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YouTube がクリエーター支援機能「視聴者ファンディング」開始、動画ページから直接支払い - Engadget Japanese

YouTube が新機能「視聴者ファンディング」(Fan Funding) のベータテストを日本、米国、メキシコ、オーストラリアで開始しました。

今年5月に予告されていた「視聴者ファンディング」は、視聴者が動画の投稿者(YouTube チャンネル)へ「自由意志で」お金を払って支援できる機能。

一般的なクラウドファンディングでは特定の目的のための資金を求めるとともに、達成時の見返りを提示することが良くあります。しかしYouTubeの視聴者ファンディングは動画の内容を問わず、支援理由も視聴者の判断に委ねているため、いわゆる「おひねり」や「投げ銭」に近いものと言えます。



視聴者ファンディングを有効にしているチャンネルの動画には、画面の左上にアイコンが表示されます。そこへポインタを乗せると「(チャンネル名)を支援する」と表示され、クリックすると100円、500円、任意の3種類から金額を決めるウィンドウが表れます。金額は受取人だけが確認でき、払い戻しはされません。



また支援すると同時に応援メッセージを入力できます。メッセージは一般公開され、横には支援したことを知らせる特別なバッジが付きます。これも金額は公開されません。

なお決済には視聴者とYouTube チャンネルともにGoogle ウォレットを使用するため、事前に登録が必要です。

また支援額すべてがチャンネルに渡るわけではなく、所定の手数料を引いた額が支払われます。

国ごとの手数料は:
  • 日本: 22円 + 5%
  • 米国: 0.21 米ドル + 5%
  • メキシコ: 2.70 メキシコペソ + 5%
  • ​オーストラリア: 0.23 豪ドル + 5%
例として10 USドルの場合、0.21 + (5% x 10) = 0.71 USドルが手数料として引かれます。100円の場合は 22 + (5% x 100) = 27円。

なおチャンネル側が支援を受けるには、いくつかの条件を満たした上で、事前にチャンネル設定内の視聴者ファンディング機能を有効にする必要があります。

条件は:
  • アカウントが良好な状態であること
  • YouTube パートナーシップの一般的な条件を満たしていること
  • 電話でアカウントの確認が済んでいること
  • 特定のネットワーク内でお使いの場合は、そのネットワークで視聴者ファンディングが有効にされていること
  • お使いの YouTube アカウントに承認済みのAdSense アカウントが関連付けられていること
  • 次のいずれかの国に居住していること:日本、米国、メキシコ、オーストラリア

ほか詳細な利用条件などは、記事末尾の参考リンク先YouTube ヘルプページへ。

YouTube 視聴者ファンディングは、PC 用ブラウザまたはバージョン5.7以降のAndroid 用YouTube アプリで利用できます。
YouTube がクリエーター支援機能「視聴者ファンディング」開始、動画ページから直接支払い

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