タレントのデヴィ夫人(74才)さんが、「盲導犬制度」廃止を訴えています。

画像:【デヴィ夫人(公式ブログより)】
デヴィ夫人(公式ブログより)
http://ameblo.jp/dewisukarno/

1日の夜、デヴィ夫人はブログ上で次のようにコメント。

許せない 心ない人間の仕業

皆さま ごきげんよう

埼玉県で 7月 全盲の男性(パートナー)が連れていた盲導犬「オスカー」が 電車内か駅周辺で 何者かに刺され 怪我をしていたという事件がありました。

画像:【盲導犬のオスカー】
盲導犬のオスカー
http://news.nicovideo.jp/watch/np1086566

訓練された盲導犬は パートナーに危険を伝える時以外吠えてはいけないため、 刺されても 鳴き声もあげず、パートナーを しっかりと 職場まで 連れて行ったのでした。

職場到着後、 同僚が「オスカー」の怪我に気付き、先端が鋭くとがったもので腰の辺りを2、3ヶ所 刺されていたのです。

後日、 フォークのようなものが 凶器と判明、深さは 2㎝にも 達していたのです。

それも 意図的に 着ていたシャツをめくり上げて刺したようです。 (シャツは 無傷でした。)

「オスカー」の 痛々しい傷の 写真です。

盲導犬オスカーの傷跡

現在 「オスカー」は手当てを受け、回復、元気にユーザーの方と暮らしているそうですが こういう 心無い人間を 許せません。

男性(パートナー)は、 被害届を提出、 警察が 防犯カメラの解析や 聞き込みなどの 捜査を始めました。

盲導犬といえども 動物を傷つけることは 犯罪です。

現在は ただ 「器物損壊」という容疑ですが、 これはあまりにも悲しく、 法を改正して 〝動物虐待〟に 一刻も早く 歯止めをかけていただきたいと思います。

悪質な事件は これが初めてではないのです。

最近10年間でも 顔を蹴られたり、 歩行中にしっぽを引っ張られたりすることが 起きているのです。

10数年前に 盲導犬に たばこの火を 押し付けた 映画が公開されると 香川県などで数件マネしたような被害が出たのです。

福岡県の地下鉄内では 盲導犬の顔にペンで落書きされたこともあったのです。

他にも 唾を引っかけられたり、 ガムを貼りつけられたりするいたずら被害もあったり、 電車の中では 「邪魔だ」と言われることも あるのだそうです。

目の不自由な方にとって 盲導犬は 身体の一部とも言える働きをしているのです。
ペットとは 全く 違うのです。

生れて2ヶ月から1歳までの10ヶ月間、 〝パピー・ウォーカー〟というボランティアの家庭で 普通の犬として 育てられそして 1歳を過ぎると 訓練センターで 訓練が始まるのです。

その期間は 約1年弱です。

そして 3回の試験に合格したら パートナーとなるユーザーと マッチング、 共同訓練が始まるのです。

4週間の訓練後、 いよいよ実戦の生活に入ります。

そこから 10歳前後になるまで 一人のユーザーの元で働き、引退となるのです。

3歳位から 6年間盲導犬として 働くのです。

引退した盲導犬は 引退犬飼育ボランティアの家で家族の一員として 新しい生活を楽しみ、第二の人生を歩んだり、 「盲導犬の里 富士ハーネス」で仲間たちと のんびり過ごすとされています。

(噂によれば 年老いた盲導犬を貰ってくれる里親はなかなか見つからず、 用のなくなった犬とばかりの動物管理センターに預けられ、〝ドリーム・ボックス〟とは名ばかりのガス室に 送り込まれることも あるとか ・・・・・ )

私は そんな盲導犬制度に対して 強く 反対の気持ちを 持っております。

彼らは 本来の犬の ネイチャー通り 自由に飛び跳ねることも出来ず、はしゃぎ遊ぶことも 出来ず、 吠えることも出来ず、 ただ黙々と目の不自由な方に 仕えるのみ ・・・ それは 一種の〝虐待〟と思っています。 可哀相過ぎます。

盲導犬にされた犬は何と 不幸な 星の下に 生れたことか ・・・ 。

目の不自由な方は どうやって エサや 水をあげオシッコなどの 始末などを してあげることが 出来るのでしょうか?
犬が大好きで 愛情深い人に預けられれば良いのですがそうでない人に ぶつかると 犬は可哀相です。

犬を虐待死させる ユーザーもあると 聞いています。

まだ 災害救助犬や 麻薬発見犬の方が ラッキーです。

2012年8月13日の 私の 〝第5回 メルマガ〟に書いた「アトム号」の 悲しい 悲しい物語を 読んで下さい。

目の不自由な方からすれば 「盲導犬」は 有難い存在かもしれませんが、 白いステッキを 音が鳴るように改造するとかして 「盲導犬」を 必要としないで済むように出来ないものでしょうか

皆さま どう思われますか?


(引用元:http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11916950176.html)

デヴィ夫人の提言にネットなどでは、”賛否両論”となっています。

例を挙げると・・

  • 道具というより、パートナーとか共生してるという見方してる
  • まぁ盲導犬も大変だからなぁ・・犬自身は幸せなのだろうか
  • 野犬に戻せってか?
  • デヴィ夫人は金持ってるんだろうから盲人のための道具作ってくれよ
  • 盲導犬ロボットみたいなのができたらいいね
  • いずれは盲導犬の育成も必要なくなるんじゃないか?
  • 散歩にも連れて行かずに鎖につながれっ放しの犬よりはいいと思う
  • 盲導犬の問題を扱うのもいいが、ずさんなペットショップもどうにかして欲しい
  • ペットも人間の都合だからね・・
  • 夫人の気持ちはわかるがまだ解決策がない

などがあるようです。

なお現在、警察は「器物損壊」の容疑でオスカーへ危害を加えた犯人探しをしていますが、事件のあった

JR東川口駅の隣駅で、別の盲導犬の後をつける20才前後の男の不審者が目撃されており、関連がない

か捜査が続けられています。

たしかにデヴィ夫人の意見も動物愛護の観点から見れば、一理ありますが、人間社会において、どれが正

解なのか答えを出すのは難しいところですね・・