モバP「俺の事務所は」
- 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/28(木) 17:23:07.48 ID:o3aocMeO0
小さな?事務所のぐだぐだな一日
本当に色々とぐだぐだ- 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:24:01.39 ID:o3aocMeO0
P(今日は少し早めに起床したので、ゆっくり朝の準備をしていた)
P(早起きは三文の得というが……久々に真面目に作った朝食は美味しくできたし、毎朝作業のように見ていたニュースものんびり見てれば案外面白かったように思う)
P(けど、あまりにゆっくりしすぎていたのだろう……いつの間にか時間は過ぎていて、結局慌てるように会社に向かうことになってしまった)
- 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:25:36.98 ID:o3aocMeO0
P(会社に行く際には近くに住んでいる馬鹿を叩き起こして連れて行くのが日課だが……今日は奴は休みだ、わざわざ起こしてやることはないだろう)
P(また、連れて行く必要がないなら車を使う必要もない、だから今日は電車を使うことにした)
P(そして、電車に乗ること約三十分、そこから徒歩で十分弱)
P(中心とは言わないけれど……都市のそれなりに近郊であるこの場所に、俺の職場がある)
P(ここでは俺が誇りに想うアイドル達が日夜頑張っていて……俺はいつもこの職場のドアを開く前に気合を入れ直している)
P(頑張るアイドル達に応えるため……さぁ、今日も彼女達と一緒に頑張ろう、と)
P(……そしてもちろん、今日もまた)
P「……」
P「……よし!」
P「おはよう、皆!」ガチャ
ちひろ「あ、おはようございます、プロデューサーさん」
杏「んー、おはよー」
雪美「……P……おはよう……」
輝子「お……おはよ……」
P「……」
- 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:26:52.90 ID:o3aocMeO0
P(いつものメンバーが迎えてくれる朝、これ程気持ち良いものはない)
P(いつものメンバー……いつもの……)
P(……いつもの、うちの事務所で暇してる組)
P「……」
雪美「……どうしたの……?」
P「ごめん、ごめんな……俺がもうすこし頑張ったら仕事も増えるのにな……」
杏「何落ち込んでるんだか……仕事増やすなんて、杏聞き捨てならないぞ」
P「お前には言ってない」
杏「お、じゃあ仕事しなくていいんだ、やったぜー」
P「つかそもそもな……お前は何でここにいるんだ、休みだろ」
杏「いいじゃん別に、雪美だってプロデューサーの椅子にいるし、輝子やあの子も机の下にいるよ?」
P「あいつらは今日レッスンがあるし……ってあの子? あの子もいるの?」
杏「うん、多分、輝子がちひろさんの机の下にいるっぽいから」
- 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:28:36.16 ID:o3aocMeO0
P「……」
P「ちょっと雪美、どいてくれ」
雪美「……ん」
P「……」
乃々「……」
P「何してんだお前は」
乃々「……も、森久保はここにはいませんよぅ」
P「お前は! ぼののは! 今日! 朝からイベント会場の方へ向かえって言ったろ!」
乃々「ひ、ひいぃ……ぼののじゃないです……」
P「おら! トレさんと蘭子が待ってるぞ! さっさと行ってこい!」
乃々「お、横暴なんですけど……私はいつだって空気のように生きてたいのに……」
- 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:30:10.15 ID:o3aocMeO0
P「動かないつもりならこれ読むからな」
乃々「……ノート?」
P「えーと……『星は言いました、貴方の望む者は……』」
乃々「……! や、やめて……やめて欲しいんですけど……!」
P「じゃあほら、さっさと行け」
乃々「……あうう」
輝子「……ぴ、P?」
P「ん、どうした?」
輝子「今、私呼んだか……?」
P「え、呼んでないぞ?」
輝子「で、でも今……星って……」
P「ああ、あれか……あれはだな…」クイックイッ
P「……ん?」
乃々「あ、あの……行きます、行きますから……説明しないで下さい……」
P「……はいはい……じゃあこれ電車代、二人にちゃんと謝っとけよ」
- 8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:32:27.03 ID:o3aocMeO0
ちひろ「乃々ちゃん……今日イベントだったんですね、ごめんなさい気づかなくて……」
P「いや、ちひろさんが謝ることでは……悪いのはあいつですよ」
P「……しかし、あいつの逃げる癖も治らないかなぁ、せっかくうちの数少ない人気アイドルなのに」
ちひろ「ふふ……そうは言いますが、乃々ちゃんは逃げても、なんだかんだイベントやレッスンに結局出なかったことはないじゃないですか」
P「……それもそうですね、いっつも最後はギリギリ間に合ったりしてるかも」
P「んー……やっぱあいつも一応本質は真面目なんでしょうか……逃げるけど」
