 2014年08月27日 23:56
- きっと中学生あたりが書いたリレー小説なんだろな
大抵は予期せぬ方向に突っ走ってカオスになるんだよな懐かしい
-
- 2014年08月28日 00:01
- 話を投げたと思ったら減速せずに大気圏を抜けてた感じ。ここまで整合性とれてないのは初めてみた
女騎士から南蛮征伐に繋がるとは思わなんだわ
ちょっと面白かった
-
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク