救えなかった・・・
このスレを友に捧ぐ

一時間目は国語の試験でした
私は現代文が一番得意でして、結構早めに解けたんですよ

ありがとうございます
では続けます
次に古典というところで時間が気になりまして
壁にかかってある時計を見たんです

>>11
違いますよ
ちょっと似たようなことかもしれませんが

その時計というのが私の席の反対側の壁にかかってあるものでして

首を左に向けて時計を確認したんです
すると隣の人の解答用紙が目に入ってしまいました
この人をいつもぼんやりとしているのでボーちゃんとします
このボーちゃんとは全然話をしたことがありませんでした

私は首をかしげました
解答用紙が黄色なんです
確か国語の解答用紙は赤色のはず・・・
自分の国語の解答用紙は赤色ですし
机に入っている黄色の解答用紙は英語でした
ボーちゃんは一生懸命に英語の解答用紙でマークをしていたんです

これには困りました
いくら話をしてことがないといえクラスメート
知らんぷりなんてできません
かといって「先生！隣のボーちゃんが解答用紙間違えてます」
なんて言おうものなら
「あんたカンニングしようとしたの！？」と疑いをかけられる恐れが・・・

私は必死に足りない頭を回転させてボーちゃん救出作戦を立てました

>>18
はいそうです

自分の身に危険が及ばす、なおかつ監督役の先生に気づいてもらえる方法・・・

すると私の目の前にあるものが輝いて見えました
買ったばかりの消しゴム
MONOです

「このMONOをボーちゃんの席の前に投げて先生に取りに来てもらう
そうしたらボーちゃんの解答用紙が黄色だと気づくはずだ」

私はMONOに友人としての想いを込め、ハンドボールの記録１２メートルの
腕を駆使しMONOを投げました