なんと、ベスト30のうち、フジテレビの『HERO』以外のすべてがNHKと日本テレビに占められていたのです。
TBSとテレビ朝日は一つもランクインなし。
昨年度、年間視聴率で2冠を達成したテレビ朝日ですが、今年度はかなり苦戦しているようですね。→ Geinou Ranking
24時間テレビ36
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話題となっているのは、8月最終週・8/25〜8/31の週間視聴率ランキングです。
8/25放送の『HERO』第7話の視聴率は19.0%で第7位にランクイン、それ以外のベスト30の番組は全て日本テレビとNHKの番組となっています。
この週は日本テレビが24時間テレビを放送しており、ベスト30のうち8つを24時間テレビが占めています。
つまり、他局のレギュラー放送が軒並み24時間テレビにやられてしまった結果、なのでしょうね。
例えばその前の週、8/18〜8/24で20位に14.6%でTBSの『サンデーモーニング』(日曜朝8:00〜9:54)が入っていますが、問題の週のランキングでは、同時間帯に放送された24時間テレビPart5(31日6:57〜11:17)が17.7%で10位に入っています。
また、18日週では30位の番組の視聴率は13.3%ですが、25日週は14.1%と1%ほど視聴率が高くなっています。
テレ朝は『報道ステーション』が13%台でいくつかランクインしてますので、24時間テレビで視聴率が底上げされた結果、30位以下に追いやられてしまっている可能性もありそうです。
では、この週のランキングを引用してみます。
8/25〜8/31の週間視聴率ランキング
(1)24時間テレビPART10(31日19:00〜20:54)日テレ 31.5%
(2)24時間テレビPART9(31日17:23〜19:00)日テレ 27.5%
(3)行列のできる法律相談所(31日21:00〜21:54)日テレ 24.5%
(4)連続テレビ小説・花子とアン(26日)NHK 24.1%
(5)24時間テレビドラマSPはなちゃんのみそ汁(30日21:14〜23:26)日テレ 22.3%
(6)24時間テレビPART1(30日18:30〜21:14)日テレ 20.3%
(7)HERO(25日21:00〜21:54)フジ 19.0%
(8)NHKニュース7(28日19:00〜19:30)NHK 18.9%
(8)24時間テレビPART8(31日16:59〜17:23)日テレ 18.9%
(10)24時間テレビPART5(31日6:57〜11:17)日テレ 17.7%
(11)おしゃれイズム(31日22:00〜22:30)日テレ 17.4%
(12)24時間テレビPART7(31日12:27〜16:54)日テレ 16.7%
(13)NHKニュースおはよう日本・首都圏(26日7:45〜8:00)NHK 16.6%
(13)NHKニュースおはよう日本・首都圏(27日7:45〜8:00)NHK 16.6%
(15)NHKニュース7(25日19:00〜19:30)NHK 16.3%
(16)24時間テレビPART6(31日11:27〜12:27)日テレ 16.0%
(17)あさイチ(29日8:15〜9:54)NHK 15.8%
(18)NHKニュース7(27日19:00〜19:30)NHK 15.7%
(19)NHKニュースおはよう日本・首都圏(25日7:45〜8:00)NHK 15.5%
(20)NHKニュース7(26日19:00〜19:30)NHK 15.3%
(21)人生が変わる1分間の深イイ話×月曜から夜ふかし合体SP 日テレ 15.2%
(22)NHKニュースおはよう日本・首都圏(29日7:45〜8:00)NHK 14.7%
(23)あさイチ(26日8:15〜9:54)NHK 14.6%
(23)首都圏ニュース845(28日8:45〜9:00)NHK 14.6%
(23)NHKニュース7(29日19:00〜19:30)NHK 14.6%
(26)首都圏ニュース845(29日8:45〜9:00)NHK 14.3%
(26)24時間テレビPART2(30日23:26〜25:45)日テレ 14.3%
(26)軍師官兵衛(31日20:0〜20:45)NHK 14.3%
