(┘°Д°)┘ オオオオオオオ!!
ものすんごいヤバイ感じがする
身体を動かさずに "イメージするだけ" で、8,000km 離れたインドとフランスの脳と脳が「hola (やぁ)」「chao (こんちわ)」と直接言葉を交わすブレイン・マシン・インタフェース (BMI: Brain-machine Interface) 実験に成功したと、伊・バルセロナのStarlab が発表
チームを率いる ジュリオ・ルフィニ (Giulio Ruffini) によると、
まず、インドに居る送信者が "手" または "足" を動かすイメージを脳内で行い (実際には動かさない) その言葉を2進法に変換。そのときに起こる脳の電流をEEG で記録した
インターネットを介しフランスに居る3人の受信者へ送信されたデータは、自動的にTMS (経頭蓋磁気刺激) によって体を傷つけず (非侵襲的) に各自の脳の視覚野を刺激。目隠しをされた受信者がその信号が "閃光" として感ることによって、送信者の言葉を解読するという仕組み
モールス信号のように、まだシンプルな伝達方法ではあるけれど、2013年にワシントン大学が遠隔地の受信者の "運動野" をコントロールする実験に成功したことに引き続き、「言語を伝えた」という結果は大きい
今後、ハイテク・ヘルメットに適応し、音声に依らず兵士に見えざる敵の存在を伝えるなどの軍事的な利用が想定されているそうだけど、自然災害の時に、みんなに逃げるべき方向を教えてくれたりとか、そういう平和利用もドンドン進んで欲しいな
PLOS ONE: Conscious Brain-to-Brain Communication in Humans Using Non-Invasive Technologies