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リコーイメージング、光るデジタル一眼レフK-S1を発表。多数のLED点灯でカメラの状態を表示 - Engadget Japanese

リコーイメージングは、操作部が発光するデジタル一眼レフカメラ『K-S1』を発表しました。

電源レバーやモードダイヤルをはじめ、操作部材が発光する『ボディライトインターフェース』を採用。静止画時と動画撮影時には電源レバーのLEDが異なるカラーで点灯するほか、顔検出機能で検出した顔の数をグリップ部分のLEDで示すなど、見た目でカメラが今どのような動作をしているかがわかるようになっています。

撮像センサーはAPS-Cサイズで有効約2012万画素のCMOS。リコーイメージング製デジタル一眼レフカメラのラインナップに新たに追加された新ラインに位置付けられます。カラーはブラック、ブルー、ホワイトの3色展開で、さらにオーダーカラーとして9色のボディカラーを用意します。

K-S1

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9 枚





見た目で攻めて、中身は堅実というペンタックスらしい機種といえます。光ることで今どのような動作をしているのかがひと目で分かるユニークさも売りですが、高感度への対応など、カメラとしての性能にも抜かりがありません。

画像処理エンジンは新開発の『PRIME MII』。K-S1では有効約2012万画素の撮像センサーと併せて搭載することで、ISO51200の高感度撮影に対応したほか、階調の再現性やノイズ耐性、質感描写の向上を図っています。前身にあたる『PRIME M』は現行機種のK-50などに搭載しています。

上位機種のK-3(2013年11月発売)と同様に、ガラスペンタプリズムを採用します。機能面では、センサーシフト式手ブレ補正機構『SR』や『ローパスセレクター』機能、30pのフルHD動画記録などを装備。

このうちローパスセレクター機能について。K-S1ではK-3同様に光学ローパスフィルターが非搭載のため、イメージセンサーを微小駆動させることで、必要に応じてローパスフィルターの機能を再現できます。

ちなみに、デジタルカメラのローパスフィルターは、縞や格子状の細かい模様などを撮影した際に生じるモアレや偽色を低減するための光学部品。センサーに入射してくる像をぼかすことでモアレや偽色を低減しますが、結果として画像の解像感が損なわれます。近年ではローパスフィルター非搭載(もしくは無効化した)カメラが増えてきていますが、そのような機種では画像処理によりモアレや偽色への対策を行っています。


光学ファインダーは視野率約100%で倍率が約0.95倍。シャッター速度は最高1/6000秒。AFセンサーは11点測距で、うち9点がクロスセンサーの『SAFOX IXi+』。液晶モニターは約92.1万ドットの3型。外形寸法は約120×92.5×69.5mm。重量は約558g。

発売は9月19日。ボディ単体とレンズキットを用意しており、直販価格はボディ単体が税込8万000円、DA L18-55mmF3.5-5.6ALのキットが8万6000円、望遠ズームレンズのDA L 55-300mmF4-5.8 EDを加えたダブルズームキットが10万7600円。
リコーイメージング、光るデジタル一眼レフK-S1を発表。多数のLED点灯でカメラの状態を表示

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