(29)NHKニュース7(31日19:00〜19:30)NHK 14.2%
(30)NHKニュースおはよう日本・首都圏(28日7:45〜8:00)NHK 14.1%
(30)有吉反省会(31日22:30〜22:56分)日テレ 14.1%
(データ引用 MSN産経ニュース)
NHKニュース、やたらと強いですね。
そして、日テレは24時間テレビ終了後、続けての高視聴率が目立ちます。
この週は24時間テレビがあったために顕著ですが、この前の週のランキングもNHKと日テレが強いのは変わりません。
ところどころテレ朝の報道ステーションが入り、後は各局の特番がランクインしている感じです。
※視聴率では大勝利の24時間テレビですが…
松本人志に暴露された24時間テレビ高額ギャラ問題の日テレのウソ
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
(以下引用)
ちなみに日テレは、8月に9カ月連続となる月間視聴率3冠も達成し、ほかの民放各局に圧倒的大差をつけている。
「フジは『HERO』だけで、昼の『バイキング』などが足を引っ張っている。
昨年の年間視聴率2冠のテレビ朝日は得意の刑事ドラマ連発が飽きられ、夜のバラエティーも不調で失速。
TBSにいたっては話題にも上がらないほど存在感がない」(テレビ誌記者)
(以上引用 週刊現代)
テレ朝は、その変わらないスタイルが評価されての2冠だったはずなんですが、変わらないスタイルというのは飽きられるのもあっという間なのでしょうか。
それとも、支持されたことで守りの姿勢に入りすぎたことが原因なのかもしれません。
ドラマを見ていても、ここのところとにかく続編ばかりでしたもんね。
※昨年の今頃はCM料金が高騰したことも話題となっていました。
→ テレビ朝日のCM料金が判明!『報道ステーション』30秒700万円、『相棒』は800万円
TBSは…浮上の目、なかなか出ませんね。
『半沢直樹』の続編が放送できていればまた違ったのでしょうけど…。
※続編は白紙になったとの噂です。
→ 続編が白紙に!『半沢直樹』『リーガルハイ』フジvsTBSの堺雅人獲得バトルは双方敗北
こんな状況を打破すべく、各局では真剣な話し合いが重ねられているそうです。
(以下引用)
「だが各局とも新企画が出ない。
フジは不良債権『バイキング』をどう終わらせるかで頭を抱え、テレ朝は10月に始まる最強ドラマ『ドクターX』第3弾頼み。
TBSは、何も打つ手がない」(制作会社社員)
(以上引用 週刊現代)
この8月に9カ月連続で月間視聴率3冠を達成しているという日テレが、今年は年間でも3冠を達成する可能性が高そうですね。
具体的な数字がどれくらいか見てみたかったんですが、今あまり年間視聴率に関する記事はネットに流れないみたいですね。
かろうじて、今年4月に日テレが5カ月連続で月間視聴率3冠を達成した際の記事がありました。
4月の日テレの視聴率は、ゴールデン帯が12.1%、プライム帯も12.1% 、全日帯は8.1%だったそうです。
そしてこちらは、昨年4月から今年3月までの年度視聴率と、昨年9月から今年3月までの昨年度下半期の視聴率を局別にグラフにしたものが掲載されています。
→ テレ東健闘、NHK苦戦…主要テレビ局の直近視聴率をグラフ化してみる(2014年3月期下半期・通期)
注目すべきは、そのあとに載っている、前年度との対比グラフ。
テレ朝、NHKが大きく落ち込み、代わりに日テレが少しとテレビ東京が躍進している様子が伺えます。
ちなみに、こちらがテレ朝が大きく躍進していた前年度のグラフです。
→ 主要テレビ局の直近視聴率をグラフ化してみる(2013年3月期下半期・通期版)
比べてみると、日テレが躍進したというよりはテレ朝が衰退して相対的に日テレが上がってきた、という感じですよね。
日テレの視聴率自体は、2つともほぼ同じ数字ですから。
テレ朝は、社長が交代して体制が変わるという噂も。
→ 古舘伊知郎が報道ステーションから消える!?テレビ朝日社長交代でリニューアルの可能性が浮上!
新社長の施策の結果が出るのはもう少し先になるのかもしれませんが、テレ朝が再びトップを取れる日は来るのでしょうか。
今後の視聴率争いも楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。