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飼い犬に唸られたり噛まれたりする飼い主の日常を捉えたビデオがあったのでご紹介。
マズルを掴んで嫌がらせをして面白半分に犬を怒らせたり、意味不明な指示を出して噛まれる飼い主の様子を見ることができます。
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飼い主の指示は通るけど怒って怖い顔をする主な原因としては、「飼い主が指示を出すと同時に、犬が嫌がることをした」可能性があります。無理やり手を持った、しつこく続けた、叱りながら教えた、などなど色々考えられ、犬と飼い主の間には信頼ではなく敵対の上下関係が存在します。これではいつ下剋上が起こるやも知れませんので、この関係性は好ましくありません。
その典型がこちらです。指示は通りますが結果として飼い主を噛んでいます。
流れとしては
1・飼い主が犬にしつこく指示を出す
2・犬が怒って飼い主を噛む
3・飼い主が笑う
4・飼い主が犬を叱って叩く
5・飼い主が怒りながらまた指示を出す
6・犬が指示通り行動したのに飼い主は褒めるどころか再び叱る
7・犬がいじけたのを見て褒める
これでは順序がめちゃくちゃで犬にとっても意味不明な上、飼い主の言うことを聞くメリットなどひとつもありません。
犬と飼い主との信頼関係が完全に出来上がっているのであれば1の段階も「楽しいコミュニケーション」なのですが、この飼い主さんのやり方は犬にとっては単なる嫌がらせでしかありません。
病気や認知症のケースを除き、人を噛むペットの犬など言語道断ですが、この動画を見ての通り、その原因を作っているのは飼い主であるということが良くわかると思います。
似たケースとしてはこちら。
変な姿勢で抱き抱えられ、まるでぬいぐるみを扱うかの如く振り回されて怒っています。しかも飼い主の女性は過去の話を持ち出して犬を叱っています。犬には何で叱られているのか理解できませんから、「この人は嫌なことをして怒る人」という認識をして敵意を抱きます。これではいけません。
犬は私たち人間と同じく意思を持った生き物で、所有者の思い通りに弄り回せるオモチャのロボットやぬいぐるみではないのですから。
これは論外。わざと怒らせて遊んでいます。嫌われて当然。いつか大怪我を負わされる可能性が高いです。
「ウチの犬はバカ犬だ。」、「飼い主を噛む凶暴な犬だ。」という飼い主さんは多いですが、その原因は全て飼い主さんにあるのです。犬は飼い主の日常を映す鑑であり、ペットの犬の姿や仕草を見れば飼い主の普段の接し方が見えくるんですよ。
最後に、愛情を注がれキチンとした接し方をされている犬たちはこんなに良い表情となります。
さらに、芸はせずとも家族との良い関係が築けていれば、頑固な性格と言われている柴犬であっても、自分より弱い存在である赤ちゃんにこんなことをされても平気なんです
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