QNAPから4コアCeleronを搭載したNASが登場。3.5インチベイタイプの「Turbo NAS TS-x53 Pro」シリーズと2.5インチベイタイプの「SS-x53 Pro」シリーズが発売された。

ラインアップは、「Turbo NAS TS-x53 Pro」シリーズが2/4/6/8ベイモデル、「SS-x53 Pro」シリーズが4/8ベイモデルの計6製品。

CPUに最新22nmプロセスとする4コアCeleron（クロック通常2.0GHz、最大2.41GHz）を搭載した、中小企業向けのハイエンドNAS。最大4ポートのギガビットLAN（ベイ数の少ない一部モデルのみ2ポート構成）を搭載し、ポートトランキングモード時で最大400MB/secの読み書き性能を実現した。

また、仮想化機能「QNAP Virtualization Station」に対応しており、WindowsまたはUnix/Linuxをインストールした仮想マシンを複数管理することができる。さらに仮想マシンごとにネットワークインターフェイスを割り当てたりすることも可能だ。

このほか、QNAP独自の変換技術とハードウェアアクセラレーションにより、フルHD動画をオンザフライまたはオフラインで変換できるという。

共通仕様は、フラッシュメモリー容量が512MB（DOM）、対応メモリーがDDR3L-1333（標準2GB、最大8GB）、内蔵ストレージインターフェイスがSATA 6Gbps。そのほかの外部I/Oは、HDMI、USB 3.0など。

ちなみに、今回入荷したオリオスペックでは、独自に搭載メモリー容量を8GBに増設している。