ちひろ「逃げたとしても、プロデューサーさんが見つけさえすれば乃々ちゃんはきっと大丈夫ですよ」
P「……面倒くさいなぁ」
P「でも、正直あいつ程度なら可愛いもんです、うちにはまだまだ杏やこずえと言ったサボり魔がいますし」
杏「サボり魔とはなんだ」
P「……なんだサボり魔、不満でもあるのか」
杏「サボらせてくれないくせに……少しくらい杏をサボらせてからそういうこと言ってよ」
P「お前がちゃんと自分から仕事するようになったら考えてやるよ」
杏「本当? それなら杏、仕事頑張って……それでプロデューサーに仕事サボらせて貰って……」
杏「……ん?」
輝子(わ、私……仲間に入ってない……)
輝子(……ぼっちのこ……)
- 10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:33:59.69 ID:o3aocMeO0
ちひろ「というか、杏ちゃんは分かりますけど……こずえちゃんもサボり魔なんですか?」
杏(……否定はできないけど、ナチュラルに酷いなぁ、ちひろさん)
P「こずえはその……連絡つかないこと多いんですよね」
P「どこどこで待ってろって説明してても、ふらふらーっとどこか行ってるみたいなんで……」
ちひろ「……なるほど、自由な子ですからねぇ」
P「以前、もうこずえに家で待ってろと言ったことがあるんですが……」
P「あいつ……俺の家に来ました……」
ちひろ「……」
P「俺、あいつに家教えてない……」
ちひろ「……不思議な子ですからねぇ」
こずえ「こずえ……よんだー……?」
P「おわっ!」
ちひろ「きゃあっ!」
- 12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:35:55.04 ID:o3aocMeO0
杏「お、こずえじゃん、おはよー」
こずえ「んー……おはよー……」
P「お、お前、いつの間に……」
ちひろ(……びっくりした)
こずえ「……さっききたのー」
P「というか……お前も今日仕事ないだろう、なんで来たんだ?」
こずえ「……」
こずえ「なんでだろー……?」
P「え、ええぇ……」
こずえ「ふわぁ……ねむい……」
こずえ「あんずさん……いいー?」
杏「ん? あ、いいよ……ほら、このスペース使いなよ」
こずえ「ふかふかー……」
こずえ「……ぐぅ」
P「……」
- 13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:37:24.60 ID:o3aocMeO0
P「はぁ……」
杏「何しに来たんだろーねこずえ、寝に来たのかな」
P「お前こそ何しに来てるんだよ……」
杏「杏がちゃんと職場に来たっていうのになんだその言い草」
P「仕事ないってのにお前が事務所に来るし、それに俺より先に出勤してるし……なんだ、飴でも降るのか?」
杏「雨ぐらいならいつだって降るんじゃない?」
P「飴だって言ってんだろ」
杏「……んん?」
P「……なんでもない」
P「さ、アホな事言ってないで俺はそろそろ仕事しないと……って」
雪美「……」
P「……雪美」
雪美「なに……?」
- 14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:38:34.23 ID:o3aocMeO0
P「何でまた乗ってんだ、椅子からどいてくれ」
雪美「……」
雪美「P……朝から他の皆と遊んだから……私も……」
P「……」
雪美「……P……構って……」
P「……」ワシャワシャ
雪美「あっ……乱暴……や、優しく……」
P「おら、抱っこもしてやるぞ!」
雪美「……高い……たか……」
P「あ、どっこいしょ」ストン
雪美「あ……」
P「じゃ、仕事仕事……よいしょ」
雪美「……」
雪美「……」モゾモゾ
P「……膝に乗ろうとするな」
- 15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:39:44.34 ID:o3aocMeO0
雪美「P……冷たい……追い出された……」
杏「まぁまぁ、プロデューサーなんて基本冷血漢なんだから期待しない方がいいよ」
雪美「でも……抱っこは……」
雪美「杏、いつも……羨ましい……」
杏「杏は抱っこというか担がれてるというか……」
雪美「……杏は……嬉しくない?」
杏「嬉しい嬉しくないというか、楽だってだけだからな~」
雪美「……そう」
雪美「……」
杏「……しょうがないなぁ、今度杏がプロデューサーに雪美をことあるごとに抱っこしてあげるよう言っとくよ」
雪美「……杏」
杏「ん?」
雪美「飴……どうぞ……」
杏「おー、くるしゅーない」
こずえ「……zzZ」
- 16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:41:26.05 ID:o3aocMeO0
P「……あいつら、なんて会話してるんだ」
ちひろ「あはは、愛されてていいじゃないですか」
P「愛されてる……都合良く使われてる感もありますけど」
ちひろ「でも、抱っこですよ? 年頃の女の子に抱っこせがまれるって……」
P「……んー、雪美は年頃と言うよりはまだまだお子様ですし」
P「構って欲しいんでしょう……はは、そういう意味じゃ確かに悪い気はしませんね」
ちひろ「……はぁ」
ちひろ(……)
ちひろ(でも実際どうなんだろ……?)
