ギャンブルを止めることができない「ギャンブル依存」の疑いがある人が、500万人
以上いると発表されました。
画像:【パチンコ】
https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/8473758322/
31日、厚生労働省の研究班の調査で初めて明らかになったもの。
同研究班は実態解明のために、昨年から無作為に選んだ全国の男女4153人(20才以上)を対象に聞き
取り調査を行っていました。
https://www.flickr.com/photos/monkist/2791468751/
その結果、ギャンブルをしたい気持ちを抑えられなかったり、しないとイライラしたりするなど「ギャンブル依
存」が疑われる人数は20才以上の大人5%にあたる推計536万人と判明。
内訳は男性が全体の9%にあたる438万人、女性が全体の2%にあたる98万人となっています。
画像:【競馬】
https://www.flickr.com/photos/monkist/2791468751/
欧米などの先進国でも「ギャンブル依存」が疑われるのは約2%となっており、研究班は
「日本ではパチンコ店や競馬場などが身近に多いことが背景にあるのではないか。
依存が悪化すれば生活の破綻や健康を損なうおそれもあり、依存状態に陥る前に家族や周囲が目を配る必要がある」
と指摘しています。
大人の5%に「ギャンブル依存」の疑いというのは、深刻ですね。
特に社会人の多い男性が9%というのもひどい状況です。
政府・与党はカジノを合法化する法案の成立に向けて、議論を交わしていますが、大丈夫なのでしょうか・・