ちひろ(雪美ちゃんは確かにまだまだ子供だけど……その、なんというか、あの重さは……)
P「……あれ? そういえばこのイベントの詳細書類ってどこにありますか?」
ちひろ「……まぁ、どちらにせよ頑張ってくださいね」
P「……?」
- 17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:42:24.26 ID:o3aocMeO0
ちひろ「なんでもないです、ええと……どの書類が必要なんですか?」
P「これです」
ちひろ「ああ、それなら留美さんの机に」
P「留美さんの……失礼していいですかね」
ちひろ「大丈夫だと思いますよ?」
P「それでは……ええと……」ゴソゴソ
ちひろ「……ありました?」
P「……」
ちひろ「……プロデューサーさん?」
P「えっ、いや……ありました! 俺は何も見てません!」
ちひろ「……はい?」
P「あっ、違……何も見てません!」
ちひろ「プ、プロデューサーさん、落ち着いて……」
- 20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/28(木) 17:43:56.00 ID:o3aocMeO0
P「……す、すみません……取り乱しました」コメント一覧
-
- 2014年08月28日 21:13
- うわぁ…ロリコンかよ(芳乃の股下に顔を潜らせながら)
-
- 2014年08月28日 21:26
- まじ何なのこれ
素晴らしいんですけど
-
- 2014年08月28日 21:30
- ほのぼのした
でも個人的には何かが足りない気分…
-
- 2014年08月28日 21:30
- ※1(無言の焼却)
-
- 2014年08月28日 21:36
- ほーら輝子大きな松茸を見つけたぞー(カチャカチャボロン)
-
- 2014年08月28日 21:42
- 割と好き
-
- 2014年08月28日 21:47
- たまらん
良い雰囲気だなぁ〜
癒された
-
- 2014年08月28日 21:48
- ※5 その小さなエノキダケ早くしまえよ。
-
- 2014年08月28日 21:49
- 俺はみりあちゃんの夏休みの宿題を手伝っているからお前らは他の子をよろしくな
-
- 2014年08月28日 22:01
- ※9
(無言のぐさぁーっ!)
-
- 2014年08月28日 22:07
- ※9
さらに焼く!
-
- 2014年08月28日 22:11
- もりくぼいぢめ良くないと思うんですけど…
-
- 2014年08月28日 22:32
- ロリコンなら舞ちゃんとかやってみろや
光はロリ巨乳だからセーフ
-
- 2014年08月28日 22:36
- 来いよサナエ!手錠なんか捨ててかかってこい!
-
- 2014年08月28日 23:05
- 杏CHANGの宿題をモバPが見るなら、きらりの宿題は俺が…見なくても、きらりの場合は普通にコツコツやってて八月の初め頃には終わらせてそうだな。
-
- 2014年08月28日 23:05
- この事務所にはたまちゃんが必要だな
-
- 2014年08月28日 23:11
- 結局、留美さんの机には何があったのだろうか??
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- 2014年08月28日 23:41
- ※1
おまえ神罰下るぞw
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- 2014年08月28日 23:42
- ※17
わくわくさんとPの名前が記入済みの婚姻届とかじゃね?
-
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